エクストリームーD、日本オラクルとの連携を発表
―AXXE-L上でOracle Cloud Infrastructure (OCI) が利用可能に―
「AXXE-L」は、高速計算実行環境をウェブブラウザー上で誰でも簡単に利用することが可能です。本サービスを利用することで、これまで高価かつ高度なインテグレーション技術や運用管理が必要だった高速計算機能を容易に導入することが可能になります。また、「AXXE-L」は、システムソフトウェア・アズ・ア・サービス(System Software as a Service = サービスとしてのシステムソフトウェア)として、高速計算の実行に必要となるさまざまなリソースをパッケージ化して提供しており、オンプレミス、データセンター、クラウドなど、お客様が希望するハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)環境で利用することができます。お客様の保有するオンプレミス環境はもちろん、エクストリームーDが管理・運営するIaaS(インフラストラクチャー)との組み合わせでも計算を実行することが可能です。今回のOCI対応により、「AXXE-L」を利用するお客様は、計算実行環境として、高いパフォーマンスを実現するOCIも選択できるようになります。
OCIは、最新の高速なベアメタルサーバー、2マイクロ秒未満の低遅延を実現するRDMAネットワーク、高いI/O性能を備えたストレージなど、HPCに最適なコンピューティング環境を提供しています。また、クラウドならではの、迅速でエラスティックなリソース割当てが可能なため、お客様は計算ピークへの柔軟な対応が可能になり、コストの削減も可能となります。
今回の発表について、日本オラクル株式会社 常務執行役員テクノロジー事業戦略統括の竹爪慎治氏は「今回、エクストリームーDとこのような連携体制を築くことができ、大変うれしく思います。パブリック・クラウドサービスを提供している企業は複数ありますが、OCIはサービス開始当初から、HPC に最適なコンピューティング環境の提供に注力してきたと自負しています。AXXE-Lに OCI が一体化されたサービスが提供されることで、これまで以上に多くのお客様が容易に高速計算を実行いただけるようになるものと考えています。」と語っています。
エクストリームーD代表取締役 CEO 兼 HPC IaaS アーキテクトの柴田直樹は「弊社で提供しているAXXE-L Managed IaaSはベアメタル(物理スーパーコンピューターインスタンス)での運用となっており、同じくベアメタルによるクラウドサービスであるOCIとの親和性は非常に高いものと考えています。将来的には、AXXE-L powered by OCI(仮称)が、OCIのHPC分野でのキラープラットフォームとなるよう、日本のみならず、海外でも利用可能となるようにしたいと考えています。」と述べています。
エクストリームーD株式会社について
2015年設立。HPCクラウドコンピューティングへのアクセスを簡単、高速、効率的、経済的にすることを目標に設立され、本社は東京都品川区に、米国子会社 (XTREME-D AMERICA Inc.) を米国カリフォルニアに置いています。日本発のクラウドスーパーコンピューティング関連のスタートアップとして、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) およびクラウド技術で20年近くの経験を持つ主要メンバーで構成されています。物理マシンによるスーパーコンピューター共有サービス AXXE-L by XTREME-Dは、誰でもHPCリソースを利用できるようにし、堅牢なUI / UXおよびクラウド管理機能により使いやすいカスタマーエクスペリエンスを提供します。詳細については、https://xtreme-d.netをご覧ください。
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、エクストリーム−D株式会社の登録商標です。
※ OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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