日本初!子どもたちが学校外でもテクノロジーに触れられる米国発「コンピュータクラブハウス加賀」が正式スタート
■宮元 陸 加賀市長からのメッセージ
加賀市は、人口の急激な減少で自治体運営が難しくなるという危機感が根底にあり、原点に戻って人材育成にこそ力を入れなければという強い意識があります。そのような背景から、小学校におけるプログラミング教育の必修化に先駆けて、さまざまな取り組みを行ってきましたが、学校外でも子どもたちの「もっと学びたい」という意欲に応えるために「コンピュータクラブハウス」を設置することにしました。プログラミング教育に関して先進自治体である加賀市が手本となって、全国に示したいと考えております。
◼︎利根川 裕太 みんなのコード 代表理事からのメッセージ
コンピュータクラブハウスは、いわば、多くの本に触れられる図書館のように、いつでも誰でもそこに来れば無料でコンピュータやデジタルのモノ作りができる場を目指しています。今後、加賀市のサポートのもと、専任のスタッフが常駐し運営していきます。クラブハウスの設置にあたっては「ふるさと納税」のスキームを活用し、全国から1千万円を超える応援をいただくことができました。ぜひ、この取り組みを日本初の成功事例にし、全国に展開していきたいと考えています。
◼︎コンピュータクラブハウス加賀概要
- 施設名:コンピュータクラブハウス加賀(The Kaga Clubhouse)
- 開館日:毎週金曜日から日曜日の10時〜17時
- 対象年齢:10〜18歳(市内外を問わず)
- 費用:無料(一部、特殊機材の利用時に実費発生の可能性あり)
- 住所:石川県加賀市大聖寺八間道65番地 (かが交流プラザさくら3F 加賀市イノベーションセンター)
- お問い合わせ先:clubhouse@code.or.jp
【コンピュータクラブハウスについて】
コンピュータクラブハウス( http://www.computerclubhouse.org/ )とは、1993年に米国・ボストンで初めて設立された、子どもたちに「いつでも」「安全に」「テクノロジーを知れる」コミュニティのことです。現在、日本を含め世界中19箇国において約100箇所の施設が存在します。2013年には、オバマ元米国大統領もコンピュータクラブハウスに訪れるなど、注目が集まっております。コンピュータクラブハウスに通う10代の子どもたちの中には、独自の映画制作、DJ活動、動画制作など、テクノロジーを使って自分たちの好きなことを仲間と一緒に追求しています。この取り組みは、世界中で広まっていますが、日本国内での実績はなく、加賀市とみんなのコードは、この取り組みを日本での初の成功事例としたいと考えております。学校や家庭以外にも、テクノロジーに触れることのできるサードプレイスを創ることで、子どもたちの得意や隠れた才能を発掘し伸ばしていきたいと考えております。
■NPO法人みんなのコードについて
みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」をミッションに、小学校でのプログラミング必修化に向け、約29万人が利用する無償プログラミング教材「プログル」や、先生向けプログラミング教育の実践事例集「プロカリ」の提供、プログラミング教育を担う先生方向けの「プログラミング教育明日会議」「プログラミング指導教員養成塾」の開催など、幅広い取り組みを行っております。
団体名 特定非営利活動法人みんなのコード
代表 代表理事 利根川 裕太
設立 2015年7月
所在地 東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル4F
ウェブサイト https://code.or.jp/
電話番号 03-6427-5474
メール info@code.or.jp
以上
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