名誉毀損訴訟勝訴判決のお知らせ

少数株ドットコム株式会社

少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区)は、当社代表の山中 裕が東京地方裁判所民事第4部において、株式会社テーミス(代表取締役社長:伊藤 壽男、本社:東京都千代田区、以下「テーミス」)およびその役員らに対する名誉毀損訴訟(平成29年(ワ)第24944号)で勝訴判決を得て、テーミスには慰謝料20万円および遅延損害金の支払いが命じられました旨、下記の通りお知らせいたします。

1.事件の背景

本件は、2017年4月号の月刊テーミス誌に掲載された、フリーランスジャーナリスト横田由美子氏執筆の記事に端を発します。同記事では、当社代表がネット上で執拗なストーカー行為や信用毀損行為を行ったかのように描写し、これにより当社代表の名誉が著しく毀損されました。

しかし実際には、横田氏自身が当社代表に対し、ストーカー規制法に抵触するつきまとい行為(自宅訪問、脅迫的なメールや電話など)を繰り返し、警視庁富坂警察署からストーカー行為について口頭警告を受けていたことが確認されています。

当社はこの報道に対し、テーミスおよび役員らを被告として提訴し、損害賠償請求ならびに謝罪広告の掲載を求めていました。

2.判決の概要

東京地方裁判所は以下の点を認定し、テーミスの不法行為責任を明確にしました。

●記事内容は当社代表の社会的評価を低下させる名誉毀損に該当する。

●当社代表がストーカー的行為を行ったとする記載は虚偽であり、真実性・相当性の抗弁は成立しない。

●むしろ横田由美子氏が当社代表に対してストーカー行為を行い、警視庁から警告を受けていた事実が認定された。

●テーミスは記事掲載前の事実確認を十分に行わず、過失が認められる。

●慰謝料20万円および遅延損害金の支払いを命じた。

●謝罪広告請求は却下されたが、判決により名誉毀損の事実が司法的に認定された。

3.当社代表のコメント

この判決は、虚偽の報道がいかに個人の名誉を傷つけるかを明確に示したものです。メディアは事実確認の責任を負う立場にあり、今回の裁判所の判断は報道機関の信頼性向上にもつながると考えています。当社は今後も真実と透明性を重視し、社会に貢献してまいります。

4.今後の対応

当社は、判決を尊重しテーミスからの賠償支払いを待つとともに、必要に応じて追加の法的措置を検討してまいります。さらに、本件を通じて明らかになった「事実確認の不十分さ」が社会に及ぼす影響についても啓発を進め、誤情報拡散の防止に寄与してまいります。

■会社概要

少数株ドットコム株式会社 ( https://www.shosukabu.com/ )

所在地|東京都練馬区

代表者|山中 裕

事業内容|委任状争奪などの会社支配権の争いに関するコンサルティング、会社法の紛争の予防や対応に関するアドバイザリー業務、創業家や資産家に対するフィナンシャルアドバイザリー業務、企業統治体制の構築に関するコンサルティング、ベンチャー投資など

当社は引き続き、「上場株式のような取引市場が存在せず、非上場株式を手放したくても手放せない状況に置かれている株主に最適なソリューションを提供する」および「自社での株式買取を積極的に行い、社会的責任のある株主として非上場企業におけるガバナンス強化や信頼の向上に寄与する」というミッションのもと、非上場株式流通という分野において少数株主と企業にとって、より流動性が高く公正で開かれた選択肢の提供にコミットしてまいります。

◆少数株ドットコム株式会社は、金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」(日本版スチュワードシップ・コード)に準拠し、この原則に沿って投資先企業をモニタリングし、投資先企業と対話を行っています。

https://www.shosukabu.com/stewardship-code/

以上


ビジネスカテゴリ
その他

会社概要

少数株ドットコム株式会社

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URL
https://www.shosukabu.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
電話番号
03-3590-4667
代表者名
山中 裕
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
2023年03月