消費者行動研究がエスカレーターの安全利用啓発で活躍 六本木ヒルズ・渋谷ヒカリエ・中野坂上駅のエスカレーターで 「人の行動を変えるデザイン」が続々導入

~独自調査で「エスカレーターの片側あけを常識だと思う」人は昨対比5.4ポイント減少、エスカレーター安全利用啓発の効果が見える結果も~

 文京学院大学(学長:櫻井隆)は、2017年度より 経営学部新田都志子教授(流通・マーケティング研究)のもと、「消費者の行動をデザインの力で変える」という観点で実施している「エスカレーター安全利用啓発活動」の本年度の取り組みとして「両側乗車促進」を目標に掲げており、この度六本木ヒルズのメトロハット・NHKイベント会場(渋谷ヒカリエ)・都営大江戸線 中野坂上駅内にあるエスカレーターへデザインを提供致しました。デザイン監修は経営学部倉嶋正彦教授・研究室で行っています。
 また、独自に行った「エスカレーターの安全利用に関する調査」にて、エスカレーターの「片側あけ」における意識の高まりを示唆する結果が出たことを発表いたします。

 

文京学院大学 経営学部 新田ゼミの「エスカレーター安全利用啓発活動」について
 本来エスカレーターは、“全ての人が立ち止まり、両側に乗る”ことを安全基準として設計されています。現状の利用方法は事故に繋がり得るほか、半身不随の障害などの理由で一方に立たざるを得ない人もおり、全ての人が安全に安心して利用できるよう、様々な商業施設や交通機関が「歩行」「片側あけ」の慣習を見直す啓発キャンペーンを実施しています。
 マーケティングを研究対象とする本学の新田ゼミでは、「社会の課題をマーケティングの力で解決する」というテーマのもと2017年より「エスカレーターの片側乗り」の現状を研究しており、首都圏の駅や商業施設、エスカレーター業界にヒアリングを重ねるとともに、消費者行動の観点から、ステップや手すりにおける「人の行動を変えるデザイン~思わずつかまりたくなる 「ぎゅっ」/思わず乗りたくなる足型」の考案・設置や、SNSを活用した意識調査を進めてまいりました。
 2019年度は、8月1日時点で既に以下3つのエスカレーター安全利用啓発活動に参画し、各施設・交通機関にて、新田ゼミが提供したエスカレーターデザインが採用されています。

①   森ビル株式会社が六本木ヒルズで7月22日(月)から開催する「安全・安心なエスカレーターの乗り方」へ協力し、メトロハット エスカレーター3基へのステップのデザイン施工、および実施効果検証
②   都営大江戸線 中野坂上駅のエスカレーターの手すりへのデザイン施工
③   NHKが7月20日(土)~24日(水)まで渋谷ヒカリエで開催した「Nスポ!2019 -SHIBUYA-」企画内でのエスカレーターの手すりデザインと足型デザインおよび学生によるイベント登壇


「エスカレーターの安全利用に関する調査」について
 今回、新田ゼミが2018年に行ったWEBアンケート「エスカレーターの安全利用に関する調査」と同じ内容で本学総合企画室でも再度実施したところ、これまで新田ゼミが取り組んできた「エスカレーター安全利用啓発活動」の成果が見受けられる結果となりました。
 「エスカレーターの片側あけを常識だと思う」に対し「はい」と答えた人は5.4ポイント減少。  

<WEBアンケートについて>
2018年新田ゼミ実施アンケート         2019年総合企画室実施アンケート
・期間:2018年9月6~13日          ・期間:2019年7月16~17日
・対象:10代~70代の男女(有効回答数603名)  ・対象:20代~60代の男女(有効回答数1000名)
※実査委託先:楽天インサイト(2019年7月)      ※実査委託先:楽天インサイト(2019年7月)


