SOPHOLA、Attention Insight社と戦略的パートナーシップ契約締結
―グローバルで3,000アカウント以上の利用実績。マサチューセッツ工科大学(MIT)によって高い精度認証を受けた視線予測サービス「Attention Insight」の国内提供開始―
長野市で海外の最先端マーケティングテクノロジーを活用したコンサルティング・アウトソーシングサービスを提供するSOPHOLA株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役:飯野 正紀、以下「SOPHOLA」)とUAB Attention Insight, ApS(本社:リトアニア、ビルニュス、CEO:Kamile Jokubaite、以下「Attention Insight社」)は、本日2022年10月4日にマサチューセッツ工科大学によって高い精度について認証を受けた独自のディープラーニング技術による視線予測サービス「Attention Insight」の日本国内におけるサービス提供において戦略的パートナーシップ契約の締結に至ったことを発表いたします。これにより、SOPHOLAはAttention Insight社の日本市場進出フェーズにおいて独占的販売権を保有しつつ、同社の日本市場進出と拡大を支援いたします。
- Attention Insight社について
Attention Insight社は、2019年マーケティングリサーチや代理店出身者がリトアニアで創業した神経科学×AIによってローンチ前にテストデザインを評価することができる世界でもまだ少ない企業の一つです。全世界3,000アカウント以上で導入され、ローンチ前のブラッシュアップ(改善)に大きく貢献しています。
- Attention Insightの解決できる課題について
Attention Insightは、マーケターやデザインチームがデザインパフォーマンスを向上させるためにクリエイティブローンチ前に利用する分析ツールです。事前にデータ収集を必要とせず、独自のアルゴリズムにより、実際のアイトラッキング調査と比較して90-94%の精度のヒートマップでデザイン要素の視認性を評価します。
世の中のほぼ全ての「クリエイティブ」は、「制作コスト(お金)」、「制作時間」、そして「(期待される)パフォーマンス(効果)」という考慮すべき重要な点があります。しかし、Webページ制作を例に取ると、 「(期待される)パフォーマンス(効果)」が現状ヒートマップツールなどで制作後にのみ確認でき、制作コストや制作時間を最大限有効活用できていないというマーケティング課題があります。また、ポスター、商品デザイン/パッケージ、商品棚、ストアポップなど、オフラインの「クリエイティブ」や「ディスプレイ」はデザイナー・クリエイターの方々の直感、センス、経験、知名度、体系的なデザインに関する学問などの数値化できないものをベースに創られている場合が殆どと考えています。実際に大量に制作する前に、オフラインの「クリエイティブ」や「ディスプレイ」を評価する術がないマーケティング課題がずっと続いている状況があります。
- Attention Insightの具体的な機能について
1. Percentage of Attention(注意の割合)
関心領域(AOI:Area of Interest)を定義します。 オブジェクトが受ける注意の正確なパーセンテージを取得することができます。
2. Focus Map(フォーカスマップ)
フォーカスマップは、最初の3〜5秒以内にデザインのどの部分が注目または見逃されているかを示します。 ユーザーが探しているものを数秒以内に見つけられない場合、ユーザーは離脱する傾向があります。
一般的に、デザインは次の3つの質問に答える必要があります。
・あなたの製品は何ですか?
・なぜユーザーはそれを気にする必要がありますか?
・ユーザーは次にどこに行くべきですか?
これらの質問への答え及びヒントは、フォーカスマップ上で得られるはずです。
3. Clarity Score(明確さのスコア)
新しいユーザーにとってデザインがどれだけ分かりやすいか、デザイン要素が多すぎていないか、配色がどうかなどを基にスコア化したものです。アルゴリズムでは、デザインに含まれる情報量(テキストの量、テキストのサイズとコントラスト、カラフルさ、画像の数とサイズなど)を考慮に入れています。例えば、スコアが低い場合は、デザインが雑然としていて、重要な要素が見えにくいことを示しています。
4. Video Heatmap(動画ヒートマップ)
数多く流れる動画広告の中で少しでもユーザーの注目を浴びる広告を作るお手伝いをします。動画広告の分析にヒートマップを適用して、パフォーマンスを向上することができます。※管理画面ではなく、動画データをお預かりしてAttention Insight社が分析を実施します。
※デモにご興味ある方は、下記のサービスページからお問合せください。
URL:https://sophola.jp/services/attention-insight/
- 国内事例、導入企業様からのコメント
ECを成功させるために、一連のサイクル「コンサルティング、プロモーション、システム相談および開発、撮影、制作、運用、レポート、改善」これらすべてのノウハウを持ち合わせ、悩みが異なるクライアント様ごとにサポート内容をカスタマイズして柔軟なサービス提供をされている株式会社ライフエスコート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:多賀井 隆之、以下「ライフエスコート社」)に、国内初の事例化にしていただきました。ライフエスコート社代表取締役の多賀井氏は、次のように述べています。
「色々クリエティブテストを実施し検証するという流れがありますが、このツールは、事前に高価な仕組み、モニターを利用することなく、デザイナーによる意図根拠確認でき、関わる人が作成するクリエイティブの意図を把握し事前テストできるツールです。
このツールを使うことで、スピード感もって事前テスト、本番テストができるようになりました。」
- コメント
SOPHOLAの代表取締役飯野 正紀は次のように述べています。
「この度、日本市場においてAttention Insight社と戦略的なパートナーシップを締結した背景として、クリエイティブな静止画や動画など制作やローンチ後のテスト・分析に金銭的・時間的コストが多く費やされ、デザインコンセプト段階で効率的かつ安価にブラッシュアップする術が国内に余り見当たらなかったためです。
各ブランドにとって、クリエイティブデザインは大切なブランドメッセージを届ける手段であり、増大するコミュニケーション手段や表現に対応していくことが重要になってきています。Attention Insightが国内ブランドに広く活用され、制作段階でのデザインコンセプトのブラッシュアップに大きく寄与できれば大変嬉しく思います。」
- SOPHOLA株式会社について
会社名:SOPHOLA株式会社
所在地:長野県長野市
代表者:代表取締役 飯野 正紀
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