凸版印刷、カメラ撮影で祭屋台VR化
対象物を周囲から360度撮影し、アップロードすることでVRコンテンツを自動生成できるクラウド型CMSの提供を開始、高山市・祭屋台などのパノラマコンテンツ化で採用
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、VRコンテンツプラットフォームの開発を手がける株式会社アジェンシア(本社:愛知県名古屋市、代表取締役兼CEO:ジャン ピエール、以下 アジェンシア)と共同で、全天球パノラマ画像・映像によるツアーコンテンツ向けVR静止画用CMS「PANOCLOUD360(パノクラウドサンロクマル)」や、VR動画用CMS「dougaVR(ドウガブイアール)」サービスを2016年から展開しています。
今回、商品など対象物を周囲からカメラの動画モードで360度撮影し、クラウド上のCMS(Contents Management System)へアップロードすることで、対象物を360度回転させて閲覧できるオブジェクトVRを自動生成できるシステムを新たに開発。従来提供する「PANOCLOUD360」や「dougaVR」の機能と合わせてパッケージ化した、クラウド型新CMS「doitVR(ドゥーイットブイアール)」の提供を、2018年5月29日より本格的に開始します。
今回、商品など対象物を周囲からカメラの動画モードで360度撮影し、クラウド上のCMS(Contents Management System)へアップロードすることで、対象物を360度回転させて閲覧できるオブジェクトVRを自動生成できるシステムを新たに開発。従来提供する「PANOCLOUD360」や「dougaVR」の機能と合わせてパッケージ化した、クラウド型新CMS「doitVR(ドゥーイットブイアール)」の提供を、2018年5月29日より本格的に開始します。
これにより、空間の360度画像や映像によるコンテンツの他、対象物自体を自由に360度回転させて閲覧できるコンテンツなど、さまざまな360度パノラマコンテンツを同一プラットフォーム上で簡単に制作・公開できるため、対象物の魅力を余すところなく訴求できます。
なお本サービスは本格販売に先立ち、岐阜県高山市が2017年度から取り組む景観刷新事業として、祭屋台や照蓮寺本堂などの高山市の日本遺産主要構成文化財33コンテンツで採用。国内外の観光客に向けたプロモーション施策として、その魅力の訴求に活用されています。
これらのコンテンツは、構成文化財ごとに現地に設置されている説明看板やトレーディングカードに掲載されたQRコードをスマートフォンで読み取ることによって閲覧することができます。また、凸版印刷が提供する観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」からもアクセス可能です。
■ 開発の背景
生活者のライフスタイルの変化やメディアの多様化などにより、企業と生活者をつなぐコミュニケーション手法は大きな変化を見せています。特にエンターテインメントや観光分野においてVRを活用したビジネスが活性化、その市場規模は2020年までに約8兆円に拡大すると推測されています。
民生用全天球カメラの台頭により360度パノラマ映像の撮影が身近なものとなり、その映像を用いて簡単にVRコンテンツが制作できるようになりました。しかし、そのコンテンツをアプリやWebなどで公開するには特別な知識や設備が必要なため、その負荷を軽減する仕組みが求められていました。
凸版印刷は今回、従来提供するVRコンテンツ向けCMSサービスに、専門知識がなくてもVRコンテンツを簡単に制作・公開できるCMSサービス「doitVR」をラインアップに追加。企業のブランディングやプロモーション活動の活性化に貢献します。
■ 「doitVR」の特長
・対象物を周囲から動画で撮影することでオブジェクトVRの生成が可能な機能を新たに追加
スマートフォンの動画モードで対象物の周囲を一周撮影した動画などから、クラウド上のプログラムによって自動的にオブジェクトVRを生成・公開することができます。
・静止画VRや動画VRコンテンツも同一アカウントで生成可能
従来展開する全天球パノラマツアーコンテンツ静止画用CMS「PANOCLOUD360」や動画用CMS「dougaVR」と今回のオブジェクトVR生成機能を加えた複合型サービスとして、利用できます。
・スマートフォン用簡易ヘッドマウントディスプレイ「VRscope®」にも対応
制作したコンテンツは、PCはもちろんスマートフォンでの閲覧も可能なため、凸版印刷が提供する簡易ヘッドマウントディスプレイ「VRscope®」にも対応。安価ながら高い臨場感を提供できます。
・凸版印刷の観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」と連携したプロモーションにも対応
凸版印刷が提供する、旅先ならではの自動音声翻訳が可能な観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」と連携し、360度VRコンテンツを活用したプロモーションが可能です。
■ 今後の目標
凸版印刷は本サービスを自治体や観光関連事業者、メーカーや住宅業界などに向け拡販、2020年に関連受注を含め約2億円の売上を目指します。
また凸版印刷とアジェンシアは今後も、本サービスや関連事業に関し、共同で技術開発などを行っていきます。
■ 「PANOCLOUD360」、「dougaVR」について
「PANOCLOUD360」は、複数の全天球画像の組合せなどによる、パノラマツアーコンテンツの編集、公開ができるクラウド型CMSです。自治体や不動産、自動車業界など、さまざまな分野で活用されています。
