旺文社と提携、AIを活用したオンライン試験監督システム「Check Point Z(仮)」の大学向け販売に関してのお知らせ
教育サービス事業を展開する株式会社EduLab(エデュラボ、東京都渋谷区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下「EduLab」)は、株式会社旺文社((本社:東京都新宿区、代表取締役社長:生駒 大壱、以下「旺文社」)とEduLabが提供するAIを活用したオンライン試験監督システム「Check Point Z」に関して提携し、大学向けのサービス展開を開始することをお知らせします。
- 提携の背景
また、入学試験においても、一堂に集合し、受験することによるウイルス感染リスクを避けるため、万が一の事態にも受験が可能となるよう、在宅受験の検討が必要とされております。またそもそも地方から試験会場(大学キャンパス)へ長距離移動を伴う受験生にとっては、移動にかかる経済的・時間的な負担がかかり、その地域格差は長年の課題となっておりました。こうした背景から、密にならず長距離移動を伴わない在宅や近隣会場での受験など、新たな入試環境の構築、提供が早急に求められておりますが、この際も、「本人確認、不正行為の防止」が課題になっています。
- 提携の概要
先月6月26日に発表させていただいた通りこのシステムは、すでに公益財団法人 日本英語検定協会と共同で、在宅で「英検」CBT版が受験可能となる新CBTサービスとして、今年度中の開始を目指し、開発にも着手しているものです。
今回、この「Check Point Z」を大学様向けに提供するにあたり、大学との長年にわたる信頼とネットワークを有する旺文社と連携することで、よりたくさんの大学に最適な形でサービスを展開してまいります。
- 想定活用例
① 場所を問わずとも試験での活用が可能
厳密な本人確認や、不正行為のチェックが可能になるため、人が集合せず、また、集合するために移動することなく、試験実施が可能になります。
もしも試験実施時期にコロナウイルス感染症拡大等何らかの事情で外出が難しい状況になっても、「確実な試験の実施」を担保するため、万が一の状況の備えとして本システムを導入いただき、実際に活用しなかった場合利用料金は請求しないような、特別プランのご準備もしております。
また、地方試験会場の活用にもご利用いただけます。本システムの活用により、地方会場に派遣しなければならないスタッフや試験監督を減らすことができます。
他にも、EduLabが運営するテストセンター会場(※)をご利用いただくことも可能です。
② あらゆる形式の入試スタイルでも活用が可能
いかなる入試方式であっても、例えば、小論文や学力試験などの筆記型、コンピュータベースの試験、面接型の試験であっても活用が可能です。
③ 在学生向けの定期試験でも活用が可能
学期末の試験等においても、厳密な本人確認や不正行為のチェックが可能になり、セキュアな試験実施が可能になります。
(※)EduLabが運営するテストセンター会場とは
・全国293か所に展開している試験会場です
・PC環境を完備しており、CBT受験が可能です
・公益財団法人 日本英語検定協会の「英検2020 1 day S-CBT®」ですでに活用実績のある試験会場です
- 今後の計画
本サービスは、どんなテスト、試験にも対応が可能なものです。受験者の挙動、本人確認のチェックポイントをメニュー化することで、試験の目的や内容に応じて適切な内容、料金のサービスをご提供していく予定です。
例えば、入学試験への導入をするにあたっても、一部の入試スタイルに絞った導入から段階的に広げていくことが考えられます。一部の入試スタイルとは、一部の学部に絞ることや、学校推薦型選抜(旧:推薦入試)、総合型選抜(旧:AO入試)、共通テスト利用型、二次試験、後期試験から、など様々な選択肢が考えられます。
このようにあらゆるニーズに柔軟に答えられるようサービス開発、展開につとめ、大学の試験、授業運営に対して幅広い新たな価値提供に貢献してまいります。
- 株式会社EduLabについて
- 株式会社旺文社について
社名 : 株式会社 旺文社
代表者 : 代表取締役社長 生駒大壱
設立 : 1931年10月1日
本社 : 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
URL : https://www.obunsha.co.jp/
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