10年の軌跡、世界最高峰のプロジェクションマッピング“優勝者エキシビション”大盛況のうちに終了、開催レポート
~ ハリー杉山さん「気がついたら作品の中に勝手に入っていた」と没入感の高さを語る ~
この優勝者エキシビションは世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会『1minute Projection Mapping Competition』(以下、国際大会)の創設からの第10回大会までの歴代グランプリ受賞者10組による二度と無い映像アートスペクタクルで、TOKYO LIGHTS 2023 Nov.BLUEのメインコンテンツとして開催されました。
優勝者エキシビション観覧エリアが完売となるなど、開催前から注目度も高かったこのイベントは、11月9日(木)に開催されたプレス向けの上映会でMCを務めたハリー杉山さんも、各作品の迫力を受け「プロジェクションマッピングのアベンジャーズ的存在が集まっている状態ですね!」とコメント。
「気がついたら自分が作品の中に勝手に入っていて、ただただ言葉を失うぐらい、もうこの衝撃の波に襲われて、気持ちよく一人一人のメッセージを感じさせていただきました。」と感想を述べられました。
また、長年この国際大会を取材頂いているメディアの方も「ここに世界クオリティの作品が並ぶ機会になったことは、この大会がこの11年間で大きく成長してきたことの表れと言えるだろう。日本国内でこの国際レベルの作品達が見られるのは本当に貴重です。」とメッセージを寄せてくださいました。
▼ 1minute Projection Mapping Competition「優勝者エキシビション」エリア レポート
本番初日は冷たい雨が降る中の観覧となりましたが、プロジェクションマッピングに加え、本企画初となるレーザー、ムービングライトを加えた演出がより幻想的に見えるといった現象も起き、毎回ご来場頂いている常連の方からは「雨でも来て良かった!」と言う声も上がっていました。
2日目、3日目は、冷たく凛と澄んだ空気の中、歴史ある巨大な聖徳記念絵画館に映し出された、幻想的・カラフル・前衛的など多種多様な形容で言い表すことのできるハイクオリティな作品の数々に終始見入っている観客の姿が印象的でした。
▼ 来場者の感想
『すごく良かったです!想像を超えてきました。EuroVideoMappingの作品が、建物じゃなくて
違う物体に見えたのに感動と衝撃を受けました。また来たいです!』(社会人グループ)
『あっという間でもっと続きのストーリーが見たくなりました。それぞれの作品が個性に溢れていて、
これからのプロジェクションマッピングの表現にすごく可能性を感じました。』(大学生)
▼ 来日したクリエイター・アーティストのプレスデーでのコメントをご紹介
11月9日(木)のプレスデーに登壇したクリエイター・アーティストのコメントをご紹介します。
歴代の優勝者が、どんなものを作るのだろうとワクワクしていました。色んなスタイルの作品、そのスタイルもどんどん変わっていく。大変良い経験をさせてもらいました。
─ FLIGHTGRAF│日本
やっと日本に来ることができとても嬉しい。このフェスティバルに関わった人、この場所を訪れてくれた全ての人に感謝します。皆さまが健やかに過ごせる事を祈っています。
─ Julia Shamsheieva│ウクライナ
10年以上開催されているこの国際大会は東南アジアだけでなく世界中のプロジェクションマッピングの進歩に大きな影響を与えました。参加できてとても感謝している。今回は建物も難しく、さらにレーザー・ムービングライトとのコンビネーションも初めてでしたが、この経験は創造性そのもの。おかげでこれからの未来、私たちはもっと新しいことにチャレンジしていくことができる。ありがとう!
─ Sembilan Matahari│インドネシア
▼ 大会総合プロデューサー 石多 未知行にインタビュー
Q. 国際大会第10回の節目となる優勝者エキシビションでしたが、終えてみていかがでしたか?
プロジェクションマッピングの歴史を感じるすばらしいエキシビションでした。10年以上にわたってこの国際大会が積み重ねてきた歴史や変化、その裏側にあるクリエイター達の思いが感じられ、見終わった後は胸に熱いものが込み上げてきます。とても心が動かされるすばらしいショーでした。
Q. 大迫力のレーザー、ムービングライトでしたが、プロジェクションマッピング表現としていかがでしたか?
とても良かったです。レーザー、ムービングライトの使用はこの大会では初の試みとなりましたが、プロジェクションマッピングとの相性も大変良く、作り手の表現の幅が広がるすばらしい機会でもありました。クリエイター・アーティストの皆さんに、今後まだ誰も見たことのないような斬新なアイデアをぜひ生み出してほしいと考えています。
Q. 今後の展望について教えてください。
プロジェクションマッピング黎明期から現在に至るまで、機材の性能向上だけでなく、AI生成など、新たな技術・表現方法も出現しました。そして今後は、まだ想像もつかない新しい技術が出てくるかもしれません。作品の表現は常に進化するべきだと考えているので、この国際大会でもその時代に合わせ、新しい技術を取り込みクリエイター・アーティストと共に常に進化していきたいと思います。
▼「1minute Projection Mapping Competition」について
世界最大級を誇る本大会は、各国のクリエイターから寄せられるハイレベルで個性豊かな作品を一度に見ることができる国内で唯一無二のプロジェクションマッピング国際大会です。
国際的に注目度の高いこのコンペティションは、上位入賞者が世界を舞台に活躍するきっかけになるなど影響力のある映像祭典です。
公式サイト:https://1minute-pm.com/
▼ 1minute Projection Mapping Competition 総合プロデユーサー 石多 未知行
映像を光として捉え空間を演出するアーティストとして国内外で活動。2011年にプロジェクションマッピング協会を設立し、世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会の企画演出、国家事業での企画制作、海外の国際祭典での講演や審査員などに多数招聘される国際的第一人者。
アート視点を持ったクリエイティブディレクター、プロデューサーとして、光の祭典TOKYO LIGHTS、海岸の波を光らせるNIGHT WAVEなど唯一無二の企画を多数生み出している。
▼ TOKYO LIGHTS 2023について
2021年より始まった『TOKYO LIGHTS』は、東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光のイベントです。TOKYO LIGHTSの『LIGHTS』には、未来の可能性を示す「ビジョン」、表現技術を示す「先進性」、これからを担う「人材」、それらを育み集まる「コミュニティ」など様々な意味が込められています。こうした「光」を集め、その化学反応によって輝く希望のメッセージを東京から世界へ届けていきます。
▼構成団体 / 関連サイト、SNS
主催:TOKYO LIGHTS 2023実行委員会
共催:東京都
後援:新宿区
企画協力:一般財団法人プロジェクションマッピング協会
制作/運営:株式会社博報堂プロダクツ
▼プロジェクションマッピング協会 について
さまざまなクリエイターを中心に作られた業界団体として、石多未知行が代表となり2011年に発足、2012年に一般財団法人化。
プロジェクションマッピング表現の普及啓発、新たな技術による表現フィールドの拡大、行政や地域団体との連携による観光資源の創出や地域ブランディングなどを手掛けています。また表現の追求や人材育成を進め、世界最大級となるプロジェクションマッピング国際大会を長年にわたり実施するなど、国内外で業界の広がりに貢献しています。公式サイト:https://projection-mapping.jp/
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