【給食週間(1/24~30)】子どもと保護者の「給食」アンケート結果/「黙食」続く中でも、約9割の子どもが「給食の時間が好き」

好きなメニューは子どもも保護者も「カレー」「揚げパン」

光村図書出版株式会社

 小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹、以下、光村図書)は、全国学校給食週間(1月24日~1月30日)に伴い、全国の小・中学生とその保護者を対象に、「給食」に関する意識や好きなメニューに関するアンケート調査を実施いたしました。

 全国学校給食週間※1は、毎年1月24日から1月30日に定められています。学校給食は、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしているとして、その意義や役割の理解・関心を深めるための週間です。光村図書では、2022年10月に学校給食をテーマにした短編集『給食アンサンブル2(作・如月かずさ)』を刊行したことを受け、学校給食に関する実態を改めて把握することを目的に、本調査を実施しました。

 ※1出典:文部科学省「全国学校給食週間について」
  https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/1299359.htm
  • 調査概要
対象者:小・中学校に通う児童・生徒の保護者(全国)
調査方法:インターネット調査(児童・生徒本人に聞き取り、保護者が回答)
調査期間:2022年11月9日~11月10日
回答数:500名(小学1~6年生の保護者 335名 中学生1~3年生の保護者 165名)
 
  • アンケート集計結果のポイント

●小・中学生に「給食の時間が好きですか?」と質問したところ、「給食の時間が好き/どちらかといえば好き」という回答が、約9割(87.4%)に上った。新型コロナウイルス感染対策による黙食が続く中でも、給食が好きな時間であるという結果に。(Q1)

●小・中学生と保護者の両方に「好きな(好きだった)給食メニュー」を質問したところ、いずれも1位が「カレーライス」、2位が「揚げパン」と同じ結果になり、カレーや揚げパンが幅広い世代から人気を集める給食メニューであることが分かった。(Q2)

●保護者に「“忘れられない”給食メニューとその思い出」を質問したところ、「余ったわかめご飯で先生がおにぎりを作ってくれた」、「プールの後に野外でみんなでカレーを食べた」など、懐かしい給食の思い出のほか、「たけちゃんマンライス※2」、「みそピー※3」といった世代や地域によってさまざまな給食メニューも挙がった。(Q3)


※2たけちゃんマンライス:1980年代に学校給食でみられたエビ、アサリ、ニンジン、タマネギなどが入ったミルクスープベースの麦入り炊き込みご飯。
※3みそピー:千葉・茨城地方の家庭料理でピーナッツ味噌のこと。
 
  • アンケート集計結果
Q1.給食の時間が好きですか?(単一回答・選択式) 
 ※小・中学生のみ回答

 「給食の時間が好き(好き/どちらかといえば好き)」という回答が、約9割(87.4%)に上った。

 小・中学生別に見ると、小学生の「給食の時間が好き(好き/どちらかといえば好き)」という回答が91.0%となり、中学生の80.0%を11.0pt上回った。はっきりと「好き」と回答した割合は、小学生(54.6%)が中学生(43.0%)を11.6pt上回った。


Q2.好きな(好きだった)給食のメニューは何ですか。(複数回答・選択式
 ※小・中学生と保護者の両方が回答

 小・中学生と保護者ともに、1位が「カレーライス」、2位が「揚げパン」という結果になった。

 小・中学生と保護者との比較では、保護者3位の「ソフト麺(31.2%)」は、小・中学生では8位(18・2%)となり、人気に差が見られた。上位のメニューは共通しているものも多い一方で、小・中学生9位の「手巻き寿司(13.0%)」や、保護者9位の「くじらの竜田揚げ(13.8%)」など、世代による違いがみられるメニューもあった。

Q3.最も"忘れられない"給食のメニューとその思い出は何ですか。(自由記述
 ※保護者のみ回答、回答一部抜粋

カレーライス
  • カレーライスが美味しかったが、玉ねぎが苦手な友達が泣きながら食べていたこと。(東京都 50代 男性)
  • プールの後に野外でみんなでカレーを食べた思い出。(東京都 30代 女性)
  • 思い出というよりも、学校で食べたカレーの味に卒業後に巡り合えた事がないので、二度と食べる事の出来ない思い出の味になってしまった。(東京都 40代 女性)
  • カレー。あの味が再現できない。(大阪府 40代 男性)
  • 友達とおかわりを競い合った。(和歌山県 30代 男性)

揚げパン
  • こんなに美味しいとは思わなかった。(兵庫県 40代 男性)
  • 揚げパン。食べられないものが多い中、それは完食できたから。(埼玉県 40代 女性)
  • いまだに昔の味が忘れられない。(東京都 40代 男性)
  • 子供の頃は今まで見たことのなかったパンで美味しくて驚いたことを覚えています。(広島県 50代 男性)
  • 手をべたべたにしながら食べて、指も舐めた。(大阪府 50代 女性)
  • 揚げパンです。 あの給食の揚げパンの味は給食でしか食べたことがないからです。よく売ってる揚げパンとは何か味が違うのでもう一度食べたいです。(茨城県 40代 男性)
  • あげぱん、争奪じゃんけんがすごかった。(北海道 40代 男性)

