地方移住×転職について2万人にアンケート調査を実施!経験者の年収変化や満足度は?移住体験者の座談会で生の声も聞きました。
株式会社カケハシ スカイソリューションズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中川 智尚)は、各業界の転職環境やキャリア形成について、専門家への独自取材に基づいた情報をお届けする『転職hub(ハブ)』にて「地方への移住と転職に関する調査」を実施いたしました。
「地方への移住と転職に関する調査」の詳細記事は以下のリンクから読めます。
https://www.kakehashi-skysol.co.jp/media/post-6005/
「地方への移住と転職に関する調査」の詳細記事は以下のリンクから読めます。
https://www.kakehashi-skysol.co.jp/media/post-6005/
■この記事でわかること
●25~59歳の男女2万人に移住への関心について調査
・実際に移住と転職をした186人に移住後の生活について聞いた結果
・コロナ禍以降に地方への移住を検討したか
・移住検討にコロナ禍の状況は影響したか
・移住検討にあたりどんな行動をしたか
・移住に伴う転職状況と業種の変化
・移住×転職後の年収と生活費の変化
・移住×転職後の満足度
・移住後に感じたメリットとデメリット(ランキング化)
●経験者による座談会
・経験者1:移住直後は年収ダウンもキャリアを積んでリカバリー
・経験者2:移住・転職・結婚を同時に経験。異世界転生した気分
・座談会:経験者が語る「地方移住のカタチ」
■地方移住アンケート調査概要
<調査概要>
調査名 :地方への移住・転職に関するアンケート調査
調査方法:アイブリッジ株式会社「Freeasy」を用いたインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2022年12月5日~12月16日
調査対象:25~59歳の男女2万人
■地方への移住アンケート調査の結果
地方移住を検討したうち52.0%にコロナ禍の状況が影響
今回の2万人調査で「移住を検討した」と回答したのは2700人いました。
コロナ禍の状況が検討のきっかけになるかを聞いたところ、「きっかけになった」と答えた人が21.5%、「やや影響した」と答えた人は30.5%で、合計は52.0%となりました。
移住検討者の過半数にとってコロナ禍の状況がきっかけになったことがわかります。
移住先の状況で気になるのは住居が1位
移住を検討するにあたって実際に起こしたアクション(選択肢より複数回答)
1 | 住居について調べた | 37.7% |
2 | 転職情報を調べた | 29.4% |
3 | 子どもの教育環境について調べた | 17.6% |
4 | 移住に向けて家族と具体的な相談をした | 14.8% |
5 | 引越資金の貯蓄をはじめた | 12.5% |
6 | 移住のための相談窓口を利用した | 11.8% |
7 | 移住に特化した転職サイトを利用した | 11.7% |
移住にあたり、まずは住居について調べたという人が37.7%ともっとも多い結果になりました。
また「転職情報を調べた」という人が約3割と、移住に際して転職も一緒に検討する人が一定数いることもうかがえます。
移住に伴い転職をしたのが44.4%。異業種への転職も多数派となった
移住にあたって「転職した」人が44%、「転職せずに移住した」人が36%で、転職した人の割合が多くなっています。
さらに、転職後の業種について聞くと、「転職前と同じ業種に就いた」という人が40.3%で一番多くなりました。しかし、「転職前と違う職業に就いた(農林水産以外)」と答えた人も38.2%に上り、移住を機に業種そのものを変えた人も多いことがわかります。
また、「転職前と同じ業種に就いた」人と、「転職前と違う職業に就いた(農林水産以外)」人の割合は、年代別でも大きな違いはありませんでした。
気になる移住&転職後の年収の変化。年収増が43.0%という結果に
やはり気になる年収については、43.0%の人が「転職後に年収が上がった」と回答。29.6%の人が「年収に変化がない」という結果でした。「年収が下がった」と答えた人は27.4 %にとどまりました。
また、「年収が下がっても、その分生活費が下がった」と答えた人が21.0%で、年収の増減だけでは量れない生活費との変化のバランスも調査から判明しました。
「年収は増えたが、生活費が上がった」18.8%、「年収に変化はなく、生活費が上がった」8.6%、「年収が下がり、生活費が上がった」6.4%と、地方に移住しても車の維持費などで生活費が上がったと答えた例も見られます。
移住経験者の平均満足度は星4つと高い
移住×転職後の満足度は、平均が星4つ。年代や年収別に見ても、上記の割合にあまり差はなく、移住×転職後の生活に高い満足感を得ていることがわかりました。
地方移住から感じたメリット・デメリット
移住したことについてどんなメリットを感じますか?
