ACESとSOMPO Light Vortex株式会社が資本業務提携契約を締結
モビリティ領域を中心に社会課題解決を伴うデジタル新規事業創出を推進
株式会社ACES(東京都文京区、代表取締役 田村 浩一郎、以下「ACES」)と、SOMPO Light Vortex株式会社(代表取締役CEO:楢󠄀﨑 浩一、以下「ライトボルテックス」)は、このたび資本業務提携契約を締結したことをお知らせします。
■背景
ACESは、「アルゴリズムで社会はもっとシンプルになる」というビジョンのもと2017年に立ち上がった東京大学松尾研発のAIスタートアップです。ヒトの認識・解析を行うHuman Sensing(ヒューマンセンシング)技術をはじめとした画像・映像解析のAIアルゴリズムを用いて、ヒトの知見を数式化し、幅広い業界のリアル産業のDXを推進しています。AIアルゴリズムを事業価値に落とし込むAIバリューデザイン力をコアコンピタンスに、リアル産業のデジタル化と新規事業の創出を推進してまいりました。
ライトボルテックスは、SOMPOグループの「"安心・安全・健康のテーマパーク"により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現のため、デジタルを活用したサービス創出力の強化と新たな事業機会の獲得を通じた「新たな顧客価値の創造」を目的として2021年7月に設立されました。すでに100%子会社のSOMPOオークス株式会社を保持し、事故現状車を中心としたオークションプラットフォームを開発、これまでに約3万台をグローバルに販売しています。
ACESとSOMPOホールディングスは、2019年より、損害保険事業のDXに向けて、様々な協業を通じ新たな事業構造・顧客価値の創出を推進してきました。今回、こうした取り組みをデジタル新規事業として社会実装し、より高速に新たな顧客・社会価値の創造を実現すべく、ライトボルテックスとの提携に至りました。両社はミッション・事業目的ともに高い親和性と共感を有しており、両社の経営資源をかけ合わせることで、幅広い産業のリアルデータの活用および事業拡大を加速させてまいります。
■業務提携の概要
社会課題解決を伴うデジタル事業創出に向けては、リアル産業に存在する膨大な非構造データを構造化・統合した上で、適切に分析・活用して事業価値につなげていくことが不可欠です。ACESは、①Deep Learningを用いた映像・音声・言語などの非構造化データの構造化技術 ②リアルデータから事業価値を創出するAIバリューデザイン力・データ分析/活用力に強みを持っており、本提携を通じてライトボルテックスとACESが手を取り合うことで、様々な領域での新規事業創出を推進してまいります。
ACESとライトボルテックスは現在、モビリティデータ(※)活用の検討から進めており、その第一弾として、事故車/中古車のB2Bオークション事業領域へのAI活用に取り組んでいます。詳細な情報や今後の展望については、事業の拡大に併せて順次発信いたします。
今回の資本業務提携を機に、ACESの強みであるAIバリューデザインや研究開発の能力、非構造化データを取り扱うDeep Learningを武器とした新規事業開発に邁進してまいります。
※モビリティデータとは
自動車そのものから取得されるいわゆるプローブデータだけでなく、運転者の動作や車外の環境データ、自動車の価値の推移や売買データを包含した、モビリティに係るすべての情報のことです。
■株式会社ACES 会社概要
会社名:株式会社ACES
代表者:代表取締役 田村 浩一郎
所在地:東京都文京区湯島2丁目31−14 ファーストジェネシスビル 3階
設立:2017年11月
事業内容:AIトランスフォーメーション事業(AIを利活用した新規事業開発およびDX支援、AIを用いた独自プロダクトの提供など)
コーポレートサイト:https://acesinc.co.jp
採用サイト:https://acesinc.co.jp/recruit.html
お問合せ先:info@acesinc.co.jp
■SOMPO Light Vortex 株式会社について
会社名 : SOMPO Light Vortex 株式会社 (ソンポ・ライト・ボルテックス)
代表者 : 代表取締役CEO 楢󠄀﨑 浩一
所在地 : 東京都新宿区西新宿1-26-1
資本金:243億円
株式持分:SOMPOホールディングス株式会社 100%
設立 : 2021年7月1日
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