【国立環境研究所×Biome】スマホアプリを用いた外来魚「アメリカナマズ」の全国調査を実施
スマホを活用した「リアルいきもの探しゲーム」、今回のターゲットは川や湖にひそむ「アメリカナマズ」。日本のナマズとの見分け方を覚えて身近な水辺へ釣りに出かけよう!3月8日より期間限定開催
株式会社バイオームは国立環境研究所琵琶湖分室へスマートフォンアプリ「Biome」を提供し、全国を対象とした外来魚のアメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の市民参加型分布調査を3月8日(月)より実施します。収集されたデータは、国立環境研究所琵琶湖分室の実施する研究プロジェクト「市民科学手法を活用した外来魚アメリカナマズの侵入前線検出」において、アメリカナマズの分布把握や効果的な管理手法の検討・開発に活用されます。
- 外来魚「アメリカナマズ」がもたらす影響と防除の課題
- 「アメリカナマズ大調査」について
ゲーム感覚で生きものを探すアプリ「Biome」は幅広い層に支持を集めており、累計ダウンロード数23万件以上、投稿された生物データは107万件にものぼります。生物学的な重要な発見も相次いでおり、一般の方の投稿から外来種の新たな分布域が明らかになるケースもありました。広範囲の調査が必要とされるアメリカナマズについても、アプリを通じて多くの市民の目を活用することで効果的な調査の実施が期待されます。
アプリを通じて収集されたアメリカナマズの画像データおよび撮影日時・地点の情報は、株式会社バイオームより国立環境研究所琵琶湖分室に提供され、アメリカナマズの分布地図の作成および効果的なモニタリング・防除策の検討などに活用される予定です。なお、本調査は公益信託富士フイルム・グリーンファンドによる助成を受けて実施されます。
- 国立環境研究所琵琶湖分室(主催)について
2019年からは、琵琶湖および下流の淀川水系における生態系保全の一環として、分布拡大が懸念されていたアメリカナマズの情報収集プロジェクトを開始しました。2021年からは対象エリアを全国に拡大し、釣り人など一般市民の方にも情報提供を呼びかける市民科学調査に力を入れています。データ収集と並行して、収集したデータを地図上で閲覧できるウェブサイトの公開準備も進めています。
- いきものコレクションアプリ「Biome」とは?
iOS:App Store
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/id1459658355
Android:Google play
URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.biome.biome
- 株式会社バイオームについて
【会社情報】
社名:株式会社バイオーム
所在地:京都府京都市下京区中堂寺南町134番ASTEMビル8階
代表取締役:藤木 庄五郎
資本金:111,500千円(資本準備金含む)
創業:2017年5月31日
URL:https://biome.co.jp
- 問い合わせ先
株式会社バイオーム アプリ担当 多賀
info@biome.co.jp
https://biome.co.jp
【研究に関する問い合わせ】
国立研究開発法人国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
琵琶湖分室 特別研究員 吉田誠
yoshida.makoto(末尾に@nies.go.jpをつけてください)
【報道に関する問い合わせ】
株式会社バイオーム 広報担当 多賀
info@biome.co.jp
075-432-7622
国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
kouhou0(末尾に@nies.go.jpをつけてください)
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