CelonisとNEC、生成AI「cotomi」とプロセスインテリジェンスを連携する実証実験を開始
Celonis株式会社(注1、以下Celonis)と日本電気株式会社(注2、以下NEC)は、高速で高い日本語性能を有するNEC開発の生成AI「cotomi(注3)」と市場をリードするCelonisのプロセスインテリジェンスプラットフォームを連携させたサービスの実証を、日本企業としては初めて、本年5月に開始しました。
なお、本実証は戦略的パートナーシップ締結(注4)の一環となります。
NECは、昨年からCelonisの生成AIとプロセスマイニング技術を活用した機能検証を実施しています。本プログラム内で生成AIを活用することで、プロセスマイニングの専門知識を保持しない社員であっても自然な日本語を用いてリアルタイムにプロセスマイニングの利点を活用し、業務を分析できるようになり、受注管理での遅延や手戻りによる後続業務の遅れなどの業務を改善できることを確認しました。
今回の実証では、新たにcotomiとCelonisのプロセスマイニング技術を連携させ、プロセスマイニングの専門知識を保持しないユーザーが、多量の文章を読まなくてもcotomiを介した自然言語による会話により、業務プロセスを可視化・分析する方法を短時間で得られることを検証します。
今後両社は、パートナーシップ連携を強化し、CelonisのテクノロジーとNECの生成AIを活用することで、お客様の業務プロセスの分析や業務変革を進めていきます。
なお、本件における両社からのコメントは以下のとおりです。
NECとCelonisの戦略的パートナーシップは、日本のお客様に大きな価値を提供し続けています。NECの生成AIとCelonisのプロセスインテリジェンスを組み合わせることで、より多くの人々がプロセスの最適化の機会を得て、ビジネス変革を加速することができるようになります。私たちは引き続き、トップライン、ボトムライン、そしてグリーンラインを通じて、お客様がポジティブな影響を生み出せるよう支援していきます。
Celonis 共同創業者兼共同CEO バスティアン・ノミナヘル
変化の激しい市場の中で成長していくために、各企業は、業務改革を推進しています。今回のCelonisのプロセスインテリジェンスと高速で高い日本語性能を持つNEC開発の生成AI「cotomi」との連携は、企業における意思決定スピードの迅速化と分析アクセシビリティを向上する高度なコンサルティングサービスの提供を可能にします。これにより、短時間で高品質な業務改革の実現に貢献できるものであると考えています。
既に、NEC社内で実践しており、成果・ノウハウをお客様に還元できるものであると確信しています。 NECは、Celonisと連携し、データドリブンでスピーディーかつ客観的な示唆・改善を創出し、お客様の業務改革、躍進をサポートしていきます。
NEC 執行役 副社長 兼 CDO 吉崎 敏文
以上
(注1) Celonis (本社:ドイツ ミュンヘンおよび米国 ニューヨーク、共同創業者兼共同CEO バスティアン・ノミナヘル、アレクサンダー・リンケ)について
2011年以来、Celonisは何千もの世界最大かつ最も評価される企業が、即座にキャッシュ・インパクトを生み出し、顧客体験を根本的に改善し、二酸化炭素排出量を削減するのを支援しています。そのプロセス・インテリジェンス・プラットフォームは、業界をリードするプロセスマイニング技術とAIを使用し、企業にエンド・ツー・エンド・プロセスの生きたデジタル・ツインを提供します。これにより、組織内のすべての人が、ビジネスがどのように進行しているかについての共通言語を持ち、どこに価値が隠れているかを可視化し、それを獲得する能力を持つことができるようになります。セロニスはドイツ・ミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界各地に20以上のオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
(注2) 本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田隆之
(注3) 「cotomi(コトミ)」はNECが開発した生成AIの名称です。ことばにより未来を示し、「こと」が「みのる」ようにという想いを込めており、生成AIを軸にお客様と伴走するパートナーでありたいとNECは考えています。
(注4) プレスリリース「CelonisとNEC、戦略的パートナーシップを締結」https://jpn.nec.com/press/202308/20230828_03.html
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