【岐阜県高山市】飛騨高山SDGsパートナー登録でマッチング支援!
市内のホテルが保育園児や高校生と連携してサステナブルなクリスマスツリーを製作
令和5年11月13日(月)、飛騨高山SDGsパートナー登録事業者である「ホテルアソシア高山リゾート」において、高山市のSDGsマッチング支援の仕組みを活用して繋がった「園児・高校生・ホテリエで作り上げるクリスマスツリー」のイベントが開催されました。
同社が取り組むサステナブルなツリーの製作にあたり、通常はコースターとして利用している間伐材のうち色合いなどでコースターとしての活用が見込まれないものを、クリスマスツリーのオーナメントとして加工や描画ができる連携先を探していました。
マッチング相手として岐阜県立高山工業高等学校からは絵を描きやすい表面加工や紐を通す穴開け加工の提案が、また、龍華(りゅうげ)保育園からは園児の自由な発想で将来の夢や憧れの絵を描くことの提案があり、マッチングが成立しました。保育園とのマッチングの成立は、制度を開始した令和4年以来、初めてとなります。
イベントでは、間伐材の加工に携わった高校生6名とイラストを描いた園児36名が参加し、クリスマスツリーへのオーナメントの飾りつけが行われました。
手が届かないところへの飾りつけをする園児を高校生が手助けする姿や、自分の描いた絵をホテルの外国人宿泊者に一生懸命説明する姿などが見られ、心温まるイベントとなりました。クリスマスツリーは12月25日まで同ホテルロビーでご覧いただけます。
高山市ではこれからも、飛騨高山SDGsパートナー登録事業者のSDGsの取組み支援などを通して、2030年のSDGs達成に向けた取組みを進めます。
高山市のSDGsの取組み
高山市は令和3年5月、国の「SDGs未来都市」に選定されました。これは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として、国が選定するものです。
日本一広い市域に広がる豊かな自然、歴史、文化、伝統、匠の技、温かい人情など多彩な魅力は、先人たちのたゆまぬ献身的な努力により、脈々と引き継がれ、守り育てられてきた宝です。
世界を魅了し続ける「国際観光都市 飛騨高山」の実現を目指すSDGs未来都市計画を策定し、次世代につなぐこの宝を守り育てようとしています。
飛騨高山SDGsパートナー登録制度
SDGs推進の原動力となる事業者及び団体を飛騨高山SDGsパートナーとして登録することにより、多様なステークホルダー(関係者)によるSDGs活動の見える化を図るとともに、他のステークホルダーとの連携・協力によって相乗効果を創出し、高山市におけるSDGsに関する取組みの活性化や地域課題の解決に向けた取組みの促進を図ることを目的としています。
飛騨高山SDGsパートナーが主催するSDGsに関するイベントの案内や活動報告等の情報発信、またパートナーの課題解決に向けた支援相手を募集するマッチング支援等を行い、SDGsに取り組む事業者、団体の活動に一緒に取り組みます。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所総合政策課
住所:〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3131
FAX:0577-35-3174
メールアドレス:sougouseisaku@city.takayama.lg.jp
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