シンク・スリーがネパールの教習所・日本語学校・人材送出機関と戦略協定を締結/外国人ドライバー向けに来日前から日本式運転教育を実施する体制をネパールに構築
日本の交通ルールや安全運転技術を学ぶ50時間の現地教育プログラムを提供。運送会社と地域社会が安心して特定技能ドライバーを受け入れられる基盤を築く

60年以上の歴史を持つ自動車学校を母体とし、特定技能の登録支援事業を展開する「株式会社シンク・スリー」(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:祖川嗣朗、以下:シンク・スリー)は、2026年9月16日、運用が本格化している「特定技能(自動車運送業)」制度(いわゆる外国人ドライバー制度)において課題となっている外国人ドライバーの安全性を高めるべく、ネパールの首都カトマンズにおいて、ネパールの送出機関「Mother Brain Nepal Pvt. Ltd.」、日本語教育機関「Yukiguni Education Consultancy Pvt. Ltd.」、運転教習機関「Antique Driving Centre」の3社と戦略基本協定(MOU)を締結し、日本でトラック・バス・タクシーの運転手を目指すネパール人向けに、来日前から日本式の学科と実技の運転教育を実施する体制を構築しました。
1. 特定技能(自動車運送業)制度の開始と課題
特定技能(自動車運送業)制度は、トラック・バス・タクシーの運転手として一定の専門性や技能を有する外国人に限定して日本での就労を解禁したものです。「物流2024年問題」に代表される人手不足や、公共交通の担い手不足といった社会課題を解決するため、2024年3月に閣議決定され、同年12月に運用が開始されました。日本政府は、今後3年間で最大2.21万人の特定技能ドライバーを受け入れる方針です。
外国人ドライバーの受け入れが広がるにつれ、運転の安全性に不安を感じる地域の皆さまがいらっしゃることも事実です。2025年10月には、外国で取得した運転免許を日本の免許に切り替える「外免切替」の審査が厳格化されるなど、外国籍のドライバーに求められる知識と技量の水準も高まっています。
一方で、職業運転手として来日を目指す方々の出身国では、交通安全の3Eと呼ばれる「Engineering(道路改良)」「Enforcement(交通取り締まり)」「Education(交通教育)」のすべてが日本と同水準で整っているとは限らず、「海外人材にどのように日本水準の安全運転を身に付けてもらうか」が大きな課題となっています。
2. 戦略協定締結の経緯
株式会社シンク・スリーは、普通車の通学者において徳島県下最大の入校生数を誇る株式会社広沢自動車学校を母体に設立された登録支援機関です。広沢自動車学校が60年以上にわたり培ってきた「事故を未然に防ぐ安全運転教育のノウハウ」を基盤に、これまでベトナムとの連携を通じて特定技能(自動車運送業)ドライバーの育成・登録支援事業を展開してきました。
この度、新たな教育パートナー国として、学科試験・実技試験を伴う運転免許制度があるネパールと連携し、日本で職業ドライバーを目指すネパール人材を対象に、ネパール国内にいる段階から日本式の学科(座学)と実技(運転)の教習を行う教育カリキュラムの提供と海外人材の受け入れに向けて、ネパール現地の人材送出機関・日本語学校・教習所の3社との間で戦略提携を結びました。
3. 教育体制
現地での運転教育は、ネパールの運転教習機関「Antique Driving Centre」で、来日前に実施します。実技教習約10時間、座学約40時間の計50時間の教育を提供します。座学ではシンク・スリーの子会社である株式会社テトラ・シフトが開発した、日本の交通法規や技能評価試験の出題範囲、日本特有の交通文化・マナーを解説するオリジナルテキスト(リリース済)を使用します。来日前から日本式の運転教育を受け、日本で安全に運転するための基礎が身についていることを確認したうえで入国します。
Yukiguni Education Consultancyでは日本語教育を実施し、日本語能力試験対策を行います。候補者の募集・送出はMother Brain Nepalが担い、運転教育、日本語教育、各種試験対策、送り出しまでを、現地3社とシンク・スリーが連携して一貫してサポートする体制です。
シンク・スリーの現地教育プログラムでは、来日後に「外免切替」を利用せず、日本人と同様に日本国内の自動車教習所に通い、正規の教習課程を経て運転免許を取得する方式を採用しています。

私たちの想い
物流業界では深刻な人手不足が続く一方、外国籍のドライバーの受け入れに対する安全性への不安を抱く地域の皆さまがいることも事実です。私たちは、この二つの社会課題を同時に解決しなければ、安心して暮らせる地域社会と持続可能な物流の実現は難しいと考えています。
だからこそ私たちが掲げるのは、「日本で安全に運転ができる外国人材の育成」です。日本の交通ルールを教えるだけでなく、その背景にある交通文化や安全への考え方まで深く理解し、日本で安全に運転できる人材を育成することこそが、人手不足と安全への不安という二つの社会課題を根本から解決するために不可欠だと考えています。
これまで日本の運転免許制度の根幹を支え、地域の交通安全教育を60年以上にわたり担い続けてきた自動車学校として、海外人材の育成に力を注いでまいりました。ベトナムに続き、今回新たにネパールでも、日本で安全に運転できる海外人材の育成に取り組んでまいります。
初心運転者事故率の低さで表彰をいただくなど、交通安全教育で培ってきた知見とノウハウをすべて注ぎ込み、地域社会と物流業界の双方に確かな安心を届けられるよう、責任を持って取り組んでまいります。
株式会社シンク・スリー 代表取締役
株式会社広沢自動車学校 代表取締役
株式会社テトラ・シフト 代表取締役
祖川 嗣朗
企業概要
株式会社シンク・スリー
■社名 :株式会社シンク・スリー
■本社 :徳島県徳島市南内町3-22 1F
■支社:大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル2307
愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2F
■代表取締役:祖川嗣朗
■事業内容 : 映像制作事業、映像学校事業、SNS運用事業、海外人材事業・教育事業等
■HP :https://thinkthree.co.jp/
株式会社テトラ・シフト
■社名 :株式会社テトラ・シフト
■本社 :東京都豊島区池袋二丁目17番8号天翔池袋ANNEXビル4F
■代表取締役:祖川嗣朗、五十幡将之(共同代表)
■事業内容 : 教材開発、外国人材事業、外国人免許取得支援事業等
取材依頼・お問い合わせ先
広沢グループ 株式会社シンク・スリー
担当者:取締役 村瀬善信
電話番号:088-678-4405
メールアドレス:y.murase@thinkthree.co.jp
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