空想旅文庫、全国30組の宿・地域とオリジナル小説をつくる共創プロジェクトを始動
宿泊施設・自治体・DMOなどを対象に9月1日より募集。通常30万円(税別)〜の企画・作品制作費を原則無料に、地域での「物語」の活用を実証

「日本中のローカルを、自分らしく生きられる舞台にする」というビジョンのもと、伊豆と渋谷を拠点にプロジェクトコーディネートを手がける株式会社micro development(静岡県賀茂郡東伊豆町、代表取締役社長:守屋真一、以下mdi)は、実在する宿や地域を舞台にしたオリジナル小説から旅が始まるローカルステイサービス「空想旅文庫」を展開しています。
このたび、全国約30組の宿泊施設・自治体・DMO・企業・地域事業者などと、地域を題材にしたオリジナル小説を制作し、宿泊や地域での活用までをともに考える共創プロジェクトを始動します。
2026年9月1日(火)より、「宿泊施設 × 空想旅文庫」「地域プロジェクト × 空想旅文庫」の2つの枠で共創パートナーを募集。地域の文化や風景、そこで暮らす人々の日常や記憶などを題材に物語をつくり、宿泊体験や地域回遊、関係人口づくりなど、それぞれの地域や目的に応じた活用方法をパートナーとともに探り、実証していきます。
本プロジェクトでは、通常30万円(税別)〜の企画・作品制作費を原則無料※とし、完成作品の冊子30冊の制作までを含みます。ヒアリングから作品制作、実際の活用、体験者へのアンケート・インタビューまでを一貫して伴走します。募集期間は2026年10月18日(日)23:59までです。
※30冊を超えて増刷する場合の追加分の印刷・製本費、現地取材を実施する場合の交通費・宿泊費等の実費、現地企画等にかかる費用は、内容に応じて別途発生する場合があります。
全国30組の共創パートナーを募集する背景
これまでの実践を通じて、物語には、宿泊体験をより記憶に残るものにしたり、普段なら通り過ぎてしまう場所を訪れるきっかけをつくったり、地域との新しい出会いや関わりを生み出したりする可能性が見えてきました。
一方で、地域によって抱えている課題や目指す姿はさまざまです。どのような地域や目的に対して、物語をどうつくり、どう届けることで、新たな体験や人の動きにつなげられるのか。その可能性は、まだ検証の途中です。
そこで今回、異なる地域や目的を持つ全国30組程度のパートナーと共創し、物語が地域にどのような変化を生み出せるのかを、ともに探っていきます。
旅の入り口は、一冊の小説から。「空想旅文庫」とは

空想旅文庫では、実在する宿やまちを舞台に、その土地でしか生まれないオリジナル小説を制作しています。地域の文化や風景、宿の個性、そこで暮らす人々の日常や記憶などを取材・リサーチし、物語へと織り込んでいきます。
旅の前に物語を読み、まだ見ぬ土地へ想像を膨らませ、本を片手にその舞台を訪れる。すると、物語の中で想像していた風景と目の前の現実が重なり、何気ない場所も「物語の舞台」として見えてきます。
「こたえ合わせは、旅先で。」を合言葉に、一冊の小説を入り口に、その土地を想像し、訪れ、地域と出会う新しい旅のかたちを提案しています。
空想旅文庫Webサイト:https://kuusoutabibunko.jp/
空想旅文庫の活用事例|宿泊体験から、まち歩きまで
空想旅文庫ではこれまで、宿泊体験やまち歩きなど、物語を実際の地域体験につなげる取り組みを行ってきました。ここでは、宿とまち、それぞれを舞台にした2つの事例をご紹介します。
事例01|宿泊体験 × 物語
inside the drama -伊東/大室山- ×『風と天井の地図』

静岡県伊東市・大室山エリアの一棟貸し宿を舞台に、オリジナル小説『風と天井の地図』を制作しました。建物や周辺地域をリサーチし、以前の持ち主にもヒアリング。宿でレコードを聴いていた記憶や、実際に置かれている時計、歩くと軋むキッチンの床、周辺のパン屋や湖など、宿や地域に実在するものや記憶を物語に織り込んでいます。
「宿の床が歩くとミシッと軋むところや、時計を見たときに『これ、これ!』って。物語の中の景色と同じものが目の前にあることに、テンションが上がりました」― 佐久間さん(読書家・旅好き)
メディア掲載|東海テレビ「スタートアップの力」で密着取材
事例02|まち歩き × 物語
まちのレセプション・ようよう ×『風のあしあと ~いなとりで暮らす5人の物語~』

