新東工業 渦電流非破壊検査装置 ECNI-Ⅱが「2020年度日本機械学会優秀製品賞」を受賞
新東工業株式会社が開発した「渦電流非破壊検査装置 ECNI-Ⅱ(以下、ECNI-Ⅱ)」が、一般社団法人日本機械学会より「2020年度日本機械学会優秀製品賞」を受賞いたしました。
ECNI-Ⅱは渦電流法と呼ばれる磁気の力を用いた計測手法によって、ショットピーニングなどの表面処理を施した製品を破壊せずに内部を検査する表面評価装置であり、インラインでの全数検査によってラインの自動化や省人化に貢献します。
WEBサイトはこちら:https://www.sinto.co.jp/product/surface/technology/sightia/index.html
ECNI-Ⅱは渦電流法と呼ばれる磁気の力を用いた計測手法によって、ショットピーニングなどの表面処理を施した製品を破壊せずに内部を検査する表面評価装置であり、インラインでの全数検査によってラインの自動化や省人化に貢献します。
WEBサイトはこちら:https://www.sinto.co.jp/product/surface/technology/sightia/index.html
■日本機械学会 優秀製品賞 授賞概要
日本機械学会 優秀製品賞は、社会的価値の高い優れた製品に光を当てることにより、わが国の産業基盤の中核を担う中堅企業や中小企業の更なる進化、発展を支援することを目的とした賞です。
今回のECNI-Ⅱの受賞では、従来の渦電流方式の非破壊検査手法にはない当社独自の技術力に加え、取得した測定結果の評価や表現方法、操作性といったユーザビリティを意識した機能に対して、付加価値のある優れた製品であると高く評価いただきました。
■ECNI-Ⅱの特徴と導入メリット
従来、表面処理を施した製品の品質管理は工程管理と抜き取りによる破壊検査が多く、部分的な検査にとどまっていました。しかし、ECNI-Ⅱは渦電流反応を用いて製品の加工状態を最速一秒で評価することができるため、生産状況に合ったインライン検査を行うことが可能になります。また、ECNI-Ⅱは渦電流の挙動を数値化することによって、異常時の要因解析を行うことも可能になりました。そのため、経験の浅い作業者であっても2次元グラフを確認することで、処理状態の良否を容易に判別することも可能です。
現在では、自動車用ギヤの生産ラインにおけるショットピーニング工程でのインライン検査をはじめ、処理前の素材の判別検査としても採用されており、今後はECNI-Ⅱで得たデータの活用により、設備の予防保全や最適な加工条件の運用などへ応用が期待されています。
■会社概要
会社名:新東工業株式会社
設立:1934年10月2日
代表者:代表取締役社長 永井 淳
事業概要:鋳造事業を核に、魅力ある表面づくりを提供する表面処理事業や、働く人の安全と健康を守る環境事業、様々なものづくりの基盤となるメカトロ事業を展開。近年では、ロボット用センサや介護機器、IoTサービスなどの新分野にも参入。
Webサイト:https://www.sinto.co.jp
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