カラー液晶画面付き、オンライン管理のオートショックAED「AED3250」を販売開始

セコム株式会社

 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、心停止状態の傷病者の救命に使用するAED(自動体外式除細動器)として、カラー液晶画面付きのオートショックAEDで、AEDの状態をオンラインで管理できる「AED3250」を、2022年2月14日(月)から販売開始します。

 オートショックAED「AED3250」は、傷病者の心電図解析をしたのち電気ショックが必要と判断された場合、自動的に電気ショックを与えます。このため、救助者がショックボタンを押す必要がなく、救助に対する心理的負担の軽減や、傷病者への処置が遅れるリスクの低減が期待できます。また、操作手順を音声ガイドに加えて液晶カラー画面のイラストとメッセージで示すほか、オートショックの前にカウントダウンで注意喚起するなど、操作をサポートする機能が充実しています。さらに、AEDのセルフテスト(AED本体の故障、電極パッドの使用期限、バッテリー残量)の結果をオンライン管理し、AEDに異常が発生した場合は、正常化までセコムがフォローします。

 セコムは2004年に日本で初めてレンタル方式のAEDのパッケージサービスを発売して以来、AEDの状態のオンライン管理、AEDを使える人を育成・管理するスキルアップサービスなどを発売。これまでの累計販売台数は30万台、セコムのAEDによる救命人数は3,100名を超えました。(2022年1月末時点)

 これからもセコムは、AEDの更なる普及と救命率の向上のためにサービスの普及とAEDラインアップの充実を図り、“AEDがいつでも、誰でも使える社会”の実現に取り組んでいきます。

■特長
1.ボタン操作不要で、自動で電気ショック
ショックボタン操作が不要で、心電図の解析後に自動で電気ショックを実施します。

<オートショックAEDについて>
日本で普及しているAEDは、電気ショックが必要と判断された場合に救助者がショックボタンを押す必要がありますが、救命行為に不慣れな救助者の場合、ショックボタンの押し下げを躊躇してしまい、適切なタイミングで電気ショックが実施されないケースがあります※1。また、多くの救助者がさまざまなストレス反応を経験していたという報告もあります※2。
オートショックAEDは、傷病者の心電図解析をしたのち必要と判断された場合に、自動的に電気ショックを与えます。このため救助者の不安やストレスの軽減や、傷病者への処置が遅れるリスクの低減が期待でき、多くの国でオートショックAEDが浸透しています。
※1: Automated external defibrillator and operator performance in out-of-hospital cardiac arrest
/J.A. Zijlstra et al. (Resuscitation 118 (2017) 140-146)
https://www.resuscitationjournal.com/article/S0300-9572(17)30217-4/fulltext
※2:  バイスタンダーが一次救命処置を実施した際のストレスに関する検討
/田島 典夫他(日本臨床救急医学会雑誌)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/16/5/16_656/_article/-char/ja/

2.操作手順をカラー液晶画面に表示
電源を入れると、音声ガイドに加え、操作手順などをイラストとメッセージで表示。音声ガイダンスが聞き取りにくい騒がしい場所でも操作できるように配慮しました。

3.未就学児/小学生~大人モード切替スイッチ
スイッチを切り替えるだけで、未就学児※から成人まで使用できます。
※小学校に入っていない子どもを指しています。

4.オンラインでAEDの状態を管理
毎日自動で行われるセルフテスト(AED本体の故障、電極パッドの使用期限、バッテリー残量)の結果をサーバーに自動送信。異常が発生した場合、セコムがお客さまにご連絡し、正常化までセコムがフォローします。

5.心電図を提供
AEDの使用後、医療機関などからの要請でAEDに記録した心電図が必要になった場合、セコムにご連絡いただければ、オンラインでデータを取得し、ご提供することも可能です。

6.AEDの稼働状況をレポートでお知らせ
AEDの稼働状況を管理したいお客様向けに、事前にお申し入れいただくことで、AEDの稼働状況(AED本体の故障、パッドの使用期限、バッテリー残量)のレポートを提出します。

7.レンタル方式ならではの充実のサポート
消耗品の使用期限をセコムで管理し、交換時期にお送りします。また、AEDを使用した場合は、セコムまで連絡いただければ新しい消耗品を発送するほか、万一の盗難、自然災害による故障や破損の際は無料でAEDを交換します。

■料金体系
レンタル料:6,600円/月・台(税込7,260円)
保証金:20,000円/台(非課税)
契約期間:5年間(以降、1年毎の自動更新で最長8年まで)

■寸法・質量
・AED本体
高さ97mm×幅206mm×奥行252mm、約2.4kg (バッテリー・電極パッド含む)
・キャリングケース収納時
高さ160mm×幅230mm×奥行325mm、約3.0kg (AED本体含む)

製造販売業者:日本光電工業株式会社
販売名:自動体外式除細動器 AED-3200シリーズ
医療機器承認番号:30400BZX00003000
高度管理医療機器/特定保守管理医療機器

●セコムのAED関連発表資料
・ニュースレター(2018年6月7日)
「セコムAEDパッケージサービス」累計販売台数20万台を突破
救命人数は2,300名超、“AEDがいつでも、誰でも使える社会”の実現に向け市場をリード
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20180607.html

・報道資料(2018年10月1日)
AEDのレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージで提供
「セコムAEDオンラインパッケージサービス」を発売
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20181001_2.html

・報道資料(2018年12月7日)
日本初、家庭用AEDのオンラインパッケージサービス「セコム・MyAED」を販売開始
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20181207.html

・報道資料(2021年12月1日)
日本初、ショックボタン操作不要のオートショックAED「AED 360P」を販売開始
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20211201.html

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会社概要

セコム株式会社

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URL
https://www.secom.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前1丁目5番1号
電話番号
03-5775-8100
代表者名
尾関 一郎
上場
東証1部
資本金
664億円
設立
1962年07月