APT代表・井上良太、シグマクシスとの対談で「2026年は物流変革の実装元年」を宣言
内製化×アセットライトで挑む新時代の物流戦略。鍵は「全体最適を描ける相棒」
物流システムエンジニアリングを手掛ける株式会社APT(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:井上 良太、以下 APT)の代表取締役社長・井上良太が、シグマクシス ビジネスデベロップメントシェルパ2 ロジスティクスディレクター・池田祐一郎氏との対談を実施し、2026年を「物流変革の真の実装元年」と位置づけ、内製化とアセットライトを両輪とした新たな物流戦略の方向性を示しました。
本対談は、2024年問題を経て「改善」から「変革」へと大きくシフトする物流業界において、持続可能なサプライチェーンをどう構築するかをテーマに、実践的な知見を交わしたものです。

■対談の背景
2025年の国際物流展では、自動化機器メーカーの乱立により、顧客が「選択肢の海に溺れている」状況が浮き彫りになりました。技術は成熟期を迎え、似た製品が国内外に溢れる一方で、部分最適の提案ばかりが目立ち、全体最適の視点で設備とシステムを統合できるプレイヤーが求められています。
また、労働力不足が深刻化する中で、企業にはサプライチェーンの高度化とROIC経営への対応が急務となっています。こうした業界の転換期において、APTとシグマクシスという異なる視点を持つ両者が、物流の未来を語り合いました。
■対談で示された3つの重要戦略
本対談では、物流変革を成功に導くための実践的な戦略として、以下の3つのポイントが示されました。
【戦略1】内製化フェーズ1は「資質の高いパートナー探し」
内製化とは、何から何まで自社で抱えることではなく、「資質の高いパートナーを見つけること」がその第一歩であると定義。4PLのように、仕組みやコストを見える化し、荷主と一緒に考えてワークする体制を構築することが、真の内製化だと両者は一致しました。
井上は「資質の高いパートナーを見つけることが内製化の第一歩、フェーズ1です」と述べ、池田氏も「4PLとなり得るような荷主視点で物を考えてくれる、資質の高いサプライヤーとタッグを組んで改革を実行していく。これが今後の主流になる」と応じました。
【戦略2】アセットライト戦略で資本効率を最大化
倉庫の自動化が進むと設備投資が膨らみ、ROIC経営の観点からは逆効果になる可能性があります。そこで重要となるのが、倉庫や設備を「持つ」か「使う」かというアセットライト戦略です。
井上は「センター全体や設備全体を変動費で提供できれば、お客様の負担は軽くなる。土地や建物を売却してリースバックし、得た資金を成長投資に回す選択肢も検討する価値がある」と述べ、海外で進む統合的なサービス提供モデルへのチャレンジを表明しました。
【戦略3】在庫最小化とバリューチェーンを超えた協業
サプライチェーン網が高度化すると、荷主企業の在庫は増える傾向にあります。池田氏は「在庫の保管効率を上げるだけでなく、在庫そのものをコントロールする。これは従来の物流サプライヤーが踏み込まなかった領域」と指摘。
コンサルティングファームと物流サプライヤーが協業し、バリューチェーンを超えて統合的なサービスを提供することが、実装フェーズを実現する鍵になると両者は強調しました。
■2026年は「真の変革元年」
井上は対談の中で、「2025年、目の前の課題として労働力不足が立ちはだかってきた。本当の元年は26年かもしれない。来年以降、自動化の波が本格化し、労働者不足が深刻に企業に突きつけられる年になる」と述べ、2026年を物流変革の真の実装元年と位置づけました。
また、「選択肢が広がっているので、全て自分たちで抱える時代ではない。いいものを使う、いいものを選ぶという時代に来ている」と語り、パートナーシップの重要性を改めて強調しました。
■CLO(物流統括管理者)時代の到来
池田氏は「来年はCLO(チーフロジスティクスオフィサー)が荷主企業に3600人誕生すると言われている。サプライヤー側も、CLOと対峙できる資質の高い企業が台頭してくる」と述べ、荷主とサプライヤーの境界線が究極的にはなくなり、対象企業の企業価値向上にみんなで寄与できるチーミングの重要性を訴えました。
■APTの今後の取り組み
APTは、本対談で示された方向性をもとに、今後も物流現場の知見と最新技術を融合させながら、荷主企業の物流改革を支援してまいります。特に、全体最適の視点で設備とシステムを統合し、内製化とアセットライトを両立させる「4PLに近いポジション」の確立を目指します。
井上は「システム会社であり機器メーカーであり、オペレーションもありながら、何者かよく分からないようなポジションを日本で作りたい。これが来年からのチャレンジです」と抱負を語りました。
■対談記事について
本対談の詳細は、LOGISTICS TODAY 新春特別号2026「制度が変わる、物流が変わる」特集に掲載されております。動画・テキスト・音声の各形式でご覧いただけます。
▼対談記事はこちら
https://www.logi-today.com/896267
タイトル: 「内製化×アセットライトで挑む"実装元年"、鍵は全体最適を描ける相棒──内製化の第一歩は『資質の高いパートナー』選び」
対談者:
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株式会社APT 代表取締役社長 井上 良太
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シグマクシス ビジネスデベロップメントシェルパ2 ロジスティクスディレクター 池田 祐一郎 氏
■株式会社APTについて
株式会社APTは、倉庫業界に新たな価値を提供し、課題解決を通じて業界全体を変革することを目指す企業です。国内外のメーカーに依存しないマルチメーカー対応を強みとし、お客様に寄り添い、価値の最大化とコストの適正化を図りながら、倉庫で働くすべての人々に笑顔を届けます。
会社名: 株式会社APT
設立 : 2009年8月(創業:1984年10月)
代表者: 井上 良太
URL : https://n-apt.com/
所在地: 〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 1丁目3 幕張テクノガーデン B棟 22階
事業内容:機械器具設置工事業
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