【木造物流倉庫】CLTパネル工法の物流倉庫が京都府に完成

― 建築面積約1,320m2の純木造倉庫 ―

住宅メーカーのライフデザイン・カバヤ株式会社（取締役社長：窪田 健太郎/本社：岡山県岡山市）が運営する、CLTフランチャイズネットワーク本部『日本CLT技術研究所』の加盟企業であるタクミ建設株式会社（代表取締役：山口 龍史/本社：京都府京都市）は、CLTパネル工法を用いた物流倉庫を2023年11月20日（月）に京都府八幡市にて完成いたしました。

〈吉秀トラフィック倉庫　竣工写真〉

本倉庫はCLTパネル工法を用いた純木造倉庫で、間口約30m・奥行き約40m・高さ約6mとトラックが倉庫内まで侵入して荷物を積み下ろすことができる大きさです。CLTパネルは5層7プライ210mm厚で耐力壁に使用しており、その他の構造材には集成材や合板を使用した純木造となっております。建て方は19日間で完了し、工期を短縮できるというCLT建築のメリットを活かした計画となりました。
■建て方の様子：タクミ建設株式会社YouTubeチャンネル
https://youtu.be/_oOjB9xcIFo

〈建て方終了後〉

〈構造見学会には合計約50名が参加し、迫力ある純木造倉庫の構造を見学〉

本倉庫は林野庁の補助事業である令和4年度『CLT活用建築物等実証事業』に採択されております。本事業はCLTを活用した建築物の設計・建築又は部材の性能の実証、街づくり（隣接・近接箇所に複数のCLT建築物等を設計・建築）の実証、CLT製造企業との連携構築のためのモデル的な取組（CLTの低コストな安定供給に向けた実証）等を対象としており、令和4年度では17件の応募のうち本倉庫を含む9件が採択されています。
※参照：令和4年度予算　CLT活用建築物等実証事業募集要項

〈（公財）日本住宅・木材技術センターによる『CLT活用建築物等実証事業委員』の現地調査〉

• 物件概要

工事名称：株式会社吉秀トラフィックCLT倉庫新築計画
工事場所：京都府八幡市下奈良新下10-1 他9筆
用途：倉庫
構造：木造1階建て
工法：CLTパネル工法
敷地面積：4499.24m2（1361.02坪）
建築面積：1319.18m2（399.05坪）
延床面積：1277.52m2（386.44坪）
木構造材の合計木材使用量：315.61m3
CLTの仕様：耐力壁（s60A　5層7プライ　210mm）
設計・施工：タクミ建設株式会社

▼タクミ建設株式会社　https://www.takumikensetu.jp/
本社：京都府京都市山科区勧修寺東栗栖野町18-4
代表取締役　山口 龍史
設立：2015年3月
TEL：[phone]

▼株式会社吉秀トラフィック　https://yoshihide-trf.biz/index.html
本社：京都府八幡市下奈良新下10-1
代表取締役：吉川 秀憲
設立：2002年11月1日
TEL：[phone]

▼日本CLT技術研究所　https://nc-labo.jp/
設立：2018年4月20日
本部：岡山県岡山市北区中仙道二丁目9-11
東京支店：東京都中央区日本橋本町二丁目6-1　日本橋本町プラザビル6階
TEL：[phone]

▼日本CLT技術研究所の運営会社
商号：ライフデザイン・カバヤ株式会社　https://lifedesign-kabaya.co.jp/
設立：1972年12月1日/カバヤ小堀住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更

▼事業内容
建築工事の請負及び施工に関する事業／上記事業に関するフランチャイズチェーン事業／建築物の設計及び工事監理に関する事業／土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業／リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業／不動産の売買及び仲介に関する事業／不動産の管理及びコンサルタントに関する事業／風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業／清掃事業／警備事業／損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務／前各号に付帯関連する一切の事業

《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
https://lifedesign-kabaya.co.jp/