Meta Heroes、防災メタバースプロジェクトにて地震学・減災科学専門家金田 義行氏および総合地球環境学研究所副所長 谷口 真人氏との協力を発表

防災シミュレーションの精度と実用性を向上へ

株式会社Meta Heroes（本社：大阪府大阪市、代表取締役：松石和俊、以下「当社」）は、現在開発中の防災シミュレーションプロジェクトにおいて、地震学と減災科学の専門家である金田 義行氏および総合地球環境学研究所副所長の谷口 真人氏との正式な協力体制を構築したことを発表しました。防災メタバースやシミュレーションゲーム開発などにおいて災害における専門家としての知見や対応に関する助言等のご協力を頂きます。この協力連携によってシミュレーションの精度と実用性が大幅に向上し、より効果的な防災教育の実現が期待されます。

専門家のご紹介

金田 義行氏について

金田氏は現在、香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構の特任教授、副機構長、および地域強靭化研究センター長を務めておられます。

金田氏の主な功績として、南海トラフ巨大地震震源域に設置された海底観測網「DONET」（地震・津波観測監視システム）の開発が挙げられます。このシステムは、地震・津波の早期検知とリアルタイム情報発信を可能にし、防災および減災に大きく貢献しています。

公益財団法人セコム科学技術振興財団　紹介ページ

https://www.secomzaidan.jp/tokutei/disaster-prevention/representative/kaneda/index.html

谷口真人氏について

谷口氏は現在、総合地球環境学研究所の副所長を務め、水文学の専門家として幅広い分野で活躍しています。筑波大学で理学博士号を取得後、国内外の研究機関で豊富な経験を積み、地球環境問題への総合的なアプローチを探求しています。

特に、水資源を中心とした食料、エネルギー、環境倫理の相互関係についての研究に取り組み、知識集約型社会の創造や地域の価値に基づく未来社会のデザインを推進しています。谷口氏は、日本地下水学会学会賞や日本水文科学会学術賞を受賞しており、国際的にも高く評価されています。また、国際測地学・地球物理学連合および日本地球惑星科学連合のフェローの称号を持ち、日本学術会議連携会員としても活躍しておられます。

大学共同利用機関 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所　紹介ページ

https://www.chikyu.ac.jp/rihn/activities/project/staff/taniguchi/

専門家によるコメント

金田 義行氏

メタバースはインターネット上の仮想空間であるが、この仮想空間を用いた災害の疑似体験ー訓練も今後の防災の重要な課題である。また高度なシミュレーションに加えAIによる各種の災害シナリオのイメージングも災害を自分事として捉えるために必要である。今後は先進的な科学技術を用いた防災減災研究の推進を期待したい。

谷口真人氏

これからの災害レジリエンスには、デジタルが持つ拡張性と訴求力を生かし、「思いやり」と「思い譲（ゆず）る」関係性からなるケアの社会を、メタバースと現実社会をつないで作ることが不可欠です。

【株式会社Meta Heroes 会社概要】

・設立：2021年12月3日 

・代表取締役：松石和俊 

・大阪本社：大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル8F 

・コミュニティスペース「Meta Heroes　Guild」：大阪府大阪市北区太融寺町8-17 プラザ梅田ビルB1F 

・DX教育スペース「Hero Egg」：大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス1F eスタジアムなんば本店内 

・オフィシャルサイト：https://meta-heroes.io 

・X（旧Twitter）アカウント：https://x.com/metaheroes_100