静岡県東伊豆町・稲取を舞台に、まちのレセプション「ようよう」で働く5人をモチーフにしたオリジナル小説を制作。5人への取材をもとに、それぞれの経験や暮らし、実在するまちの風景や店などを物語に織り込みました。
完成後は、小説を片手に物語の舞台となった稲取を巡るまち歩きにも展開。2026年1月には、作品のモデルとなった人たちとともにまちを歩き、本人から話を聞くツアーを実施しました。
「小説のモデルとなった方から直接話を聞きながら歩くことで、本当に物語の中に入ったような感覚になりました」― まち歩き参加者
メディア掲載|伊豆新聞の一面で、まち歩きの様子を紹介
▶ オリジナル小説『風のあしあと ~いなとりで暮らす5人の物語~』を読む
事例03|自治体・企業との地域プロジェクトにも展開
宿泊やまち歩きにとどまらず、自治体や企業などと連携し、地域プロジェクトに「物語」を掛け合わせる取り組みも進んでいます。
鳥取県江府町|空き家利活用 × 物語
二地域居住の促進を見据え、地域の暮らしや文化へのリサーチをもとに、空き家のコンセプト設計と物語づくりを進めています。
三重県|地域回遊 × 物語
地域の文化や場所を織り込んだ小説を制作し、物語の舞台を巡ることで、滞在時間や訪れる場所の広がりにつながるかを検証しています。
MABLs(東急不動産)× 東伊豆町|関係人口 × 物語
地域を繰り返し訪れる「ツアークリエイター」の体験や記憶を物語にし、継続的な地域との関係や次の旅につなげる取り組みを進めています。
今回募集する2つの共創パターン

今回のプロジェクトでは、「宿泊施設」と「地域プロジェクト」の2つの枠で共創パートナーを募集します。
01|宿泊施設 × 空想旅文庫 「泊まれる小説」を一緒につくる
宿や地域について取材・リサーチし、そこで暮らす人々の話や地域の歴史・文化、実在する場所などを物語に織り込み、その宿・その土地でしか生まれないオリジナル小説を制作します。
▼こんな宿泊施設に
・宿泊そのものに、その土地ならではの体験価値を加えたい
・宿を起点に、周辺のまちや地域も楽しんでもらいたい
・宿や地域にある歴史・文化・人の記憶を、これまでとは違う形で伝えたい
02|地域プロジェクト × 空想旅文庫 地域の取り組みに「物語」を掛け合わせる
自治体・DMO・観光協会・企業・地域事業者などが取り組む地域プロジェクトに対して、それぞれが実現したいことや地域についてお話を伺いながら、物語をどう活用できるかを一緒に考えていきます。
▼こんな地域・プロジェクトに
・地域を訪れる新しいきっかけや目的をつくりたい
・地域の文化や記憶を、新しい形で残し、伝えていきたい
・一度訪れて終わりではなく、その後も地域と関わるきっかけをつくりたい
募集概要
本プロジェクトでは、小説を制作して終わりではなく、共創パートナーが実現したいことや地域についてお話を伺いながら、企画・作品制作から実際の活用までをともに進めます。完成後は、実際に物語を体験した方の声も聞きながら、物語を地域でどう活かしていけるかを一緒に考えていきます。
また、本プロジェクトでの取り組みについては、空想旅文庫と共創パートナー双方で、SNSやプレスリリース等を通じた情報発信にも取り組むため、広報活動へのご協力をお願いします。
募集対象| 全国の宿泊施設(旅館・ホテル・一棟貸し・ゲストハウス等)、自治体、DMO、観光協会、企業、地域事業者など
募集数| 全国30組程度
募集枠| ①宿泊施設 × 空想旅文庫、②地域プロジェクト × 空想旅文庫
募集期間| 2026年9月1日(火)〜10月18日(日)23:59
費用| 通常30万円(税別)〜の企画・作品制作費を原則無料(完成作品の冊子30冊を含む)
プロジェクトの流れ|01ヒアリング→02企画・取材→03物語制作→04活用 →05体験者の声
応募方法| 応募フォームより受付:https://forms.gle/ESs2nfPf7FKT1Eqy7
共創プロジェクトに含まれる内容
・ヒアリング・企画
・宿や地域についての取材・リサーチ
・オリジナル小説の制作・編集
・完成した作品を活用した体験づくり
・体験者へのアンケート・インタビュー
※打ち合わせやヒアリング等はオンラインでの実施を基本とし、プロジェクトの内容に応じて現地取材等を実施する場合があります。現地取材にかかる交通費・宿泊費等の実費や、現地企画等にかかる費用は、内容に応じて個別にご相談します。
※完成作品の冊子30冊を本プロジェクトの費用に含みます。30冊を超えて増刷する場合、追加分の印刷・製本費が部数・仕様に応じて別途発生します。
※応募状況等に応じて、選考やオンラインヒアリングを実施する場合があります。
作品の権利について
本プロジェクトで制作する作品の著作権等は、株式会社micro developmentに帰属することを基本方針としています。共創パートナーによる作品の利用方法・範囲等については、プロジェクト開始前に個別に協議のうえ決定します。
今後のスケジュール

