秘密計算ソリューションプラットフォーム「QueryAhead®」 をサンフランシスコで開催の「TechCrunch Disrupt 2025」に出展
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:阿部 泰久、本社:東京都中央区、証券コード:338A)は、2025年10月27日~2025年10月29日に米国・サンフランシスコで開催される「TechCrunch Disrupt 2025」に、秘密計算ソリューションプラットフォームであるQueryAhead®を出展します。
2022年にJETRO(日本貿易振興機構)の支援プログラムを受け初出展して以来、翌2023年から毎年単独出展を重ね、本年で4回目の出展となります。

AI・機械学習を駆使したデータの利活用が進む北米では、プライバシー保護技術(PETs)に対する期待も高く、秘密計算技術の具体的な活用シーンが現れてきています。
当社は2022年からサンノゼに事業開発拠点も開設しており、以来西海岸を中心に北米におけるネットワークならびに事業機会の創出を積極的に図っており、本出展もその一環の活動となります。

QueryAhead®は、秘密計算技術を駆使して暗号化したデータを一切復元することなく計算処理することのできる秘密計算ソリューションプラットフォームで、クラウドや社内サーバー、環境を問わず安全なデータの受け渡しと加工・分析をすることができ、これまで難しかった機密データの積極的な利活用を推進するプラットフォームです。
■ QueryAhead®の利用用途
<複数組織のデータを活用したい>
研究機関などを通じて業界全体の企業のデータを横断的に分析することができれば、業界全体の課題解決やさらなるマーケット拡大へのヒントが得られることが期待できます。しかし、現実には個々の企業は自分たちの大切なデータを第三者の目にさらすようなことはできません。
そこで、秘密計算技術が活用できます。
秘密計算技術を使えば、個々の企業の機密データの中身は隠したまま、データの加工・分析が可能になります。それにより、各企業はデータを提供できるようになり、その結果、業界全体の利益に繋がるアウトプットを得ることが可能となります。

<自社のデータ分析をアウトソースしたい>
データ分析の需要の高まりに伴い、自社のデータの分析をアウトソースする機会も増えました。しかし、機密性の高いデータを分析する現場では、データの外部持ち出し禁止といったセキュリティ制約を課されることが多くあります。作業場所を選ばず、スケーラビリティがあるクラウドサービスを利用できれば、大幅な時間とコストの削減を期待できますが、実際にはオンサイトでネットワーク接続も禁止される環境での作業を強いられることもあります。

この課題の解決に秘密計算技術が使えます。
秘密計算技術を活用すれば、外部のクラウド上にデータを配置したとしても、一切復号せずにデータの加工・分析ができます。その結果、外部でのデータ復元ポイントを排除することで、安全なデータの持ち出しとその利活用が可能となり、分析作業の効率化が期待できます。
■ 「TechCrunch Disrupt 2025」概要
日時: 2025年10月27日~2025年10月29日
会場: Moscone West Convention Center(San Francisco) ブース番号O1
URL: https://techcrunch.com/events/tc-disrupt-2025/
ご来場の際は、ぜひ当社ブースにお立ち寄りください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
■ チケットのご案内
本イベントに参加をご希望かつ当社ブースにお越し頂けるお客様にEXPO+ PASS(入場パス、約5万円相当)のご用意がございます。数に限りがございますので、当社のお問合せフォームよりご連絡ください。
※入場パスのみのご案内で、参加にかかる渡航費や滞在費等は含みません。
【QueryAhead®について】

秘密計算技術を駆使して暗号化したデータを一切復元することなく計算処理を実行。クラウドや社内サーバー、環境を問わず安全なデータの受け渡しと加工・分析が可能に。これまで難しかった機密データの積極的な利活用を推進します。
Pythonとデータ操作の一般知識があればすぐに使用可能です。秘密計算技術は暗号技術ですが暗号に関する専門知識は不要。そこは全てQueryAhead®がバックエンドで秘密計算として実行します。
【ZenmuTechについて】

株式会社ZenmuTech
本社所在地:東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座OCT 804
設立:2014年3月4日
事業内容:秘密分散技術を用いたデータ保護ソリューションの提供
証券コード:338A
URL : https://zenmutech.com/
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術です。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏洩を防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。
また、秘密計算の分野では、産総研との協働による研究や社会実装に向け、秘密計算データベースプラットフォーム「QueryAhead ®」を提供しています。
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