障害者雇用に取り組む京王シンシアスタッフ、ウェブサイトに自動でふりがなを追加する「ルビフルボタン」導入
一般財団法人 ルビ財団(所在地:東京都港区、代表理事:伊藤 豊、以下ルビ財団)は、自動ふりがな表示機能「ルビフルボタン」が、京王電鉄株式会社の特例子会社である株式会社京王シンシアスタッフ(所在地:東京都多摩市、代表取締役社長 中村 太郎、以下京王シンシアスタッフ)の公式ウェブサイトに導入されたことをお知らせします。

ルビ財団は、社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指しています。2024年4月より、子どもや外国人などの漢字を読むことが苦手な人に対して、ウェブアクセシビリティを確保・向上することを目的に、自動でルビを追加する「ルビフルボタン」の無償提供を行っています。
京王シンシアスタッフは、京王グループにおいて、障害者雇用の理解醸成と貢献に努め、「ノーマライゼーション」のもと、障害者雇用を通じて、地域に暮らす全ての人々との共生を目指しています。
このたび、障害のある方にも情報をより分かりやすく届けるために、ウェブサイトに「ルビフルボタン」を導入しました。ウェブサイト上では「ふりがなを消す/出す」ボタンによってルビの非表示/表示を選択することもできます。
▼京王シンシアスタッフ ウェブサイト
https://www.keio-ss.co.jp/
今後もルビ財団は、ルビの普及・活用の促進を通じて、あらゆる人の暮らしやすい社会づくりに取り組んでまいります。
▼株式会社京王シンシアスタッフ コメント
当社は、京王電鉄や京王グループ各社で、事務所の清掃や現業の仮眠室内のシーツ交換、名刺製作、軽作業等の業務を手掛けています。知的障害があるスタッフも多く活躍していますので、人材の育成や新たな人材発掘の観点からも、より分かりやすく、より多くの方に届く情報を提供したいと考え、漢字にふりがなを振ったウェブサイトを開設しました。当社で働くスタッフや指導員などの「社員の声」も掲載していますので、当社をご理解いただく一助になればと考えています。
▼ウェブサイト制作会社(ココロジック株式会社) コメント
ウェブサイトの構築において、文章へのルビ追加は、マークアップや確認の工数が膨大となり、制作期間や費用の面で実現しにくいところがありました。しかし、このたび「ルビフルボタン」を導入させていただいたことで、ウェブサイト全体へのルビ表示を効率的に行うことができ、「漢字が苦手な方にも伝わるウェブサイト」という課題の解決につながりました。
◆ルビフルボタンについて
「ルビフルボタン」は、既存のウェブサイトのHTMLソース上に1行のコードを追加するだけで、漢字へのふりがな表示を切り替えられる機能です。利用者はウェブサイト上のボタンを押すことで、漢字にルビを自動表示させることが可能です。
https://rubizaidan.jp/rubyful-button/
◆一般財団法人 ルビ財団 概要
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。
所在地:東京都港区新橋2-5-2 goodoffice 新橋
設立:2023年5月24日
代表理事:伊藤 豊
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