脱炭素をテーマに社会実装へ本気で取り組む「企業×学生」の共創プロジェクト第4回「デカボチャレンジ2024春」ビジネスコンテストを開催
~つくりたいのは「おもしろい方の脱炭素」~ サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社、福岡市など日本を代表する企業・自治体と学生たちが挑む5日間
本プログラムは、社会課題の中でも特に世界の潮流となっている「脱炭素」(=Decarbonization”デカボ“)をテーマに、脱炭素社会の実現に繋がる新規事業の創出を目指す学生主体の社会課題解決型ビジネスコンテストです。「つくりたいのは面白い方の脱炭素」をスローガンに、Z世代の参加者たちが、日本を代表する計10の企業・自治体(サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社、福岡市他) の現場社員との議論を通じて様々なアイデアを提案し、競い合います。2022年から開始した本プログラムは今年で4回目を迎え、これまでにのべ30社以上の各業界企業、約360名の学生の皆さまよりご参加頂きました。「デカボチャレンジ2024春」も既に過去最大級の参加申し込みがありました。
■「デカボチャレンジ」開催の背景
「脱炭素はよく耳にするけど、なかなか自分ごと化しづらい」「興味はあるが、実際の行動にはうつしていない」。そういった現状に対し、環境に対する意識が高いZ世代の参加者と、ビジネスを通じて日々社会課題と向き合う企業・自治体の現場社員が、脱炭素社会の実現に向けたアイデアや、環境へのサステナブルな取り組みについてアイデアを話し合う機会を提供し、社会実装を目指したアイデア創出を狙います。
■本プログラムの独自性
・目指すはアイデア創出の “次” にある「社会実装」
期間中には、事業立案・マーケティング講座プログラムや、企業の現場社員とのコミュニケーション機会も多くご用意しており、学生ならではの視点を活かしながらも実現性の高いアイデア提案のサポートをします。
実際に2023年夏に開催された「デカボチャレンジ2023 Summer」で『プラントベースフードを消費者が自発的に「購入したい!」「食べたい!」と思えるような商品コンセプト、ブランディング、販売施策立案』という課題に取り組んだ国分グループ本社株式会社/三井不動産株式会社チームのアイデアは社会実装への第一歩として、学生が中心となって開発したプラントベースフードのお弁当とスイーツを2024年2月・3月に日本橋で開催されたマルシェにて販売しました。
・非採用型だからこそ生まれる本質的なアイデア
採用を前提としたインターンでは、「何気ない一言」が命運を分けるといった懸念が生じ、学生が本質的な議論をしづらいケースがしばしば見受けられます。非採用型の本プログラムはよりフラットに現場社員と向き合い、議論を進められる良質な場を提供し、忖度のない素直な指摘や疑問を起点とした、新鮮なアイデアを提案してほしいという想いのもと開催しております。
■「デカボチャレンジ2024春」 詳細情報
<概要>
サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社、株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、Visional(株式会社ビズリーチ)、福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所、三井物産株式会社、森ビル株式会社、株式会社ローソンの、⽇本を代表する計10の企業・自治体の現場社員と、選考を通過した大学生チームが、新規事業の共創に向けて議論を交えながら取り組む5日間の社会課題解決型プログラムです。
<開催日時>
5月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、20日(月) 合計5日間
<開催場所>
対面開催(東京 | 選考通過者には会場詳細を別途ご連絡予定)
<対象>
25卒、26卒、27卒、28卒の学生の皆さま
※参加人数 | 100名程度限定
<主催>
Earth hacks株式会社
<参加企業・自治体(五十音順)およびテーマ>
サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社:
Z世代が「うちれぴ」を使いたくなるキャンペーンの提案
日本航空株式会社:
Z世代が日常生活の中でさりげなくマイルを貯めたいサービス・貯めたマイルを使いたいプライスレスなワクワクする特別な特典の提案
株式会社ビズリーチ:
ビズリーチの会員データベースを分析し、社会課題の解決に取り組む人材を増やすための仕掛けの提案
株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ:
普段の身の回りのモノやコトをWell-Sustainabeingに変えるアイデアの提案
福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所:
福岡市において、日常生活の中で脱炭素につながる行動を自主的に選択する若者が増えるよう、主にZ世代をターゲットとした広報啓発の手法や仕掛け(情報発信のツール、コンテンツ、キャンペーンなど)の提案
三井物産株式会社:
<三井物産100%出資グループ会社エームサービスの“Oishii-Mirai”創造に向けた提案>
Z世代目線で考えるプラントベースドフードのPR戦略の提案
森ビル株式会社:
年代・国籍を問わない多様なワーカーがわざわざ意識しなくても日常的に働くだけで脱炭素になり、それを通じて社会に貢献する仕組み・仕掛けの提案
株式会社ローソン:
思わず取り入れたくなる、店舗内で“脱炭素”アクションが誘発される仕掛けと、その情報発信アイデアの提案
<代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール>
Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
2009年東京工業大学院生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、2023年にEarth hacks株式会社を設立。同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2e*を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
*1 CO2e とは、CO2 相当量に換算した値のこと
□ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/
□Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks
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