【モノリス法律事務所】台湾の椽智商務科技法律事務所との業務提携により日台クロスボーダー法務を強化する共同運営サイトをローンチ
~IT・知財・海事・M&Aを融合し、半導体サプライチェーンとデジタルコンテンツの法務インフラを構築~
IT・知的財産権・ビジネス法務に強みを持つ弁護士法人モノリス法律事務所(東京都千代田区、代表弁護士:河瀬 季)は、台湾・台北市の「椽智商務科技法律事務所(Wisebeam Law)」と戦略的業務提携を開始いたしました。

本提携に基づき、日台間のクロスボーダー法務に特化した共同運営サイト(URL:https://wisebeam-monolith.tw/)をローンチし、最新の法務情報を発信する「法律記事解説(Insights)」ページを公開したことをお知らせいたします。
提携の背景:激変する日台経済圏と、加速する「技術・物流・知財」の統合
2024年から2025年にかけて、日台間の経済関係はかつてない深化を見せています。台湾知的財産局(TIPO)の統計によると、2025年第1四半期の外国人による特許出願において、日本は3,538件と他国を圧倒する首位を維持しており、特に半導体関連の装置・材料メーカーによる台湾への技術進出が顕著です。
しかし、こうした技術進出に伴い、以下の三つの領域が複雑に絡み合う「高度なリーガルニーズ」が急増しています。
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半導体等の物理的な物流と貿易実務(海事・貿易法)
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デジタル資産と先端技術の権利行使(知財法)
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現地拠点設立やM&Aに伴うガバナンス(労働法・投資規制)
モノリス法律事務所は、これまでも台湾出身の弁護士を擁する台湾デスクを通じて支援を行ってまいりましたが、この度、台湾国内でテクノロジー法務と海事法務に強みを持つWisebeam Lawと提携することで、日本と台湾の両国から、より迅速かつ専門的なワンストップ・ソリューションを提供できる体制を整えました。
共同運営サイト「wisebeam-monolith.tw」について
提携の象徴としてローンチされた本サイトは、日台間のビジネスに関わるすべてのステークホルダーに対し、情報とソリューションを提供します。
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共同運営サイトURL: https://wisebeam-monolith.tw/
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法律記事解説(Insights)ページ: https://wisebeam-monolith.tw/insights/
Insightsページでは、台湾の最新判例、法改正情報、TIPOの統計分析など、日台ビジネスに直結する専門情報を、実務的な視点から随時発信してまいります。
日台ビジネスにおける4つの法的課題と、本提携による解決
今回の提携により、両事務所は特に以下の課題に対して強力なバックアップを提供します。
1. 台湾特有の労働法制と「大量解雇保護法」への対応
台湾の労働基準法は日本以上に労働者保護が厳格であり、試用期間中の解雇であっても正当な理由が求められます。また、撤退やリストラ時には「勤続1年につき平均月給の0.5ヶ月分」の退職金支払いが義務付けられています。
本提携により、現地の「大量解雇保護法」等の行政規制を熟知したWisebeam Lawが、事前の就業規則整備や有事の行政交渉を、日本側のモノリス法律事務所と連携して行います。
2. 知的財産権の「迅速保護」と模倣品・ドメイン紛争の解決
特許・商標出願が急増する中、権利の「取得」だけでなく「行使」の重要性が高まっています。2025年、日本のコンピュータ・テクノロジー製品(第9類)やブランド保護(第35類)の出願は増加傾向にあります。
両事務所は、台湾税関での迅速な保護システムの活用に加え、台湾国内での警告書の送付、ドメイン紛争、知財訴訟まで、現地の弁護士が直接、かつ日本語・中国語の双方向で対応します。
3. M&Aにおける「ESG・投資規制」のデューデリジェンス(DD)
2025年の台湾M&A市場では、脱炭素・ESG関連の投資が加速しており、サプライチェーン全体でのクリーン化が求められています。
M&Aの際、対象企業の組織や財務だけでなく、台湾政府が導入した「三段階の管理基準(投資先・技術・規模)」に基づく投資承認手続きや、機微技術の輸出管理規制への適合性を精査する高度なDDを提供します。
4. VTuber・クリエイター経済の海外展開支援
日本のYouTuberやVTuber、デジタルコンテンツの台湾進出において、肖像権、著作権、商標権の複合的な保護が必要です。
SNS上のトラブル解決から、台湾のイベント会社とのライセンス契約、現地の法規に基づいた発信者情報開示請求まで、ITとエンターテインメント法務に強いモノリス法律事務所とWisebeam Lawが共同でサポートします。
代表からのコメント

モノリス法律事務所 代表弁護士 河瀬 季:
「台湾は、日本のIT・ハイテク産業にとって欠かせないパートナーです。Wisebeam Lawという、我々と同様にテクノロジーへの深い情熱を持つ事務所と提携できたことを誇りに思います。本提携により、デジタルの権利から物理的な物流、そして現地の労務ガバナンスまで、日台間のビジネスを真に統合的に支えることが可能になります。」
事務所概要
【弁護士法人モノリス法律事務所】
IT、知的財産権、ビジネス法務を中心に取り扱う法律事務所。数多くのIT企業、メディア、クリエイターの顧問を務め、インターネット上の紛争解決において国内有数の実績を持つ。
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所在地:東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル21階
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公式サイト: https://monolith.law/
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台湾法務ページ: https://monolith.law/global-taiwan
【椽智商務科技法律事務所 (Wisebeam Law)】
台湾・台北市に拠点を置く法律事務所。商務、科技、海事、知的財産権を重点領域とし、専門的な知見とカスタマイズされたソリューションを提供。
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所在地:台北市大同区南京西路57号6階10室
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公式サイト: https://wisebeamlaw.com/
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