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日程 |
内容 |
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2026年9月1日(火) |
共創パートナー募集開始 |
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9月10日(木)12:00〜13:00 |
オンライン説明会① |
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9月16日(水)12:00〜13:00 |
オンライン説明会② |
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9月30日(水)20:00〜21:30 |
空想旅文庫の自治体との共創事例を紹介するイベントをSHIBUYA QWSで開催 |
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10月18日(日)23:59 |
応募締切 |
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10月末〜11月上旬 |
共創パートナー決定・結果連絡 |
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11月〜 |
実施内容・スケジュールを調整のうえ、順次プロジェクト開始 |
※プロジェクトの実施内容・開始時期は、共創パートナーと相談のうえ個別に決定します。
オンライン説明会を開催

空想旅文庫のこれまでの活用事例や、今回の共創プロジェクトの内容、募集する2つの枠、応募方法などについてご紹介します。
参加費:無料
第1回:2026年9月10日(木)12:00〜13:00
第2回:2026年9月16日(水)12:00〜13:00
※両日とも同じ内容を予定しています。
※説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。
※当日参加が難しい方には、お申し込みいただいた方を対象に、後日録画をお送りします。
また、9月30日(水)には、SHIBUYA QWSにて、空想旅文庫と自治体との共創事例や、今回の共創プロジェクトについて紹介するイベントを開催します。詳細は後日お知らせします。
代表コメント|株式会社micro development 代表取締役社長 守屋真一

情報や答えにすぐアクセスでき、旅に出る前からその土地の風景を見ることができる時代だからこそ、一冊の小説を読み、まだ見たことのない土地を自分なりに想像することから始まる旅に、新しい価値があると考えています。
小説には、すべてを見せないからこその「余白」があります。物語の中で想像した風景を、実際に訪れて確かめたり、想像とは違う景色や思いがけない出会いを楽しんだりする。物語があることで、これまでなら通り過ぎていた小道や店、何気ない風景も、旅の目的になるかもしれません。
今回のプロジェクトでも、物語によって地域に新しい「目的地」を生み出せるのか、その先に人や地域との新しい関係をつくれるのか、共創パートナーの皆さんと一緒に探していきたいと思っています。
いつか47都道府県すべてに、空想旅文庫の物語の舞台をつくりたい。地域に息づく文化や記憶を物語として残し、一冊の小説から始まる旅を、日本中に広げていきたいです。
■ 株式会社micro developmentについて
「日本中のローカルを、自分らしく生きられる舞台にする」というビジョンのもと、伊豆と渋谷を拠点に、地域での事業立ち上げを伴走支援するプロジェクトコーディネートカンパニーです。地域プロジェクトの企画・運営、宿泊施設のプロデュース、空き家利活用など、地域を舞台としたさまざまなプロジェクトを展開しています。
自社サービスとして、実在する宿や地域を舞台にしたオリジナル小説から旅が始まるローカルステイサービス「空想旅文庫」を企画・運営。2026年7月より本格展開しています。
会社名: 株式会社micro development
設立: 2022年11月
代表者: 代表取締役社長 守屋 真一
資本金: 200万円
所在地: 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取2828-1
公式サイト:https://microdeve.com/
空想旅文庫:https://kuusoutabibunko.jp/
note: https://note.com/microdeve
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