「一般社団法人多様なモビリティの安全性向上推進協会」設立のお知らせ

BRJ株式会社

2024年9月11日 11時00分

ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社（代表取締役社長：

新納啓介、以下「あいおいニッセイ同和損保」）と次世代モビリティ事業を展開するBRJ株式会社（代表取締役：宮内秀明、以下「BRJ」）は、「一般社団法人多様なモビリティの安全性向上推進協会」を2024年9月2日に設立しましたのでお知らせします。

１．背景

　2023年7月に施行された改正道路交通法により「特定小型原動機付自転車」という新たな車両区分が新設されました。これにより運転免許不要やヘルメット着用の努力義務化などの規制緩和が進み、電動キックボードを始めとしたマイクロモビリティの普及が促進されています。

　一方で、道路交通法違反やこれに起因する交通事故は増加傾向にあり、電動キックボードの安全・安心な普及に向けた交通ルールの啓発や安全な走行環境の整備が求められています。

　あいおいニッセイ同和損保とBRJは、2023年8月に資本業務提携契約を締結※1し、電動キックボード専用ナビゲーションの実装に向けた実証実験や、交通事故の危険性をエリア別に判定し走行速度を自動制御する「エリア別速度コントロールモデル」※2の開発など、電動キックボードの安全な普及に向けた取組みを行ってきました。

　今般両社は、マイクロモビリティに関する交通ルールやその特性を「利用者」だけでなく、「利用者以外」にも普及・啓発することで、社会全体の交通安全マインドの醸成と安全・安心・快適なモビリティ社会の実現を目指し、「一般社団法人多様なモビリティの安全性向上推進協会」を設立しました。

　※1 マイクロモビリティのさらなる普及拡大に向け、あいおいニッセイ同和損保とBRJが資本業務提携契約を締結

　※2【世界初】電動キックボードのエリア別速度コントロールモデルを開発

２．協会の概要

　本協会は、あいおいニッセイ同和損保の基本戦略である「CSV×DX」※3の考え方とBRJの「次世代モビリティのノウハウ」を融合させ、「社会・地域のみなさまとともに安全・安心・快適なモビリティ社会を実現する」ことをビジョンとして掲げています。

　本協会のビジョンを多くのステークホルダーとの共通の価値観とし、交通事故のない安全・安心な社会づくりに貢献していきます。

　なお、本協会の収益の一部を交通事故被害者や遺族のための基金へ寄付し、交通事故被害者への支援を行います。