最先端ロボット稲作を体験!「ロボットを活用した稲作支援研修」を宮崎県延岡市で実施しました
【予告】2023年11月11日(土)に第2回目を開催
本研修は、農地の大小に関わらず市内各地で利用可能な稲作用ロボットやドローン、遠隔で給水・止水ができる水管理システム等を活用した稲作支援について学び、農業への関心を高めて頂くことを目的として実施されました。
第1回目には22名の参加があり、ロボットを活用した稲作についての講演に加え、小型ドローンや雑草防除ロボット「雷鳥1号(β)」の操縦、スマートフォンによる遠隔圃場管理(水位・水温の確認・水門バルブ開閉)も体験いただきました。参加者の皆様からは多くの質問が寄せられ、活気あふれる研修会となりました。終了後には、「ロボット稲作に関心を持った」という声もいただきました。
第1回 ロボットを活用した稲作支援研修 概要
[実施日] 2023年10月7日(土) 13:00-16:00
[場所] 宮崎県延岡市北浦町
▪ドローンの稲作への利用箇所、有効性の説明
▪運行方法や安全管理など注意すべき事項の説明
▪有資格者による農業用ドローンを用いた飛行実演
▪参加者によるドローン操縦体験
▪遠隔圃場管理の概要と有効性の説明
▪スマートフォンによる水位・水温等の情報確認の体験
▪スマートフォンによる水門バルブ開閉の遠隔操作の体験
▪雑草防除ロボットの機能および有効性の説明
▪雑草防除ロボット(自律航行型)の圃場への投入
▪雑草防除ロボット(遠隔操縦型)の操縦体験
(スマートフォンによる遠隔操作)
のべおか里山塾について
延岡市では、令和5年度の国の「デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)」の採択決定を受けて実施する「有害鳥獣が近づかない里山づくり実証事業」において、山間地域が抱える課題について、狩猟者の人材育成や農林業の体験を通じて新規就業者の確保や移住の促進を図る「のべおか里山塾」を開校しました。国や民間の専門機関と連携して、自然や動物と人間の調和について学ぶ場であり、持続可能な里山づくりを目指す内容です。
テムザックの省力化農業の取り組みについて
テムザックは、2022年12月、ロボットを活用した稲作について延岡市と連携協定を締結し、2023年春には、最先端実践拠点として「アグリ研究所」を開設いたしました。農業経験のない人でも取り組める省力化農業 “WORKROID農業”として、米粉用米の水稲直播栽培を開始し、雑草防除ロボット『雷鳥1号』の開発・投入、ドローンによる播種作業の実施、水管理システムの運用などを実践してまいりました。米作りにかけた労働時間は既存農業と比べ大幅に削減したにもかかわらず、無事稲穂が実り1反辺り400kg弱収穫することができました。これにより「省力化」「土地に張り付かない農業」などを実現できる可能性を確認することができました。今後は収穫ロボットなども開発し順次投入するとともに、収穫した米を米粉にすることで、6次産業化の仕組みづくりにも挑戦します。
(予告)第2回 <ロボットを活用した稲作支援研修 概要>
[日時] 2023年11月11日(土) 13:00-16:00
[会場] 北浦公民館(操作体験:北浦町古江 圃場)
(宮崎県延岡市北浦町古江1947-1)
[内容] -ドローン播種実演・操作体験
-雑草防除ロボット操作体験
-遠隔操作による水管理体験
▼関連プレスリリース
2023年9月27日 省力化しても豊作 ”WORKROID米”を初収穫 https://www.tmsuk.co.jp/topics/4608/
2023年5月16日 WORKROID農業で米粉用稲作(雷鳥1号、ドローンによる直播作業、水管理システム運用)https://www.tmsuk.co.jp/topics/4107/
2023年4月18日 テムザック アグリ研究所 開設について https://www.tmsuk.co.jp/topics/4031/
2022年12月15日 連携協定について https://www.tmsuk.co.jp/topics/3623/
プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。今後予告なしに変更する場合がございます。
会社概要
株式会社テムザック https://www.tmsuk.co.jp
人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット(ワークロイド )を開発しつづけています。
代表取締役社長:川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)
本店所在地 :〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
事業内容 :ワークロイドの研究開発・製造・販売
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