流体機械式高級時計ブランド『HYT』が、天然のホワイトアゲートをもちいた『コニカル トゥールビヨン・パンダ』を発表
<従来の枠に収まらない強烈な個性を放つコニカル トゥールビヨン・パンダは世界限定8本>
新作となる HYT コニカル トゥールビヨン・パンダは、機械的に高度な独特なコニカル トゥールビヨンと、洗練されたエレガンスのアゲートを完璧に組み合わせることで、際立ったコントラストと特徴的な個性によるパワーあふれる作品となっています。
陰と陽を思わせる、天然のホワイトアゲートとブラック仕上げ、あるいは機械と液体とのバランスのとれたコントラストは、従来の枠には収まらない強烈な個性を生み出しており、わずか 8本の限定製造です。
<ダイヤルの心臓部では、時の液体表示とともに、天然ホワイトアゲートが動く演出>
時計の流体力学の先駆者である HYT は、ユニークで特徴的なスタイルによって、現代的な高級時計の基準を塗り替え続けています。このアプローチの究極の表現である新しい HYTコニカル トゥールビヨン・パンダは、非常に精密な複雑機構と比類ない美学によって群を抜いています。
ダイヤルの心臓部では、時の液体表示が命を吹き込みながら、手作業でつくられた天然ホワイトアゲート製の 3 つの球を散りばめたコニカル トゥールビヨンが詩情あふれるダンスを演じます。
手首に着用すると、HYT コニカル トゥールビヨン・パンダは個性のパワーで魅了し、HYT の時計のノウハウを余すところなく明らかにします。
キャリバー 701 TC の洗練された仕上げ、アゲート製のアワーメタルリング、ホワイトとブラックの戯れ。あらゆる細部がこのマニュファクチュールの優れた技巧を物語っています。機械式時計の中心部に位置する至高のコニカル トゥールビヨンは、テンプとヒゲゼンマイが 30°、ガンギ車が 15°、アンクルが 23° 傾斜しており、生命を帯びたかのように動きます。
この離れ業は、ドイツの時計師ヴァルター・プレンデルの仕事に直接ヒントを得た大胆な技術に由来しています。テンプの傾斜したトゥールビヨンは、当初は 6 時位置に配置されていました。最先端の時計の開発にかけてはスイスと同じくらい有名なザクセン州の小さな村、グロイチュにある工房で、ヴァルター・プレンデルは、テンプとヒゲゼンマイが水平よりも 30°傾いた傾斜トゥールビヨンの歩度の正確性と安定性を改善することに取り組み、熟練時計師アルフレート・ヘルヴィヒの理論に基づく自分の研究が正しいことを証明しようとしました。
現代的な高級時計の進化を追求していた HYT は、ごく自然な流れとして、新しい時計にトゥールビヨンを組み込むことに決めました。HYT のトゥールビヨンは、珠玉の時計の中心部で時計まわりに 30 秒で 1 回転します。その優雅な回転は、さまざまな大きさの球によってリズムを刻みながら、思わず息をのむほどのスペクタクルを繰り広げます。ひとつひとつの球、ひとつひとつの動きが、バランスと精度に捧げる舞踏のようです。面取りした受けから、磨き上げたネジの皿穴まで、完璧そのものの仕上げが全体の完成度の高さを際立たせています。
このスペクタクルの生命の鼓動と、トゥールビヨンが奏でるそよ風のようなかすかな音は、外周に配さた直径 2.5 mm の 3 個のアゲートによって、さらに壮麗さを帯びています。この 3 個の球は、異なる速度で調和よく回転します。1 つめの石は 1 分間に 4 回転、2 つめの石は 5回転、3 つめの石は 6 回転します。どの球も独特で、いずれもホワイトのカウンターウェイトを伴っています。
チタン製トゥールビヨンケージをはじめ、面取り、引抜き加工、ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げを施した受けや、磨き上げたネジの皿穴、小さな直径 1.5 mm の 6 個の球など、高級時計の正統的な伝統を受け継いだ仕上げによって、この時計の輝きがいっそう引き立っています。一見ばらばらな各球の回転も、技術的に高度な効率を備えたコニカル トゥールビヨンにより、調和のとれた動きを示します。
本作には、合計 533 個の部品が使われています。トゥールビヨンケージだけでも 159 個もの部品で構成されています。これにダイヤルの 39 個の部品、ケースの 66 個の部品を加えるなら、HYT コニカル トゥールビヨン・パンダ全体の部品数は 750 個となりますが、そのすべてが手作業で組み立てられ、検査されています。この比類ないトゥールビヨン ムーブメントには、HYT 特有のブラックの液体モジュールが組み合わされ、全体がホワイトセラミック コーティングの 48mm チタン製ケースに収められています。これに裏表マルチレイヤーの反射防止加工済みドーム型サファイアガラスをかぶせることで、全体の美しさを至高のものにしています。
