「青谷弥生人」そっくりさんグランプリがついに決定! とっとり弥生の王国初代国民を招いた鳥取ツアーを実施
~グランプリイベントは配信&一般投票も!~
鳥取県では、県内の青谷上寺地遺跡から発掘された人骨をもとに復元した「青谷弥生人」のそっくりさん募集や公募して決定した名前(「青谷上寺朗」)を発表するなどしてきましたが、この度ついに、青谷弥生人のそっくりさんグランプリが決定します!
昨年選ばれたとっとり弥生の王国の初代国民(そっくりさん入賞者)をグランプリ候補として鳥取にお招きし、青谷上寺地遺跡などを巡る鳥取ツアーを実施。グランプリイベント(オンライン配信あり)も開催し、審査員や一般からの投票により、グランプリを決定いたします。
告知動画はこちら:https://youtu.be/l4ZK-4_kfLk
「青谷弥生人」そっくりさん大集合ツアー
実施:2022年5月28日(土)~29日(日)
訪問先:青谷上寺地遺跡、むきばんだ史跡公園、大山まきばみるくの里など
とっとり弥生の王国 青谷弥生人そっくりさんグランプリ
日 時:2022年5月28日(土) 14:30~16:30 ※一般参加可能。開場は14:00
会 場:鳥取市青谷町農林漁業者トレーニングセンター
内 容:「青谷であおーや」青谷弥生人大捜索作戦!」
入賞者を「とっとり弥生の王国」にご招待。審査員や来場者を含めた投票により、グランプリを決定。
その他:とっとり弥生の王国推進課 青谷上寺地遺跡の公式YouTubeチャンネルで生中継
https://youtu.be/e0S0fMKmDjI
■グランプリイベントについて
グランプリイベントは、会場での一般観覧とオンライン配信でのハイブリット式で実施いたします。
10名のグランプリ候補者には、1人3分ずつのPR時間が用意され、見た目の「そっくり度」にPRの内容を加味して、5組の審査員が総合的に評価します。
さらに、今回はgoogleフォームを使用したインターネット投票も実施。インターネット投票と一般来場者投票、審査員による投票の合計得点により、グランプリを決定します。
■グランプリイベントスケジュール(5月28日(土))
14:30 開演
主催者挨拶(鳥取県知事)
審査方法説明
候補者PR (10人×3分)
会場投票・審査員審査・google投票締め切り
審査発表・表彰式・記念撮影
16:00 会場すぐ近くの、青谷上寺朗が発掘された現場へ徒歩で移動。
グランプリ受賞者には、鳥取県にちなんだ豪華賞品を贈呈!
グランプリ受賞者には、記念品の他、「青谷弥生人」も食べていた!これから旬を迎える鳥取のブランド岩ガキ「夏輝」5kgを贈呈します。
一般投票はこちらから!
事前投票も可能な、インターネット投票はこちらから
https://forms.gle/ZpR1UQ93qyBhayz56
当日15:30頃に、投票締め切りとなります。
■青谷弥生人とは? ~人骨とDNAの研究から約1800年前の弥生人の顔の復元に成功
2000年に鳥取市の青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)で大量に出土した弥生時代後期(約1800年前)の人骨のうち、3個体の頭蓋骨に当時の人の脳が残されていることがわかりました。弥生人の脳は国内で初めての発見です。
鳥取県では、国立科学博物館の監修を受けながら、頭蓋骨の形態やDNAの分析結果をもとに「青谷弥生人(あおややよいじん)」の復顔像を制作。遺伝子情報も反映した弥生人の復顔は全国初の試みです。
■奇跡の!841(やよい)件の応募者から選ばれた初代国民は10名!
2021年10月に復顔が公開されるやいなや、SNSなどで「誰かに似ている」と話題に。県が行った自薦によるそっくりさん募集には215件、名前募集には626件が集まり、合計すると「やよい」と読める841件となりました。
AI搭載アプリでそっくり度を数値化するなど厳正な審査を行い、2022年1月に生配信でそっくりさん入賞者10名を発表し「とっとり弥生の王国」初代国民に認定されました。今回、その初代国民のなかからグランプリを決定い
たします。
初代国民に選ばれた10名
■国史跡「青谷上寺地遺跡」とは
鳥取県鳥取市青谷町(あおやちょう)に弥生時代前期の終わり頃(約2400年前)から古墳時代前期(約1700年前)にかけて営まれていた集落遺跡です。弥生時代の歴史を考える上でとても重要な遺跡として、平成20年に国の史跡に指定されました。
山陰地方を東西に結ぶ山陰自動車道の建設に伴って発掘が行われ、弥生時代の人々が活動の拠点としていた微高地から、北陸地方から運び込まれた石材で製作された玉やデザイン性に優れた木器や骨角器など、弥生時代の人々が製作、使用していた様々なものが発見されました。中国で製作された銅鏡や朝鮮半島で製作された鉄器など、当時の貴重な交易品も出土しており、日本海交易の拠点として賑わっていたと考えられています。
令和元年には、土器、石器、鉄器、木器、骨角器など様々な出土品1353点が国の重要文化財に指定されました。令和5年秋には重要文化財に指定された出土品などを展示公開する施設がオープンする予定です。
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