OKIネクステック、現場のデータ活用を推進する工程管理「Smart Craft」を導入
多品種少量生産における業務効率化により、需要変動に強い生産体制を実現
OKIネクステック株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:薄井薫、以下「OKIネクステック」)は、この度、株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浮部史也、以下「当社」)が提供するクラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」の導入により、EMS事業特有の多品種少量生産における業務効率化を実現し、需要変動に強い製造現場を構築いたしました。

導入の背景
EMS(Electronics Manufacturing Services、電子機器受託製造サービス)事業特有の多品種少量生産と需要変動に対応するため、OKIネクステックは、紙による作業指示、日報の記入、およびそれらの配布・回収といった運用や、紙からの転記・集計作業に多大な時間を要した結果、データ分析や改善活動に充分に活かせていない現状の刷新を喫緊の課題としていました。
紙の運用による工数増大
図面や作業指示、日報の準備、配布、回収といった一連の流れが管理者の業務を増加させる大きな原因となっていました。
データ集計・分析の停滞
製造データは紙の日報から転記・集計する工数が大きく、本来の目的である生産性分析や改善活動に充分に活用できていない状態でした。
環境変化への対応
今後の特定技能外国人採用増加を見据え、日本語の専門用語で書かれた紙の作業指示書では作業の不確実性や品質低下のリスクが生じるため、多言語対応と作業の標準化を同時に実現できるデジタルツールが求められていました。
経営層は、コロナ禍を改善機会と捉え、生産性向上を経営課題の中心に据え、これらの構造的な課題を解決し、需要変動に強い生産体制を構築するため、Smart Craftの導入を決定しました。
導入効果
Smart Craftの導入と活用により、管理者の業務効率化、残業時間削減が実現し、データ活用の基盤が構築されました。紙の集計作業が不要となり、リアルタイムな生産性分析を通じて、多品種少量生産における現場の標準化と改善活動が加速しています。
管理者の業務効率化
紙による製造記録の回収・集計・転記作業が不要となり、係長クラスの日報入力業務が大幅に削減されました。その結果、残業時間の抑制につながり、生産量の増減に柔軟に対応できる体制が整いました。
データ活用による改善活動の加速
リアルタイムでデータを収集できるようになったことで、「集計にかかる工数」から解放されて、図版ごとの生産性分析、対策の優先順位付けや、月次のムダ取り活動報告会でのデータ活用が進んでいます。
現場の標準化
紙からタブレット画面への入力への移行が定着し、誰が作業しても同じ手順で記録が残る仕組みの土台が構築されました。
特定技能外国人採用増加の基盤整備
デジタル化による作業指示の標準化や多言語対応により、特定技能外国人への教育・指導が想像以上にスムーズに行えています。
導入事例: https://smartcraft.jp/case/oki-ont/
関係者の声
OKIネクステック株式会社 生産技術開発課 課長 初澤 健次 様
Smart Craftは手順に沿って入力できる点が検査記録の収集に適しており、活用を広げていきたいと考えています。今後は人的ミスをシステムでチェックできる仕組みも整え、製造工程全体のトレーサビリティシステム構築に役立てていきたいです。
OKIハイテック株式会社(OKIネクステックの関係会社) 基板製造第2課 課長 横沢 博史 様
データが手元にあることで、改善活動が本格的に回り始めました。紙運用の時代は集計に大きな工数がかかっていましたが、データ集計が自動化されたことで、改善のスピードが飛躍的に加速しました。我々が目指す人に依存しないものづくりにおいて、Smart CraftはDX推進の土台として不可欠です。
今後の展望
OKIネクステックでは、Smart Craftの活用範囲を現在の外観検査工程から他の工程へ順次拡大し、全工程のデータ一元処理と業務の標準化を目指します。
将来的には、製造工程全体のトレーサビリティシステムを構築し、検査結果まで全てを紐づけることで、車載関係製品への対応強化や社内工程改善へのデータ活用を進めます。
さらに、生産状況のリアルタイム可視化や、他システムとの連携を視野に入れています。DXパートナーであるSmart Craftとの協業を通じて、AI活用による判断業務の効率化など、さらなる生産性向上を目指してまいります。
クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」について
Smart Craftは、製造現場の作業指示、進捗管理、実績記録、データ集計・分析といった一連の工程管理業務をタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を用いてデジタル化できるクラウドサービスです。これまで紙やExcelで行われていた作業指示、生産記録、不良実績の管理などアナログ業務のデジタル化により、現場の状況をリアルタイムに見える化し、そのデータを活用することで工場全体のQCD向上に貢献します。
サービスサイト:https://smartcraft.jp/
株式会社Smart Craft 会社概要
株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。
会社名:株式会社Smart Craft
所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル
代表者:代表取締役 浮部 史也
設 立:2021年6月15日
事業内容: クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」の開発・提供
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
