転倒骨折リスクを低減する新しい床「ころやわ」が、『転倒予防学会推奨品』に認定

〜人間の「転ばない努力」だけでは防ぎきれない高齢者の転倒骨折を、「転んでも安心な床」という逆転の発想で解決。医療機関・福祉施設の職員や、ご家族の看護・介護負担を減らします〜

株式会社Magic Shields

株式会社Magic Shields(本社:静岡県浜松市、代表取締役:下村明司、以下マジックシールズ)が開発・販売している、転倒骨折リスクを低減する新しい床「ころやわ」が、日本転倒予防学会推奨品として認定されたことをお知らせします。
  • ​これからの転倒骨折対策は、「転ばせない」から「転んでも安心」へ進化する

「日本転倒予防学会推奨品」は、一般に販売されている転倒予防に関わる商品のなかで、商品の特性、品質を考慮し日本転倒予防学会が考える基準をクリアしたものが登録されます。
 
 今回推奨品に認定された製品「ころやわ」は、従来の「転ばせない」アプローチとは異なり、「転んでもケガをしない」というコンセプトで製品開発が行われた、転んだ時には凹んで衝撃を吸収するのに、普段は歩ける床です。

 
 これまで両立が困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」の2つの性質を併せ持つこと、エビデンスを備えていること、既に日本国内560施設以上(*1)で導入されていることが評価され、日本転倒予防学会推奨品に認定されました。 
 
 *1 2023年4月20日現在
 〈日本転倒予防学会推奨品 最新情報〉 https://www.tentouyobou.jp/aboutus/goods/1
  

おくだけ ころやわ(3分割マットタイプ)おくだけ ころやわ(3分割マットタイプ)


 従来、医療機関や福祉施設では、「転倒骨折ゼロ」を目指して各種センサーや転倒予測AI導入、職員の付き添いにより、患者様・ご利用者様を「転ばせない」ことに力が注がれてきました。
 しかし、近年では過度なセンサーの利用が拘束や職員の疲弊につながる可能性や、認知症患者数の増加による「職員の努力では防ぎきれない転倒」への対策に注目が集まり、いつでも・どこでも・誰でも簡単に使える「転んでもケガをしない」製品の開発が求められていました。



 そこで「ころやわ」は、医療機関・福祉施設のニーズに合わせ「ベッドサイドに置くだけで、いつでも・どこでも・誰でも簡単に転倒骨折のリスクを低減できる床」を目指し、杖や車いす等利用時や、医療・介護用ベッドの移動時に床が凹まず取り外し不要で、緩衝マットの「敷き忘れ」による事故を改善する製品として開発されました。 

 内部の可変剛性構造体(メカニカル・メタマテリアル)により、フローリングと同等の歩行安定性を保ちながら、車椅子移動や歩行器、杖をついての移動でも大きく凹みません。一方で、転倒時にはヘルメット着用時と同程度まで衝撃を軽減する事が可能(G値37*)です。
 *試験方法はJIS A 6519「体育館用鋼製下地構成材」に準拠

「ころやわ」は転倒時にヘルメット着用時と同程度まで衝撃を軽減「ころやわ」は転倒時にヘルメット着用時と同程度まで衝撃を軽減

  • 「転んでも安心」を支える「ころやわ」のエビデンス

 転倒骨折リスクを軽減する床とマット「ころやわ」の「歩行安定性」や「衝撃吸収性」は、国内大学(藤田医科大学・東京医科歯科大学・名古屋大学)との共同研究や論文を通じて確認されています。
 
 〈BMJ掲載論文(藤田医科大学)〉
 ​・床材に採用されたメカニカル・メタマテリアル技術の衝撃吸収効果と高齢者の歩行・バランスへの影響
 Tsuyoshi Tatemoto, Taiki Sugiura, Nobuhiro Kumazawa, Takuma Ii, Shin Kitamura, Shigeo Tanabe, Yosuke Hirayama, Hiroshi Shimomura, Koji Mizuno, Yohei Otaka:Shock-absorbing effect of flooring-adopted mechanical metamaterial technology and its influence on the gait and balance of older adults. BMJ Journals ,2022
 https://injuryprevention.bmj.com/content/early/2022/04/05/injuryprev-2021-044450
 