https://www.panocloud360.com/
「dougaVR」は、「PANOCLOUD360」の動画版で、各種プロモーションや技術伝承、教育などの分野で活用されています。
https://www.dougavr.jp/
■ 旅道®について
観光立国の実現に向け、「何度も旅したくなる日本」をコンセプトに、さまざまな企業と連携し、訪日外国人の旅の質と利便性向上を目指す、凸版印刷の取り組みです。
・TABIDO WEB URL: https://www.tabido.jp/ja
・TABIDO アプリ入手方法: App StoreおよびGoogle Playよりダウンロード可能です。
* 凸版印刷株式会社は株式会社アジェンシアと資本業務提携しています。
*「PANOCLOUD360」、「dougaVR」、「doitVR」は、株式会社アジェンシアが開発し、凸版印刷株式会社が販売するサービスです。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
なお本サービスは本格販売に先立ち、岐阜県高山市が2017年度から取り組む景観刷新事業として、祭屋台や照蓮寺本堂などの高山市の日本遺産主要構成文化財33コンテンツで採用。国内外の観光客に向けたプロモーション施策として、その魅力の訴求に活用されています。
これらのコンテンツは、構成文化財ごとに現地に設置されている説明看板やトレーディングカードに掲載されたQRコードをスマートフォンで読み取ることによって閲覧することができます。また、凸版印刷が提供する観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」からもアクセス可能です。
■ 開発の背景
生活者のライフスタイルの変化やメディアの多様化などにより、企業と生活者をつなぐコミュニケーション手法は大きな変化を見せています。特にエンターテインメントや観光分野においてVRを活用したビジネスが活性化、その市場規模は2020年までに約8兆円に拡大すると推測されています。
民生用全天球カメラの台頭により360度パノラマ映像の撮影が身近なものとなり、その映像を用いて簡単にVRコンテンツが制作できるようになりました。しかし、そのコンテンツをアプリやWebなどで公開するには特別な知識や設備が必要なため、その負荷を軽減する仕組みが求められていました。
凸版印刷は今回、従来提供するVRコンテンツ向けCMSサービスに、専門知識がなくてもVRコンテンツを簡単に制作・公開できるCMSサービス「doitVR」をラインアップに追加。企業のブランディングやプロモーション活動の活性化に貢献します。
■ 「doitVR」の特長
・対象物を周囲から動画で撮影することでオブジェクトVRの生成が可能な機能を新たに追加
スマートフォンの動画モードで対象物の周囲を一周撮影した動画などから、クラウド上のプログラムによって自動的にオブジェクトVRを生成・公開することができます。
・静止画VRや動画VRコンテンツも同一アカウントで生成可能
従来展開する全天球パノラマツアーコンテンツ静止画用CMS「PANOCLOUD360」や動画用CMS「dougaVR」と今回のオブジェクトVR生成機能を加えた複合型サービスとして、利用できます。
・スマートフォン用簡易ヘッドマウントディスプレイ「VRscope®」にも対応
制作したコンテンツは、PCはもちろんスマートフォンでの閲覧も可能なため、凸版印刷が提供する簡易ヘッドマウントディスプレイ「VRscope®」にも対応。安価ながら高い臨場感を提供できます。
・凸版印刷の観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」と連携したプロモーションにも対応
凸版印刷が提供する、旅先ならではの自動音声翻訳が可能な観光ガイドアプリ「旅道®-TABIDO-」と連携し、360度VRコンテンツを活用したプロモーションが可能です。
■ 今後の目標
凸版印刷は本サービスを自治体や観光関連事業者、メーカーや住宅業界などに向け拡販、2020年に関連受注を含め約2億円の売上を目指します。
また凸版印刷とアジェンシアは今後も、本サービスや関連事業に関し、共同で技術開発などを行っていきます。
■ 「PANOCLOUD360」、「dougaVR」について
「PANOCLOUD360」は、複数の全天球画像の組合せなどによる、パノラマツアーコンテンツの編集、公開ができるクラウド型CMSです。自治体や不動産、自動車業界など、さまざまな分野で活用されています。
https://www.panocloud360.com/
「dougaVR」は、「PANOCLOUD360」の動画版で、各種プロモーションや技術伝承、教育などの分野で活用されています。
https://www.dougavr.jp/
■ 旅道®について
観光立国の実現に向け、「何度も旅したくなる日本」をコンセプトに、さまざまな企業と連携し、訪日外国人の旅の質と利便性向上を目指す、凸版印刷の取り組みです。
・TABIDO WEB URL: https://www.tabido.jp/ja
・TABIDO アプリ入手方法: App StoreおよびGoogle Playよりダウンロード可能です。
* 凸版印刷株式会社は株式会社アジェンシアと資本業務提携しています。
*「PANOCLOUD360」、「dougaVR」、「doitVR」は、株式会社アジェンシアが開発し、凸版印刷株式会社が販売するサービスです。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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