六本木ヒルズ “メトロハット” エスカレーター3基 への足形ステップデザイン施工
 森ビル株式会社が開催する「2列に止まって乗ろうキャンペーン」へ参画し、六本木ヒルズのメトロハット エスカレーターに「右に乗っても良い」ことを視覚的に伝える足形のステップデザインを施しました。今回デザイン施工をしたエスカレーターは、通行量が多いエスカレーターであること、また距離が長いことから事故発生の危険性が高く、安全利用の啓発に有効であると考え、対象として選ばれています。

 

 

 また、この度のデザイン採用にあたっては、学生が男性用・女性用・子ども用・補助犬用などの複数パターン、また東京都が発表しているユニバーサルカラーデザインを参考にしたカラーバリエーションを提案。実地検証を経て決定したデザインは、エスカレーターの上下切り替えに対応した、実用的なものとなっています。
 同時に、8月8日(木)~10日(土)には、学生自ら、エスカレーターステップデザインの実施前後の行動変容について、デザイン実施後のアンケート調査をはじめとした実施効果検証を行います。調査結果は、今後の取り組みに活かしていく予定です。


【デザイン設置エスカレーター】
◆設置場所          :  六本木ヒルズ メトロハットエスカレーター3基
           (〒106-6155 東京都港区六本木6-10-1)
◆デザイン          :  エスカレーターステップへの足形デザイン (上下切り替え対応)

【「エスカレーター安全利用啓発活動」効果検証調査】
◆開催日              :  2019年8月8日(木) ~10日(土)
◆開催場所           :  上記デザイン設置エスカレーターにて
 

 


都営大江戸線 中野坂上駅内のエスカレーターへの手すりデザイン施工


 7月22日(月)より、都営大江戸線 中野坂上駅内のエスカレーター4基の手すりに、学生が考案した“思わずつかまりたくなるデザイン ぎゅっ”が設置されています。
 学生デザインの動物柄が目を引くデザインで、両側乗車のピクトグラムと思わずつかまりたくなる“ぎゅっ”の文字の他にも“つかまってね”と“たちどまってね”という言葉を入れ、エスカレーターの安全利用啓発を促しています。

渋谷ヒカリエ内のエスカレーターへの手すりデザイン施工

 


 NHKが7月20日(土)~24日(水)まで渋谷ヒカリエで開催したイベント「Nスポ!2019 -SHIBUYA-」企画内にて、エスカレーターの手すりに“思わずつかまりたくなるデザイン ぎゅっ”と“思わず止まりたくなるデザイン足型”を施しました。同イベントの主旨にちなんで、スポーツをテーマとした手すりデザインとスニーカー柄の足型を考案しています。



<経営学部 新田都志子ゼミナールについて>
マーケティング戦略を専門としているゼミナール。消費者行動をベースとした研究スタイルが特徴で、マーケティングの理論の習得と同時に、現実問題の分析、実践を通じて、より深い分析能力を磨いています。学生達は社会の課題をマーケティングで解決する、というテーマのもとグループで様々な研究に取り組んでおり、エスカレーターの安全利用もその一つです。

<経営学部 倉嶋正彦ゼミナールについて>
イメージ・リテラシーを専門にしているゼミナール。「イメージを読み解く力とビジュアルの具体化」を活動テーマに掲げ、本学の企画系ゼミナールや活動において、学生からの提案をベースにデザイン系ゼミナールの代表として、本ゼミが具体的な形に昇華しています。倉嶋正彦教授の指導の下、デザイン力で様々な企画に協力を行っており、学生達はこれまでも多くのデザインを企業・団体に提供しています。

<文京学院大学について>
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。建学の精神「自立と共生」のもと、先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。

【文京学院大学 概要】
学校名   :  文京学院大学
代表者   :  学長 櫻井隆
所在地   :  本郷キャンパス 東京都文京区向丘1-19-1
       ふじみ野キャンパス 埼玉県ふじみ野市亀久保1196
学 部  :  外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部
URL     :  https://www.u-bunkyo.ac.jp/


 
 
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