株式会社ルグラン、機械学習により需要と天気の相関関係を分析するツールを開発

〜消費行動と天気の関係を適切に把握・分析し、広告出稿に最適なタイミングを提示〜

デジタルマーケティングのコンサルティング会社、株式会社ルグラン（本社：東京都港区代表取締役：泉浩人、山辺仁美以下ルグラン）は、今般、商品やサービスの需要と天気の相関関係を機械学習により分析するツール｢気象連動型需要予測システム｣を開発、サービスの提供を開始しました。

消費者向けのマーケティングにおいては、天気がリアル店舗やECの売上や来店・集客に大きく影響することを、多くの人が経験を通じて理解をしています。にも関わらず、マーケティングの現場で気象データの活用が進んでいないことから、ルグランでは昨年夏に、気象に連動して広告を簡単に配信できるツール「weathermarketing.net」を開発し、既に多くの企業のマーケティング施策に活用されています。

一方で、広告主の中には、広告出稿に最適な気象条件をどのように設定すればよいかわからない、という課題もあることから、ルグランでは、今般、人々の消費行動と気象の関係を機械学習により分析するツール｢気象連動型需要予測システム｣を開発するに至りました。

このツールを活用すると、例えば、気温・湿度・降水量など日々変わる天気と、売上や来店数の関係を定量的に把握することで、自社の商品やサービスを最も効果的に訴求すべきタイミングを決定することが可能になります。更に、弊社の気象連動型広告配信ツール「weathermarketing.net」を利用することで、企業は需要が高まる最適なタイミングにあわせて自動的に広告を出稿したり、メッセージを切り替えることできるため、売上の増加や広告効果の最適化を実現することもできます。また、お天気に合わせて、最適な商品やサービスを勧めることで、人々の課題の解決につながる情報を発信する企業として、その存在感を高め、ブランドの強化にも繋がると考えています。

ルグランでは、天気による人々の行動や気持ちの変化に着目し、人々のニーズや状況に応じた情報を発信する方法をこれからも開発・提供していきます。

【｢気象連動型需要予測システム｣について】
リアル店舗や商業施設の売上高や来店数、ECサイトにおけるエリア別の受注や売上高、あるいは商品やサービス・ブランドに関する検索数などをインプットすることで、機械学習により、商品やサービスの需要に影響を与える気象条件を特定すると共に、需要変化のきっかけとなる気温や降水量などの「閾値」を判別します。

【株式会社ルグランについて】
株式会社ルグランは、運用型広告のパイオニア「オーバーチュア」の立ち上げメンバーにより設立されたデジタルエージェンシーです。デジタルマーケティング領域において10年以上の経験を持つルグランでは、データドリブンなUXデザインを核に、国内外の企業のDX推進やマーケティング戦略の立案・実施をご支援しています。また、2017年には気象データを活用したファッションテックサービス｢TNQL（テンキュール）｣を開発し、これまでに約25万人のユーザーにご利用頂いています。
URL： https://legrand.jp/