 *医療機関・福祉施設、訪問看護・訪問介護事業者様からの資料請求を承っております。
 〈資料請求先〉 contact@magicshields.co.jp
  

  • 豊富な導入実績

「ころやわ」は2023年4月20日現在で、既に日本国内560施設以上の医療機関・福祉施設でご利用いただいております。現在はレンタルサービス(自費)などを通じて、一般のご家庭でも医療機関・福祉施設と同等の転倒骨折に対する予防が出来るようになりました。
 
 〈製品ラインナップ〉 https://www.magicshields.co.jp/products/
 〈レンタルのお問い合わせ〉 https://www.magicshields.co.jp/rental/entry-140.html
  

  • お客様の声

 実際に「ころやわ」を購入したお客様の声は、WEBサイトからご覧いただけます。 



 〈特別養護老人ホーム にしのみや聖徳園〉
 ~ころやわの導入は入居者様の安全と職員の心の余裕、そして施設の収入改善に効く~
 https://www.magicshields.co.jp/blog/case-studies/entry-158.html
  

 〈広島県 岡本様(個人宅)〉
 ~2度の転倒骨折を経験し、転倒する前提で考えた時「ころやわ」にたどり着いた~
 https://www.magicshields.co.jp/blog/case-studies/entry-154.html
 
 
 ※ころやわは、株式会社マジックシールズの登録商標です。
 
 ◆転倒予防学会について ―――――――――――――――――――――――――――――――
 一般社団法人日本転倒予防学会
 在地:長野県東御市布下6-1 ケアポートみまき内
 設立:2014年4月
 https://www.tentouyobou.jp/index.html
 
 ◆株式会社マジックシールズについて ―――――――――――――――――――――――――――――――
 マジックシールズは2019年に設立された、自動車工学と医学をベースに新素材と構造「メカニカル・メタマテリアル」の研究開発、および製造・販売を行うスタートアップです。世界で増加している高齢者の転倒による骨折を減らすため、マジックシールズは転んだときだけ柔らかい「可変剛性構造体」を使った床材「ころやわ」を開発し、医療や福祉施設へ提供しています。
 
 高齢者の転倒骨折は、骨折したご本人やご家族、医療・福祉施設だけでなく、社会保障費を負担するすべての人にとって、大きな負担となっています。大腿骨骨折だけでも、ご家族の看護や介護負担と社会保障費を合わせ、その損失は年間約2兆円に上るとされています。日本国内だけでも毎年100万人が転倒骨折し、その数は2000年以降、約2倍に急増しています。
 
 高齢者の転倒骨折は、「要介護」となる大きな原因のひとつです。これに対し従来は人手を用いて「転ばせない、一人で歩かせない」対策が行われてきました。しかし見守りや付き添いができる看護師や介護士、同居の家族は不足しており、完全に転倒を防ぐことは難しいのが実情です。また「転ばせない、一人で歩かせない」ことにより、認知症など他の病気の進行や、心身が衰弱していく負の連鎖が発生し、悪循環となっていました。
 
 私たちマジックシールズは 「すべての人が骨折を気にすることなく、自分の意思で自由に動ける」社会を実現することで悪循環を断ち切り、日本国内をはじめ、世界中で「大腿骨骨折が原因で『寝たきり』になる人をゼロにする」ことを目指しています。
 
 社名:株式会社 Magic Shields
 所在地 : 静岡県浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F・FUSE
 代表者 : 代表取締役 下村 明司
 設立 : 2019年 11月
 https://www.magicshields.co.jp/
 https://www.facebook.com/magicshields
 
 
  

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会社概要

株式会社Magic Shields

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URL
https://www.magicshields.co.jp/coroyawa/
業種
製造業
本社所在地
静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F・FUSE
電話番号
050-1742-4400
代表者名
下村明司
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2019年11月