三菱地所×中川政七商店による「アナザー・ジャパン」学生が経営するカフェを4月オープン
2028年には高さ約385mの複合ビル「Torch Tower」での開業も検討
三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店は、株式会社MAISONETTEと協業し、学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」の店舗内に、学生が経営するカフェ「アナザー・ジャパンカフェ」を2025年4月15日(火)から8月11日(月・祝)まで期間限定でオープンいたします。
また2022年8月の開業以来、3年にわたって全国の地域産品を発信してきた「アナザー・ジャパン」のショップおよび新設のカフェは、次のステップを見据えて2025年8月11日(月・祝)をもって一時休業し、2028年にTOKYO TORCH街区内に誕生する予定の高さ385mのシンボルタワー「Torch Tower」において新たな展開を検討してまいります。

2022年よりスタートした「アナザー・ジャパン プロジェクト」の最大の特徴は、店舗で接客する約20名の学生が、本気で商売を実践していること。学生をセトラー(開拓者)と名づけ、収支管理・商品セレクト・デザイン・現場オペレーション・接客など、ショップ経営の全てを担います。この度スタートする「アナザー・ジャパンカフェ」も同様に、8名の学生を新たに迎え、飲食店経営や地域の魅力を食の力で最大限引き出すためのマインドや知見を蓄えることで、次のステップにつなげていきます。
飲食部門を支えるパートナーであるMAISONETTEは、飲食店経営やイベント出店、地域連携事業、都内に複数展開する飲食店「Sta.」のレシピ開発などに携わる、食とクリエイティブの会社。日本の産地とのつながりを大切に、食を通じて、東京駅前の人々のシーンを彩ります。
アナザー・ジャパンカフェ

開業期間:2025年4月15日(火)~8月11日(月・祝)
所在地:東京都千代田区大手町2-6-3 TOKYO TORCH銭瓶町ビルディング1階ぜにがめプレイス
営業時間:11:00~19:00
定 休 日:月曜日(祝日の場合は営業)
電話番号:03-6262-1384
店舗面積:約140㎡ / 24席(別途テラス席18席)
Instagram:@another_jpn_cafe


「おいしい、安心・安全、健康」を基本に、風土や季節、文化を感じるオリジナルメニューを管理栄養士が監修。地域の個性豊かな食材をシェアするように、学生が一つひとつ丁寧に手作りして提供・接客します。シンプルでありながら、新しくて懐かしい。私たちの故郷、日本の味に心が動き、体が喜ぶひとときを、東京駅前のさまざまな人たちへ。

FOOD
旬野菜の豚汁と雑穀おにぎり(1,320円※小鉢付き)は栄養満点。アナザー・ジャパンショップで特集する地域のご当地味噌が主役です。

SWEETS
煎茶プリン&ミルクジェラート(880円)。愛知「鈴木製茶」の煎茶の香りとうま味を存分にお楽しみください。

DRINK
静岡「THE CRAFT FARM」の茶葉を使ったジャスミン煎茶ラテ(770円)や、果実とハーブのドリンク(880円~)が充実。
アナザー・ジャパン プロジェクトの変遷
アナザー・ジャパンは、開拓者精神と郷土愛を持つ学生と、地域企業を繋ぐための中長期活動として生まれました。三菱地所による世界に誇る日本の新たなシンボル「TOKYO TORCH」を舞台に、中川政七商店の製造小売事業および地域活性事業で培ったノウハウを活かし取り組むプロジェクトです。全国出身の学生が東京駅前の店舗を舞台に、地域産品の仕入れ・収支管理・プロモーション・接客販売というショップ経営の一連を担います。
学生は半年間の研修を受け、1年間の店舗運営を実施。日本の未来を担う若い世代が経営力を身につけ、地元理解や郷土愛を深めることで、地方での就職・起業など将来への関係人口を増やすことが、アナザー・ジャパン プロジェクトの目指す未来です。

■1期生(運営期間:2022年8月~2023年7月末)
全国より約200名の学生から応募があり、18名が1期生として誕生。2022年8月に「アナザー・ジャパン」を開業しました。
開業後は、日本全国330事業者とお取引きをし、2,803種の商品を取り扱い、延べ13,784人のお客様に商品をお届けしました。学生たちは経営の難しさを実感しながらも、この経験を通じて郷土愛や開拓者精神を育み、大きな成長を遂げる一年となりました。
また、1期生のうち4名は2年目以降もアナザー・ジャパン運営メンバーとして活動を継続。さらに6名が、アナザー・ジャパンを通じて出会った地方企業へのインターンシップや就職を実現。若い世代と、地域との新たなつながりが生まれています。

■2期生(運営期間:2023年8月~2024年7月末)
新たにデザイナー枠の学生3名を加え、計21名が2期生として参加。新たな試みとして「郷土愛×偏愛」をコンセプトにした企画展をスタートし、2週間ごとに8つのテーマでMD特集を実施しました。一年を通し、日本全国の272事業者から2,174種の商品を取り扱い、8,854人のお客様にお届けしました。
また、これまでの積み重ねが評価され、グッドデザイン賞を受賞(審査員セレクション「私の選んだ一品」にも選出)。さらに、研修の軌跡をまとめた書籍が日経BPより出版、地域メーカーとの商品開発にも挑戦しました。また、同志社大学では本プロジェクトの活動が評価され「同志社大学社会学部長賞」を受賞。国際ファッション専門職大学では、プロジェクトへの参画が単位認定されるなど、教育的な価値も高まっています。

■3期生(運営期間2024年8月~2025年8月11日予定)
経営者枠16名、デザイナー枠4名が新たに加わり、さらに1期・2期生の有志が継続して経営を担う体制へと進化。学生個人が自分の地元を狭く・深く掘り下げる新企画もスタートし、約650種の商品を常時展開しています。
3期生の挑戦により、店舗売上は好調に推移。昨対売上を上回る月が多く、特に2月は昨対140%、3月は昨対170%と大きく成長しています。さらに、10月には福井県の「RENEW」、12月には松坂屋名古屋店でのPOPUP出店を実施し、全国での発信を強化。
また、地方自治体との連携も拡大。徳島県では阿波踊りを企画し、周辺を巻き込んだ過去最大規模のイベントを開催。福島県・静岡県とは、現地を訪れるツアー企画を実施し、学生自身が地域の魅力を体験・発信する新たな取り組みを展開しています。
アナザー・ジャパン 各種アカウント
ショップサイト:https://another-japan.shop/
プロジェクトサイト:https://another-japan.jp/
Instagram:https://instagram.com/another_jpn_tt/
X:https://x.com/another_jpn_tt
note:https://note.com/another_japan
LINE:@another_japan
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