(回答数:186/選択肢から3つまで回答)
1 | 通勤ラッシュなど混雑のストレスがなくなった | 45.2% |
2 | 豊かな自然を感じられる | 32.8% |
3 | のびのびとした環境で子育てができる | 22.6% |
4 | 生活費がおさえられる | 18.3% |
5 | 時間にゆとりができる | 18.3% |
6 | 良質な食材が手に入る | 15.6% |
7 | 気軽にアウトドアレジャーを楽しめる | 14.0% |
8 | 家族との時間が増えた | 13.4% |
9 | 家族以外の人との結びつきを感じられる | 3.2% |
10 | 起業にチャレンジしやすい | 2.7% |
移住したことについてどんなデメリットを感じますか?
(回答数:186/選択肢から3つまで回答)
1 | 就労先の選択肢が少ない | 37.6% |
2 | キャリアアップの不安がある | 25.3% |
3 | スーパーやコンビニが少なく買い物が不便 | 20.4% |
4 | イメージよりも生活コストがかかる | 17.7% |
5 | 交通の利便性が悪い | 17.7% |
6 | 子どもの教育に関する選択肢が少ない | 10.2% |
7 | 医療・福祉の設備が十分ではない | 9.1% |
8 | 地域社会での役割が多すぎる | 6.5% |
9 | 地域社会に溶け込みにくい | 5.9% |
10 | 実際に住んでみたら田舎暮らしが合わなかった | 3.2% |
地方移住で感じたメリットの1位は「通勤ラッシュなど混雑のストレスがなくなった」でした。
一方、デメリットの1位は「就労先の選択肢が少ない」、2位には「キャリアアップの不安がある」で、仕事に関するデメリットが上位2つを占めるという結果になりました。
4位の「イメージよりも生活コストがかかる」という回答に関連したコメントとして「物価が上がり生活が厳しい」「生活必需品の値上がりに苦労している」というように、近ごろの社会情勢が想定外となってしまったケースもあるようです。
ほかのコメントも見ると、「生活費以外の無駄な出費が減った」「コロナ禍の影響もあり、外食が減った」「物々交換で生活費が激減した」など、移住によってライフスタイルが変化した人も多いようです。
座談会:移住×転職経験者が得た人生の新しい価値観
記事内では、実際に地方移住と同時に転職をした3人(内2人は夫婦)に取材し、座談会形式で経験談を話してもらいました。
3人とも関東から福岡県へ移住しましたが、都市部と山間部でそれぞれ第二の人生をスタート。環境はまったく異なっていました。3人とも満足度は「星5」と即答。この3人が得た新しい人生観にふれられます。
「地方への移住と転職に関する調査」記事は以下のリンクから読めます。
https://www.kakehashi-skysol.co.jp/media/post-6005/
■「転職ハブ」編集部より
今回の調査では、コロナ禍以降に地方へ移住かつ転職を経験した人にアンケート調査をするため、まず2万人を対象に事前調査をおこないました。そこから、移住&転職の両方の経験者である186人に質問に答えていただきました。
やはり意外だったのは、地方に移住で年収が増えたという回答が多かったこと。地方移住と聞いてイメージするような「年収減」の方が少数派だということがわかりました。
生活費については下がったという回答が多数派でしたが、ここ最近の物価上昇により、予想に反して生活費がかかるという意見もありました。そしてコメントには、「年収は激減したが、ライフスタイルの変化により無駄な出費がなくなり、生活に対しての満足度が上がった」という声も。
移住&転職経験者3人による座談会では、移住直後は年収が下がったもののその後キャリアを積んで年収が上がったケースと、年収が半減以下となったものの充実した日々を送っている夫婦のお話をうかがいました。
調査結果と座談会の内容を総括して、年収だけでは量れない生活への満足度の高さが見受けられました。
今後も「転職ハブ」では調査・分析・取材を通じ、就職・転職活動にまつわる情報やサービスを提供してまいります。
■株式会社カケハシ スカイソリューションズについて
カケハシ スカイソリューションズは「人と組織の成長を加速する」というミッションのもと、採用、育成、定着を支援する様々なソリューションをワンストップで提供している2011年に設立した人材サービス会社です。
のべ10,000社以上の支援実績から各社の状況にあわせたオリジナルの企画提案を得意としています。人材採用計画と採用活動の実施・検討状況をうかがい、求める人材像などの人材要件を定義。採用戦略の立案から広告媒体の選定、クリエイティブ、採用体制づくり、内定者フォロー提案まで、年間を通してお手伝いします。
また研修のご支援では内定者研修から始まり、階層ごとの社員研修(新入社員~幹部・管理職)にも対応しており、それぞれのレイヤー・企業ごとに必要なスキルや考え方を段階的に提供いたします。
商号 : 株式会社カケハシ スカイソリューションズ
設立 : 2011年
代表者名: 代表取締役社長 中川 智尚
本社所在地 : 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ7F
URL : https://www.kakehashi-skysol.co.jp/
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