HYT コニカル トゥールビヨン・パンダは、世界8本限定です。
HYT コニカル トゥールビヨン・パンダ モデル詳細
REF: H03236-A
限定製造数: 8本
価格: 75,240,000円 (税込/予価)
サイズ詳細:
横: 48.00 mm、縦: 52.30 mm、厚さ: 25.15 mm
ムーブメント:
- Ref.: 701-TC (533 個)
- タイプ: 機械式
- 振動数: 21,600 振動/時(3 Hz)
- 石数: 61
- 巻き上げ: 巻き上げ工具
- パワーリザーブ: 40 時間以上
- 仕上げ: 最高級の仕上げ
- コーティング: ブラック仕上げ、ロジウム3N メッキ
ケース:
- ホワイトセラミック コーティングを施したチタン製ケース
- ホワイトセラミック コーティングを施したチタンおよびブラック DLC チタン製リューズ
- 反射防止加工済みドーム型サファイアガラス
- ホワイトセラミック コーティングを施したチタン製のサイドグリルとフレーム
防水性:
30 m 防水
バックル:
- スタンダードバックル
- ブラック DLC チタン
- サテン仕上げおよびサンドブラスト仕上げ
機能:
- 時のレトログラード液体表示
- 中央の分針
- トゥールビヨン
- カオス的アニメーション
- 天然のホワイトアゲート製の直径 2.5 mm の球 3 個、ホワイトのカウンターウェイト 3 個、トゥールビヨンケージ内の直径 1.5 mm の球 6 個(2 個はホワイト、4 個はブラック)
- ホワイトのラッカー仕上げの真鍮製のミクロ カウンターウェイト 3 個
文字盤:
- アゲート製アワーベゼル
- ブラック 3D コーティングのアプライド、ホワイト夜光(SLN ブロック)の数字とロゴ
- ホウケイ酸ガラス製キャピラリーチューブとブラックの液体
- マットブラックの分針、ホワイト SLN
ストラップ:
ホワイトのラバーストラップ
『HYT』について
『HYT』は2012年に時計産業の中心地として有名なスイス・ヌーシャテルにて創業されました。
「絶えず流れる時間、それを流動性ある液体で表現できないか」というアイデアを具現化するため、20年以上にわたりラグジュアリー業界のマーケティングを担当し、時計業界でマーケティングとマネジメントの要職を歴任した、ヴィンセント・ペリアード氏を筆頭に、計6名の時計・医療・化学・物理学・宇宙工学等のスペシャリストが結集し、立ち上げられました。クロノードやルノー・エ・パピによる最高峰の時計技術と最先端医療技術、NASAが開発した宇宙工学の部品などとも組み合わせ、わずか0.4mmのプレキシガラス製のキャピラリー(毛管)の中で2つの異なる液体により時間を表示することに世界で初めて成功しました。10年もの歳月を経て、流体式ムーブメントと機械式ムーブメントを組み合わせた、宇宙をテーマにした壮大なる時計ブランドが完成しました。
2020年後半に大幅な組織改編が行われ、2021年3月に新株主の元、創業者のヴィンセント・ペリアード氏が会長として復帰し、経営陣を刷新。新生に取り組んだ『HYT』は、これまで流体機械式の弱点であった温度と気圧の影響を見事に克服し、数々の世界特許を取得。さらに、今世紀最高の時計師と呼ばれるエリック・クードレイ氏と組み、「腕時計の宇宙船」をコンセプトに流体機械式コンプリケーションコレクションの開発に取り組んでいます。
『オフィス麦野』について
代表の麦野豪が数々のラグジュアリー・ブランドのリポジショニングを手掛けた後に独立・設立し、様々な業界で企業やブランドのブランド・マーケティングやリポジショニング業務を請け負うコンサルティング・ファーム。それまでのラグジュアリー・ブランドの経験から、富裕層関連ビジネスにおいては、媒体・流通・顧客・オピニオンリーダーとの人脈を豊富に有している。北米、台湾、マレーシア、グアム、スイスにそれぞれ現地法人を設立し、海外ブランドのアジア進出や日本企業の海外進出支援の足掛かりを固めている。
Contact:
HYTジャパン
〒141-0021
東京都 品川区 上大崎 2-2-6
Tel : 03-5422-8087
Fax : 03-5422-8756
E-mail:
info@officemugino.com
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