全国初となる都道府県によるオンライン診療拠点 「広島県オンライン診療センター」でWEB問診を本格稼働
株式会社レイヤードの SymView が採用されコロナ自宅療養患者のスムーズな診療に貢献
株式会社レイヤード(旧:メディアコンテンツファクトリー、本社:福岡市博多区、代表取締役:毛塚牧人) は、広島県が自宅等で療養中の新型コロナウイルス感染症陽性者向けに開設した「オンライン診療センター」 において、WEB 問診『SymView』が導入され、本格稼働を開始したことをお知らせいたします。 これにより、診療前にWEB問診で患者情報を収集し、分析・活用することで、医療者・生活者双方にとって スムーズなオンライン診療の実現を目指します。
- 背景
しかし、オンライン診療の場合、事前に紙の問診票を手渡しすることができないため、診療前にスタッフが電話で患者の基本情報や既往歴、症状などをヒアリングする必要があります。本センターも同様、診療前の準備に時間がかかり、本来提供すべきオンライン診療にスムーズにつなぐことができないという課題がありました。
そこで、スムーズにオンライン診療につなげられるような受診導線をつくるため、患者自身のスマートフォン等で自宅から入力できる WEB問診を導入することになりました。WEB問診『SymView』はきめ細かなカスタマイズが可能で、県内の各地域や利用要件に合わせた設定ができることが決め手となり、採用に至りました。
- 実績・稼働状況
2022年7月27日 株式会社レイヤード
1)電話対応時間の短縮
受診希望者の電話対応件数は、1日30件からピーク時で130件でした。症状等の詳細を電話でヒアリングしていた従来のやり方では、電話1件に約15分を要していましたが、SymView導入以降は約3分に短縮されました。これにより、医師による診察開始が前倒しで対応できるようになり、患者の待ち時間も緩和されています。
2)オンライン診療割合の増加
本センターでは、オンライン診療と電話診療の両方に対応しています。SymView導入以前はオンライン診療と電話診療の割合が6:4だったのに対し、導入以降は8:2とオンライン診療の割合が増加しました。 電話のみとは異なり視覚情報を得られることで、医療者側の診断に役立つとともに、生活者にとっても顔を見て話すことができることによる安心感の醸成を期待できます。
なお、第7波の影響もあり、7月10日以降は 1日100件以上の WEB問診『SymView』の利用があります。
- 広島県健康福祉局 新型コロナウイルス感染症対策担当 角田寛治参事より
- 株式会社レイヤード 代表取締役社⻑ 毛塚牧人より
- WEB 問診『SymView』
SymView に実装するカスタマイズ技術で特許取得(特許第 7072817号:発明の名称「WEB問診システム及びそのプログラム」)。
▼サービスサイト
https://www.media-cf.co.jp/service/symview/
- 会社概要
2022年7月1日、株式会社メディアコンテンツファクトリーより社名変更
株式会社レイヤードは人に寄り添うテクノロジーで医療インターフェイスを研究・実装し、共創する医療をつくる会社です。医療をもっと、わかりやすくするため、医療者と生活者の間でこれからの「かかりつけ医」のためのSaaSプロダクト、Kakarite/Symview/Iver/Sairai/Medicastar/Wehubを展開します。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区⻄中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
URL: https://layered.inc
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