「ひとり情シス大学」特別講座 無料公開 中堅中小企業の情シス向けセキュリティ講座
~ 日米セキュリティ対策の約10倍の格差に対する問題解決として ~
「ひとり情シス大学」は、ひとり情シス協会が2022年11月より開始したひとり情シスの方のスキルや知見を高めることを目的とした有料の講座です。今回は特別講座としてセキュリティ対策に特化したテーマで、オンラインで開講しました。特別講座のターゲットは、経験3年未満のひとり情シス・少人数情シスや、基礎から学び直したいひとり情シスの方々、また、総務や経理部門などで兼任することになった方々です。多忙な情シスの方が好きな時間に視聴できるよう、ポイントを短時間にまとめた講座となっています。
2023年3月16日に発表したスプラッシュトップとひとり情シス協会の共同調査「日米デジタルエンゲル係数比較調査」によると、年間の従業員1人あたりのセキュリティ対策の費用平均投資金額は、米国と比較すると米国が24,700 円に対し、日本は2,650円と日米で約10 倍と大きな格差が生まれています。さらに、日本の中堅中小企業において「必要性を感じていない」ため、セキュリティへの投資はゼロであると答えた企業が35.2%でした。実際にトラブルが発生しないと、セキュリティ対策は問題視されにくいという背景があると考えられます。このデータから、日本の中堅中小企業でサイバーセキュリティ事故が増えている一方で、十分にセキュリティ対策へ投資をすることが難しいという実態があります。
今回の特別講座では、セキュリティ対策予算が限られる中堅中小企業のひとり情シスの方が、予算別にセキュリティ対策ができるための指針やノウハウ、経営層の理解を得るテクニックなどが得られるプログラムとなっています。ひとり情シス認定インストラクターの講義、ひとり情シス経験者のパネルディスカッションによる「セキュリティ風土の醸成方法」といった講義内容です。ひとり情シス経験者が実際のエピソードなどを交えながら、様々なアプローチ方法を議論します。
スプラッシュトップは、日本の中堅中小企業のセキュリティ対策の予算が限られる実態や、不正アクセスや情報漏洩等の情報セキュリティ事故の増加を危惧しています。今回ひとり情シス協会と共催で実施する「ひとり情シス大学」特別講座の無料公開についても、この問題の解決の一途となることを目的に実施しています。
スプラッシュトップのひとり情シス協会との共同での活動は、昨年の「中堅中小企業のテレワーク」の課題をテーマとした活動に続き、今年で第二回です。今回は、日米と比較しても格差の大きい「中堅中小企業のセキュリティ対策」をテーマとしました。
今後も、中堅中小企業で奮闘するひとり情シスの方々をサポートするべく、調査の実施や、セミナー開催などを通じて、継続して情報発信を行っていく予定です。
【セミナー視聴リンク】
https://jp.surveymonkey.com/r/Hitori_Univ
※アンケートにお答えいただき、無料で視聴いただけます。
(期限:2024年4月12日まで)
【プログラム】
1. はじめに
ひとり情シスを取り巻く状況/ひとり情シス大学とは
一般社団法人 ひとり情シス協会 事務局 清水博
2. スプラッシュトップ調査報告「無料リモートアクセスツール調査」
スプラッシュトップ チャネルセールスマネージャー 中村夏希
3. ひとり情シス大学特別講座 セキュリティ編
一般社団法人 ひとり情シス協会 認定インストラクター 増山大輔
4. ひとり情シス経験者によるパネルディスカッション
「どうやってセキュリティ風土を醸成するか?」
伝説のひとり情シス 黒田光洋
認定インストラクター 増山大輔
内製型ひとり情シス 二宮友和
清水博(モデレーター)
「ひとり情シス大学」について
情シスに必要な初級編カリキュラムを基礎知識やコミュニケーションスキル、セキュリティの重要なポイントを実例と共にまとめた、ひとり情シス協会が行う講座です。2022年からひとり情シス協会は大阪府工業協会や、日本能率協会と一緒に「ひとり情シス大学1日コース」を行っています。
一般社団法人 ひとり情シス協会について
一般社団法人 ひとり情シス協会は、2020年3月に設立し、ひとり情シスの方々へ役に立つ情報提供を目指しています。公益社団法人 大阪府工業協会と一般社団法人日本能率協会において「ひとり情シス大学1日コース」を開催し、ひとり情シスの育成支援をしています。
スプラッシュトップ株式会社について
米国Splashtop社は、リモートアクセス、リモートサポートなどのソフトウェア「Splashtop」を開発する企業として2006年米国カリフォルニア州サンノゼのシリコンバレーで設立されました。リモートデスクトップ「Splashtop」は、タブレットやスマートフォン、コンピュータなどの様々なデバイスから遠隔のコンピュータに高速アクセスするソフトウェアで現在、世界3,500万人以上のユーザーが愛用しています。日本法人であるスプラッシュトップ株式会社は2012年に設立しました。*昨年、デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社の「リモートワークソリューション市場の現状と展望 2021年度版」において、リモートアクセスソリューションの日本市場、売上 No.1を達成しました。リモートデスクトップ「Splashtop」で企業や個人でのリモートワークやテレワークを推進し、新しい働き方改革の実現をサポートしています。現在、日本では株式会社カラー、株式会社村田製作所、東京大学、ニッセイアセットマネジメント株式会社など映像制作関係、金融関係、製造関係、建築関係、教育関係、医療関係 など幅広い業界で採用されています。https://www.splashtop.co.jp/
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