絵本作家・きたむらさとし氏、元『月刊MOE』編集長松田素子氏登壇「”絵本の可能性と私たちがPiece of Syriaを応援する理由」をテーマにイベントを開催
イベント詳細、申し込み: http://ptix.at/3RLV8D
絵本は、人と人とを結ぶ性質を持ち、子どもと大人を結びつける橋渡し的な役割を担えるという先行研究があり、その可能性が注目されています。今回は、小学1年生の国語の教科書にも掲載されている、「ミリーのすてきなぼうし」著書であるきたむらさとしさん、元月間MOE編集長であり、現在絵本編集者・作家の松田素子さんの2人をゲストにお招きし、絵本のもつ”メディア”としての力や可能性についてお話しいただきます。10月31日(火)まで実施している当団体のクラウドファンディングにも、お二人にご協力いただき、絵本と原画のご提供をいただいています。
■イベントの概要
【タイトル】「”絵本の可能性と私たちがPiece of Syriaを応援する理由」
【日時】10月5日(木)21:00 〜21:30
【参加方法】Facebook Live(オンライン)
【参加費】無料
【申込・詳細】https://syrianfood-peaceday.peatix.com/
【ゲスト】
⚫︎きたむら さとしさん(絵本作家)
1956年東京生まれ。1979年より2009年までロンドンに住み、イギリスの出版社から絵本を刊行してきた。中南米を始め様々な国で子供のワークショップを行う。代表作に「ぼくはおこった」(ハーウィン・オラム文・評論社)「ミリーのすてきなぼうし」(BL出版)「スマイルショップ」(岩波書店)またこの秋に出る「ことばとふたり」(文・ジョン・エガード・岩波書店)などがある。2019年より神戸に在住。
⚫︎松田 素子さん(絵本編集者・作家)
1955年山口県生まれ。編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に活動。これまでに約300冊以上の本の誕生にかかわってきた。長新太、五味太郎、佐野洋子、林明子なども登壇した『絵本のこと話そうか』を企画編集。各地でのワークショップを通して、新人作家の育成にもつとめており、長谷川義史、はたこうしろうなど、多くの絵本作家の誕生にも編集者としてたちあい、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。また自然やサイエンスの分野においても、企画編集、および執筆者として活動している。
【ナビゲーター】
NPO法人Piece of Syria 中野 貴行
2008-10年、青年海外協力隊としてシリアで活動。2015年から難民になったシリア人、シリア支援団体を訪ねて中東・欧州10カ国を訪問。2016年、「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指して、シリア支援団体Piece of Syriaを設立。トルコのシリア人NGOと協働し、シリア国内避難民、トルコのシリア難民への教育支援を実施。2020年よりケニアでJICA専門家として働く妻の随伴家族としてケニア在住。
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【NPO法人Piece of Syriaとは】
「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指し、2016年に設立。2021年7月にNPO法人化。支援が届きにくいシリア北部の幼稚園・小学校や、トルコ南部の補習校などに教育を届ける。また、日本全国やオンラインで「シリアの今と昔」を伝えることを通じて平和について考える講演・写真展などのイベントを実施。
━━━━◆クラウドファンディング・プロジェクト概要◆━━━━
子どもに教育を、シリアに未来を。地震被害を受けた小学校を再建したい!
https://readyfor.jp/projects/syria2023
【目標金額】750万円
【公開期間】10月31日(火)23時まで
【資金使途】校舎の修復、先生のお給料、教室内の設備
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■ Piece of Syriaの今までとこれから
Piece of Syriaは、「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指し、2016年に設立し、2021年にNPO法人化した、教育支援・平和教育を実施するシリア支援団体です。
シリアと聞くと「戦争」「危険」「難民」というイメージを持つ方は多くいるかと思います。しかし、2011年3月に戦争が始まる以前は、医療・教育は無料で、治安も日本以上に良く、昼の2時まで働けば家族10人が暮らせる豊かな日常がありました。シリアの人たちのおもてなしは旅人には有名で、歴史ある遺跡とともに非常に人気の旅行先でもありました。
Piece of Syriaは、今ある課題だけでなく、本来シリアが持っていた魅力も含めて伝えること、そして長い戦争からの復興・平和構築の主体である子ども達が基礎教育を受けることで、シリアが平和になり、また魅力的で行きたくなる国となることを目指しています。
国際平和映像祭「なんとかしなきゃ賞」を受賞する他、「シリアの今と昔」を伝えながら、平和について考えるきっかけを作る講演・写真展などを、日本全国の学校や地域、オンラインで実施しています。
また、「支援が届きにくい地域に住むシリアの子ども達への教育支援」として、シリア北部の幼稚園・小学校、トルコ南部のシリア難民向け補習校を運営し、現在まで3000人超の子ども達に教育を届けてきました。また2023年2月のシリア・トルコの大地震の際は、900世帯にテント・食料の配布、現金給付を行いました。
現在、シリアへの教育支援は減少傾向にある一方で、地震の影響もあって教育を受けることがより難しくなった子ども達も増えているなか、継続的にシリアの平和のための活動を続けていくため、パートナー会員(月額寄付のマンスリー会員)の募集をしております。
(詳細)https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html
また、10月31日(火)までクラウドファンディングを実施しています。シリアでは、地震により校舎が壊れたまま、2月から今も授業を受けることができない子ども達がいます。
今回のプロジェクトでは、未来の復興と平和の主体となる子ども達が、安全に教育を、そして心のケアを受けるために、地震の被害を受けた小学校の再建費用として750万円を目標としています。集まったご寄付は、校舎の修繕費、学校運営スタッフの給与、教室設備費用として使用します。
Web: http://piece-of-syria.org/
Facebook: https://www.facebook.com/piece.of.syria/
Instagram: https://www.instagram.com/piece.of.syria/
X(旧Twitter): https://twitter.com/piece_of_syria
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