さいたま市や広島県など4自治体が、探究・STEAM教育の施策・効果・予算獲得の実例を語る「自治体向け IGS教育フォーラム2022夏」を7月28日に開催
Institution for a Global Society 株式会社(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 福原 正大、以下 IGS)は、「自治体向け IGS教育フォーラム2022夏〜STEAM教育・教育データ利活用の今後を考える〜」を、2022年7月28日(木)15:00〜17:30にオンラインで開催いたします。
広島県、三重県、さいたま市、戸田市の4つの自治体の先生・ご担当者をお招きし、探究・STEAM教育の施策・効果・予算獲得の実例を語っていただきます。教育委員会の先生や、小学校・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生向けのイベントとなっており、参加費は無料です。
- イベント申し込みURL:https://hubs.ly/Q01h43Nf0
■開催背景・概要
新学習指導要領の全面実施に伴い、探究・STEAM教育の推進や教育データの利活用、個別最適な学びの実現、ICT活用など、新たな施策を推進する自治体が増えてきた一方で、その教育効果の可視化まで設計できていないケースは少なくありません。また、教育データの利活用が叫ばれているものの、「そもそもデータの取得ができていない」「取得したデータをどのように分析・活用すればよいのか」と悩みを抱える自治体の声も多く聞かれます。そして、何よりも新しい取り組みを始めたいが予算の確保が難しいと多くの自治体で課題を抱えています。
そこで、本イベントでは、広島県、三重県、さいたま市、戸田市で教育施策を現場から推進しご尽力されている先生・ご担当者をお招きし、STEAM教育・教育データの利活用をテーマに、各自治体で実施されている先進的な取り組みとその効果及び、予算獲得に向けた動きなどについてお話しいただきます。
■イベント概要
タイトル | 自治体向け IGS教育フォーラム 2022夏〜STEAM教育・教育データ利活用の今後を考える〜 |
日程 | 2022年7月28日(木)15:00〜17:30 |
対象 | ・教育委員会の先生・ご担当者様 ・小学校・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生 |
参加費・定員 | ・参加費:無料 ・定員:100名 |
受講環境 | Zoom(オンライン配信のプラットフォーム)を利用します。 受講可能環境:パソコン、スマートフォン、タブレット |
その他・注意点 | ・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。 ・過去開催のセミナーレポート記事はこちらからご覧いただけます。 https://blog.aigrow.jp/article |
お申し込み方法 | 以下のフォームよりお申し込みください イベント申し込みURL:https://hubs.ly/Q01h43Nf0 |
■プログラム内容
15:05〜15:15 | 第1部:生徒の資質・能力を可視化する「Ai GROW」、STEAM・探究学習を加速する「GROW Academy」のご紹介 |
15:20〜15:40 | 第2部:戸田市教育委員会 教育データの利活用及びEBPMの推進における「Ai GROW」の活用 講師:山本典明氏(戸田市教育委員会 教育政策室 指導主事) |
15:45〜16:05 | 第3部:広島県教育委員会 個別最適な学びに関する実証研究事業から見えたデータ活用のあり方 講師:村田耕一氏(広島県教育委員会 義務教育指導課 主任指導主事) |
16:05~16:20 | 質疑応答・休憩 |
16:20〜16:40 | 第4部:さいたま市教育委員会 部活動における教育効果の可視化の取り組み 講師:根岸君和氏(さいたま市教育委員会 高校教育課 主席指導主事) |
16:45〜17:10 | 第5部:三重県教育委員会 学びの探究化・STEAM化に向けて 講師:谷奥 茂氏(三重県教育委員会 高校教育課 課長補佐兼班長) 辻井伸文氏(三重県教育委員会 高校教育課 係長) |
17:10~17:30 | 質疑応答 |
■講師紹介
・山本典明氏(戸田市教育委員会 教育政策室 指導主事)
東京大学卒業後、東京大学大学院を修了。教育関係の公益財団法人に入職し、学校や教育委員会を対象とした営業・営業企画を経験。
2019年度に戸田市役所に教育枠採用で入庁、現在所属の教育政策室に配属される。主に教育データ利活用に関連する業務を担当し、庁内のデータ分析や外部との共同研究を進める。2021年度に指導主事を拝命。
・村田耕一氏(広島県教育委員会 義務教育指導課 主任指導主事)
広島大学大学院を修了後、広島県内の小学校、広島県立教育センター、広島県教育委員会義務教育指導課、個別最適な学び担当を経て、現職。
令和元年度「個別最適な学び」の実現に必要な観点などについて整理した「個別の状況に応じたカリキュラムの編成・実践に関する提案」を作成、公開。令和2年度から2年間、県内4地域で提案を基にした実証研究事業に取り組み、今年度からその成果等を県内外へ普及する活動を行っている。
・根岸君和氏(さいたま市教育委員会 高校教育課 主席指導主事)
筑波大学大学院を修了後、さいたま市立中学校教諭、市立大宮北高等学校教諭、市立中学校教頭、市立大宮国際中等教育学校副校長などを経て、現職。大宮北高校におけるSSHによる探究的な学びや、大宮国際中等教育学校における国際バカロレアとICTの活用を推進し、昨年度より現職として、「スポーツを科学する生徒の育成事業」に関わり、市立3高校・中等教育学校によるDXを活用した教育活動を支援している。
・谷奥茂氏(三重県教育委員会 高校教育課 課長補佐兼班長)
三重県立高等学校において数学科教員として20年勤務し、三重県教育委員会事務局では、研修企画・支援室、教育改革室、高校教育課において勤務し、今年度で通算11年目を迎える。学校現場で担当したSSH事業の経験を踏まえ、今年度から実施している県事業「次代を担うグローバル・リーダー育成プログラム」の企画・立案に携わった。
・辻井伸文氏(三重県教育委員会 高校教育課 係長)
三重県立高等学校において商業科教員として勤務後、三重県教育委員会事務局高校教育課指導主事として勤務。文部科学省「地域との協働による高等学校改革推進事業」や、経済産業省「未来の教室実証事業」を担当し、県立学校の1人1台端末環境に向けたICT環境整備と、ICT教育に関する業務も担当。令和4年度は係長を拝命し、文部科学省「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」を担当。
<appendix>
■Ai GROW (アイ・グロー)とは
児童・生徒・学生の資質・能力と、教育効果を可視化する、教育機関向け評価ツールです。潜在的な性格診断(IAT)の他、能力評価の際に生徒の相互評価にAIの補正を加えることで、評価バイアスを極小化。資質・能力を定量化し、即時フィードバックが可能です。
2019年4月のリリース以来、250以上の学校が利用。経済産業省「未来の教室」実証事業、埼玉県戸田市の実証事業の教育効果検証に採用されている他、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」、「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」(文部科学省)の効果検証にも活用されています。
- Ai GROWサービスサイト: https://www.aigrow.jp/aigrow
■GROW Academy(グロー・アカデミー)とは
「GROW Academy」は、思考力・表現力・判断力等を育むためのフレームワーク(思考法)を学べる、動画学習コンテンツです。2022年度より全国の高等学校で全面実施となる「理数探求」に準拠した、STEAM型教材「起業家シュミレーション」も搭載。いずれも、先生の負担を軽減しながら、正解の無い問題を解決する力を育むことができます。
主に探究学習、キャリア教育、STEAM教育を目的に、対面・オンライン授業、ロングホームルームで活用されています。
- GROW Academyサービスサイト:https://www.aigrow.jp/grow-academy
■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げるEdTech/HRTech企業。2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
設立:2010年5月
資本金:388百万円
事業内容:AIを活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供
- コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/
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