povoにICチップと顔認証によるオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を提供

~生成AIによる偽造書類やディープフェイクを遮断し、即時自動審査も実現~

株式会社ELEMENTS

ELEMENTSグループの株式会社Liquid(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷川 敬起、以下「Liquid」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:松田 浩路、以下「KDDI」)と沖縄セルラー電話株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:宮倉 康彰、以下「沖縄セルラー」)が提供する「povo2.0(通話+データ)」の新規申込時のオンライン本人確認に、「LIQUID eKYC」を提供しました。従来の撮影方式に加え、ICチップの読み取りと顔認証を組み合わせた方式が活用可能となり、より厳格な本人確認を実現します。

Liquidの公的個人認証(JPKI)に関するページ: https://liquidinc.asia/jpki/

背景

近年、特殊詐欺の被害が深刻さを増しており、その手段として携帯電話が悪用されるケースが顕著に増えています。警察庁によると※1、2024年の特殊詐欺の認知件数は20,987件と前年より10.2%増加、被害額は721.5億円と前年比59.4%増加し過去最悪を記録しました。携帯契約において、外見上の識別が難しい精巧な偽造書類やディープフェイクによるなりすましも確認されています。

※1 警察庁 「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値版)

導入内容:自動審査と不正対策を実現するICチップ読取と顔認証による本人確認

KDDI、沖縄セルラーは、povo2.0のオンライン契約におけるICチップを用いた本人確認の方式において、複数の手段から選択できる仕組みをLIQUID eKYCで構築しました。従来からLIQUID eKYCを利用しており、グループ累計約1.3億件の本人確認実績を背景にした高度な技術や、細部にこだわったUIが評価され、今回のIC読取方式でも採用に至りました。

  • ICチップ読取+顔認証(携帯法ニ方式)

    自撮りの顔画像と、マイナンバーカードのICチップを読み取ることで本人確認。

  • ICチップ読取(携帯法チ方式、公的個人認証・JPKI)

    マイナンバーカードのICチップ情報と、地方公共団体情報システム機構が提供する公的個人認証サービスを用いることで本人確認。暗証番号が必要。

携帯法ニ方式
携帯法チ方式

<導入メリット>

  • 審査負担の軽減

    • ICチップ活用で審査を自動化

      撮影方式で必要だった目視確認と比べ審査工数が削減します。

  • 生成AIを含む不正対策

    • ICチップを活用した本人確認書類の偽造対策

      電子署名検証により、ICチップの内容が改ざんされていないか確認します。

    • マイナンバーカードの譲渡や詐取による不正利用を顔認証で防止(ニ方式)

      自撮りの顔画像と、本人確認書類の顔情報の一致を確認し、なりすましを防止します。

  • 利用者の利便性向上

    • 氏名、住所、生年月日、性別の基本4情報の入力が不要

    • 自撮りの顔画像や本人確認書類の撮影が不要(チ方式)

■povo2.0について
povo2.0は、au のオンライン専用のブランドです。月額基本料金・解約金・事務手数料すべて 0 円でご使用いただけます。povo は安心の au 回線を利用できるため、au の高速 5G ネットワークがつながります。月額制ではなく、使いたいとき使いたい分だけギガを買い足せるため、自分のライフスタイルに合わせて、ムダなくご使用いただけます。


また、他社の商品と povo のデータがセットでおトクにご購入いただけるコラボトッピングや、povo ご契約者様は無料でデータのチャージができる「povo Data Oasis」というサービスも提供しています。

詳しくはこちら

■eKYC市場シェア6年連続No.1※2である「LIQUID eKYC」について
ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービスです。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影、もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証(JPKI / スマホJPKI) を活用した方式を提供しています。学割などの年齢確認にも対応可能です。独自のAI技術、生体認証技術、OCR技術などにより、撮影開始から完了までの離脱率の低さを実現し、ELEMENTSグループ合計で累計本人確認件数は約1.3億件、累計契約数は約600社となっています。
Webサイト:https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/ 
(公的個人認証に関するページ: https://liquidinc.asia/jpki/) 

※2 ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2025」eKYC市場:ベンダー別売上金額シェア(2019年度~2024年度予測) 

■株式会社Liquidについて
Liquidは、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界約80億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指しています。また、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求して参ります。
 
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:代表取締役 長谷川 敬起
設立:2018年12月
事業内容:生体情報、生体行動に特化した画像解析・ビッグデータ解析(LIQUID eKYC、LIQUID Shield、LIQUID Auth等)
Webサイト: https://liquidinc.asia 
サービスサイト:
身元確認サービス「LIQUID eKYC」https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/ 
当人認証サービス「LIQUID Auth」https://liquidinc.asia/liquid-auth/ 
業界横断の顔画像による不正検知サービス「LIQUID Shield」https://liquidinc.asia/2024-03-19/ 
デジタルIDウォレット「PASS」 https://liquidinc.asia/smartcity/ 
外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」https://liquidinc.asia/gpass/ 
 
■株式会社ELEMENTSについて
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:代表取締役会長 久田 康弘
    代表取締役社長 長谷川 敬起
証券コード:東証グロース市場 5246
設立:2013年12月
事業内容:生体認証・画像解析・機械学習技術を活用した個人認証ソリューション、衣食住における個人最適 化ソリューション、個人情報を管理するクラウドサービスの開発・提供
Webサイト: https://elementsinc.jp/ 

※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 

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会社概要

株式会社ELEMENTS

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URL
https://elementsinc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3(5階)
電話番号
03-4530-3002
代表者名
長谷川 敬起
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2013年12月