ソフト麵
  • 大人になってからは食べる機会がないものだし、それぞれに食べ方の個性があって面白かったから。(東京都 30代 男性)
  • ソフト麺にかけて食べるカレー。ソフト麺は家庭には無い味と食感であり、カレーとの相性がとても良かったから。(埼玉県 50代 男性)
  • 人気でみんなが楽しみにしていた。(宮城県 40代 女性)
  • ミートソースから溢れないように食べるのにコツがいり、楽しかった。(愛知県 40代 女性)
  • ソフトめん。給食以外では食べられなかったので。(東京都 40代 男性)
  • ソフト麺とミートソース 先割れスプーンで食べづらかった事。(千葉県 40代 女性)
  • ソフト麺を使用した汁物。だいたい汁が足りなくなるので、どうやってもたせようか考えながら食べていた。(埼玉県 40代 女性)

わかめごはん
  • わかめご飯が出たときに、余ったわかめご飯で先生がおにぎりを作ってくれたこと。(埼玉県 30代 男性)
  • 家ではあまり出なかったが、給食ではよく出て、おいしかった。(東京都 40代 男性)
  • わかめごはん、おかわりしていた。(三重県 40代 女性) 

クリスマス献立
  • 冬休み前のクリスマス給食に、小さなステーキが出たこと。給食でステーキが出ることは滅多にないので衝撃的でした。(岐阜県 30代 女性)
  • クリスマスの日にバターケーキが出て、家族と一緒に食べたくて、その時には食べず家に持って帰った。持ち帰り用に箱入りだった。(北海道 40代 女性)
  • クリスマスケーキが出て、唯一持って帰っても良いメニュー。一人一人箱に入っていた。(徳島県 40代 女性)
  • 七夕やクリスマスの時に出るケーキなどの特別デザート 学校を休む事が多かったけれども、特別メニューのデザートは友だちが届けてくれた。(茨城県 40代 女性)

その他
~他にも"忘れられない”あんな給食メニュー~
  • 「クジラの竜田揚げ」クジラなんて食べるのいやだなと思ったけれど、味は美味しくて、今では食べる機会もないので良い経験だったと思う。(大阪府 50代 女性)
  • 「鮭のチーズ包揚げ」私が鮭のチーズ包揚げが大好きだと姉が知っていた為学校を休んだ時姉が持って帰って来てくれた。(岡山県 40代 女性)
  • 「とりの唐揚げ」肉を食べれなかったのにとりの唐揚げに出会って肉好きになったから。(埼玉県 40代 男性)

~ちょっとレアな給食メニューも!?~
  • 「ういろう」名古屋名物のういろうや姉妹都市のメキシコ料理などが嬉しかった。(愛知県 40代 女性)
  • 「地元のみかんジュース」給食でジュースが飲めることが新鮮だった。(静岡県 50代 女性)
  • 「みそピー」千葉県人ならみんな好きでした。(千葉県 50代 男性)
  • 「星のチーズサラダ」星形のチーズと砕いたポテチが入っていて、当時は給食でお菓子が出ることが嬉しかった。(福岡県 30代 女性)
  • 「たけちゃんマンライス」(島根県 40代 男性)
  • 「とくれんゼリー(みかんゼリー)」(兵庫県 40代 女性)


 
  •  給食がテーマの短編集『給食アンサンブル』シリーズ
如月かずさ氏による、給食をテーマに中学生の揺れる心情を描いた心に響く連作短編。
2018年の『給食アンサンブル』刊行後、国語の読解問題として使われたり、作中の給食メニューが複数の学校でコラボ給食として提供されたりするなど、さまざまな形で愛される作品となっています。


タイトル:給食アンサンブル
著  者:如月かずさ(作)、五十嵐大介(絵)
定  価:1,045円(税込)
仕  様:188mm×128mm / 192ページ
発 売 日:2018年9月5日
I S B N : 978-4-8138-0078-1
U R L:https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/book_th002.html



 


タイトル:給食アンサンブル2
著  者:如月かずさ(作)、五十嵐大介(絵)
定  価:1,320円(税込)
仕  様:188mm×128mm / 208ページ
発  行:光村図書出版
発 売 日:2022年10月12日
I S B N : 978-4-8138-0419-2
U R L:https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/book_th007.html

 
 
  • 会社概要
[商 号]光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co.,Ltd.
[代表者]代表取締役社長 吉田直樹
[創 立]1949(昭和24)年2月26日
[資本金]3,000万円
[年 商]82億6,481万円(2022年10月期)
[従業員数]227名(2022年4月現在)
[所在地/TEL]東京都品川区上大崎 2-19-9 / 03-3493-2111(代表)
[URL]https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事業内容]小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行/学習用ソフトウェアの企画・制作

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URL
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都品川区上大崎 2-19-9
電話番号
03-3493-2111
代表者名
吉田直樹
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
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