【スマートマットクラウド】NPO法人が運営するフードバンク事業のDX支援を開始
IoTを活用した在庫管理自動化を通じNPOのDXにも貢献
在庫管理IoTサービス「スマートマットクラウド」を運営する株式会社スマートショッピング(所在地:東京都品川区、代表取締役:志賀 隆之/林 英俊)は、NPO法人フードバンク イコロさっぽろが運営するフードバンク事業において、「スマートマットクラウド」を活用した食材管理や掛かるオペレーションの自動化を通じたDX支援を開始しました。
スマートマットクラウドを活用した在庫管理の自動化
NPO法人フードバンク イコロさっぽろ※が運営するフードバンク事業において、複数の寄贈拠点・倉庫に集積する食材の在庫を「スマートマットクラウド」を活用しリアルタイムで自動集計、本部で遠隔管理できる体制を構築。さらに在庫の状況に応じて、支援者に対し食材寄贈を募集したり、ボランティアスタッフに対する集積食材のピックアップを自動で依頼する機能の実装までを進めています。なお、本件における「スマートマットクラウド」の設置・運用サポート、さらに通知機能の実装は、株式会社シージェイシステムが行っています。
- 札幌市内4つの食材寄贈・集積拠点において、IoT重量計「スマートマット」を活用し、集積した食材の在庫状況をリアルタイムで自動計測。
- クラウド上に保管される在庫データを介し、食材の集積・在庫状況を本部で遠隔管理。
- 支援者やボランティアスタッフに対し食材の寄贈やピックアップをLINEで依頼する機能を実装。
※ NPO法人フードバンク イコロさっぽろは、企業や農家、個人宅の余剰食品を「捨てずに生かして」必要とする人に届けるフードバンクを運営。2018年の設立以来、食品ロス削減やSDGsの観点から食材を集め、要支援者・世帯に対する「食のセーフティネット」構築を目指し、日々活動を行っています。2021年7月時点では、200世帯以上に食材を届けています。(URL: https://foodbank-ikorsapporo.themedia.jp/)
フードバンク事業のオペレーション全体の効率化を実現
NPO法人フードバンク イコロさっぽろのフードバンクにおいては、毎月1-4トンの食材を市内4つの寄贈拠点・倉庫で管理しています。寄贈拠点に集められた食材は、ボタンティア・スタッフにより倉庫に運ばれ、食材を必要とする世帯に届けられます。しかし、寄贈される食材の量には日ごとに波があります。従来は、予め依頼したボランティア・スタッフがピックアップに拠点行った際に、想定した量の食材が集まっていないことが判明したり、逆に依頼したスタッフのみでは運びきれない量の食材が集まっている、など効率的な集荷を実現できない、という課題を抱えていました。今回、本部から遠隔で集積食材の在庫量を自動把握できる様になったことで、食材の集積量に基づいて集荷計画を立案することができる様になりました。これにより、ボランティア・スタッフに対する適切なピックアップ依頼を実現すると共に、ピックアップ・運搬に伴い支給されるガソリン代なども効率化されます。さらに、在庫状況に応じて、支援者・ボランティアスタッフに対し食材の寄贈やピックアップをLINEで依頼する機能を組み合わせて実装することで、在庫管理に留まらないオペレーション全体の向上を実現しています。
在庫・発注自動化を起点にサービス・製造現場の生産性向上に貢献
NPO法人が取り組むサービスや事業おいても、消耗品や備品など、様々のモノの在庫管理や発注に多大な労力を費やされています。実際の在庫の数を目視で数えた上で、数量を管理し必要な発注を行うなど、既存のITツールを活用しても自動化が難しく、人手が必要な状況がありました。今回のNPO法人フードバンク イコロさっぽろとの取組みは、NPO法人のサービスや事業においても、「スマートマットクラウド」を通じた在庫・発注管理の自動化が大幅な業務効率化を実現、さらに当該サービスや事業の目的をより高い次元で達成していくべく業務オペレーションの高度化に貢献することを示しています。「スマートマットクラウド」は在庫・発注管理の自動化と、そこで生まれるモノの消費に関わるデータの活用を軸に、サービスや製造などの様々な現場の生産性向上に、さらに貢献することを目指します。
※ 更に詳しい内容は「スマートマットクラウド」ウェブサイト(https://www.smartmat.io/case/service/7736)にてご覧頂けます。
<スマートマットクラウドの概要>
医療、製造、倉庫、オフィスなどの現場における商材や消耗品、備品の在庫管理・発注を自動化する「ゼロクリック」在庫管理のためのDXソリューション(SaaS)です。IoT重量計を設置するだけで、定期的に在庫の重量を自動計測、そのデータを活用し在庫管理・棚卸し・発注を自動化します。重要な商材・備品の欠品を防ぐと共に、発注や在庫確認・棚卸しの省人化を通じ、様々な現場の生産性向上を実現。そこで得られる消費データを活用した購買等の高度化や、外部システムとの連携も可能です。2018年秋の発売開始以降、製造業・サービス業、医療機関など、幅広いお客様への導入が拡がり、既に800件を超えるお客様の在庫・発注管理に活用が進んでいます。
URL:https://www.smartmat.io/
株式会社スマートショッピング
「日々のモノの流れを超スマートに」することを目指し、IoT重量計を使った在庫管理・発注自動化ソリューションを開発。製造業、医療機関などのB2B向けには、あらゆる在庫の管理・棚卸や発注を自動化するSaaS「スマートマットクラウド」を展開。消費者向けには、面倒な日用品の買い物を自動化、ゼロクリックショッピングを実現する「スマートマットライト」を展開しています。
会社名:株式会社スマートショッピング
所在地:東京都品川区西五反田2-1-22プラネットビル5階
代表者:志賀 隆之/林 英俊
設 立:2014年11月
U R L :https://smartshopping.co.jp/
サービスに関するお問い合わせ
資料請求:https://www.smartmat.io/
お問合せ:contact-mat@smartshopping.co.jp
本リリースに関する報道お問い合わせ
Eメール:contact-media@smartshopping.co.jp
電 話:03-4405-5629
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