オン・セミコンダクター、業界で最も包括的な研究、評価、設計ツール「Strata Developer Studio™」を発表

革新的なクラウドベースのプラットフォームにより、開発チームのデバイスとシステムの評価時間を大幅に短縮し、設計プロセスを大幅に簡素化

オンセミ

高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)の日本法人オン・セミコンダクター株式会社(本社 東京都品川区大崎2-1-1)は、今までに類を見ないクラウドベースの開発プラットフォームStrata Developer Studio™を発表しました。Strataプラットフォームは、オン・セミコンダクターの技術を用いて評価、設計を行うエンジニア向けに、シームレスでパーソナナライズされた安全な環境を提供します。

Strataプラットフォームを使用することで、より早く、より容易に、評価ボードや開発ボードを扱えるようになり、最新の資料、製品情報、設計およびアプリケーションノート、リファレンスデザインのファイルをデスクトップ上で直接入手できます。この比類のない機能により、Strataは業界で最も包括的な設計ツールです。

オン・セミコンダクターの新しい評価ボードは、将来すべて「Strata対応」となる予定です。これにより、ボードをホストコンピュータへ接続した時点でStrata Developer Studioにより自動認識されます。このプラットフォームにより、設計チームにボードとのユーザ・インタフェースが提供されることで、設定パラメータの直接制御や、ボードの機能の視覚的なフィードバックの入手が可能になります。同時にStrataは、評価や設計を開始するために必要なすべての設計情報をダウロードします。

オン・セミコンダクターのStrataプロジェクト・ジェネラルマネージャであるエドワード・オズボーン(Edward Osburn)は次のように述べています。「私たちは、ハードウェア・システムの研究、評価、設計のプロセスを再考し、お客様が革新的な新製品をより自由に素早く開発できるように、包括的なSaaS(Software as a Service、サービスとしてのソフトウェア)を創り出しました。素晴らしい製品を開発するお客様の能力を妨げかねない、旧型のハードウェア評価手法を見直すときが来たと考えます」

Strata Developer Studioは、Microsoft署名アプリケーションとして提供され、同社の SaaSプラットフォームへ接続されます。また、EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation 、GDPR) に準拠した暗号化されたデータベースを使用して、安全な認証、データ転送、完全な情報格納を実現しています。すべての情報とセキュリティは米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST) サイバーセキュリティのガイドラインに従っています。

オン・セミコンダクターのソフトウェア担当ディレクタ兼Strataのチーフアーキテクトであるイアン・カイン(Ian  Cain)は次のように述べています。「Strataは、情報の世界を1つの安全なアプリケーションという形で皆さまへ提供します。セキュリティ・ファーストおよびセキュリティ・ビルトインは、ソフトウェアの開発サイクル全体で徹底されており、ユーザのための完全なプライバシーとコンテンツの管理を実現します」

Moor Insights & Strategy社の創立者であり、社長兼プリンシパルアナリストであるPatrick Moorhead氏は次のように述べています。「急速に進化する、ほとんどの業界のエレクトロニクス技術、製品、システムを活かし、魅力的で拡張された機能を組み込むことで絶え間なく革新を続けています。それにより設計エンジニアは、競争の優位性を手に入れるため、できる限り素早く商品化するというプレッシャーを受けています。そこで必要となるのが、研究、評価、設計をサポートするツールであり、Strataはプロセスの加速化と簡素化の点で、新しいレベルで高い水準を設定します」

今後、Strata Developer Studio は、新しいボードがサポートされ、新機能が追加されることで、機能を急速に増加させていきます。最初のボードとして、Configurable Multifunction Logic Gate(構成可能な多機能ロジック・ゲート)、Dual 100W USB-PD Automotive Charging System(デュアル100W USB-PD車載チャージングシステム)、Universal Offline 200W 4-Port Type-C USB-PD Source(ユニバーサル・オフライン200W 4ポートType-C USB-PDソース)が用意されています。詳しい情報およびボードのご注文に関しては、www.onsemi.jp/strataをご覧ください。

これらの新しいボードは、オン・セミコンダクターの、自動車、パワーコンバージョン&モータコントロール、産業&ビジョンIoT市場向けのさまざまなソリューションと併せて、CES 2019におけるオン・セミコンダクターのデモ・ルーム(VenetianのMurano 3302)に展示されます。デモツアーをご希望の方は、CESEvent@onsemi.com 宛にメールでご連絡ください。

より詳細については、当社のブログ「Strata Developer Studioの、全工程にわたる統合プラットフォーム体験により、従来の製品デザインツールの常識を打破」、およびビデオ「Strata Developer Studioの紹介」をご覧ください。

オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ON)は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。

• Twitterで @onsemi_jp をフォローしてください。

オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://www.onsemi.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkParkTower 6階
電話番号
03-6880-1777
代表者名
林孝浩
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2001年04月