“日本の縮図”ともいわれる「島」。その島々の建物を通して、島特有の文化や住人のストーリーに触れる。『離島建築 島の文化を伝える建物と暮らし』4月19日(金)発売
100の島、150以上の建造物を豊富な写真と共に紹介
日本には、定住者のいる有人島がおよそ400島ある。それらの島々には、貴重な生態系や日本の原風景があり、暮らしのなかには伝統の習俗や祭りが数多く残されている。こうした特有の文化や自然が色濃く反映されているのが、離島の建築群。本書は、“日本の縮図”ともいわれる離島の文化や生活、住人のストーリーについて、島々の建物を通して知る一冊。100の島、150以上の建造物を収録。著者は、20数年にわたり日本中の離島を歩き、自然や民俗や人々の暮しを撮り続けてきた写真家の箭内博行氏。
<INTERVIEW>
01 焼尻郷土館(旧小納家)<北海道/焼尻島>:鰊漁の繁栄を語る和洋折衷の不思議な建物
02 コーガ石の建物群 <東京都/新島>:唯一無二の石造り集落
03 いんのしまペンション白滝山荘(旧ファーナム邸)<広島県/因島>:祝福された洋館
04 粟島海洋記念館(旧国立粟島海員学校)<香川県/粟島>:世界へ船乗りを送り出した海員学校
05 かあちゃんの店 <長崎県/池島>:記憶に残り続ける池島の味
06 姫島小学校・志摩中学校姫島分校 <福岡県/姫島>:愛されるぬくもりの木造校舎
07 金沢屋旅館(旧金澤楼)<新潟県/佐渡島>:佐渡に唯一残る元妓楼旅館
<ARCHITECTURE TOURS>
01 島の暮らしに欠かせない建物~港待合所・商店・郵便局~/02 長崎・天草の個性的な教会建築/03 琵琶湖の暮らし・沖島/04 ユニーク・アーキテクチャ/05 石垣・塀・壁/06 離島の社寺
<COLUMN>
01 北の島の屋根 ―天売島―/02 離島の石造り建築/03 建築から知る瀬戸内の歴史/04 南の島のたてもの探訪/05 島の路地を歩く/06 島の学校建築/07 離島の灯台
中面一例
書籍情報
『離島建築 島の文化を伝える建物と暮らし』
著者:箭内博行
定価:2,200円(本体2,000円+税)
仕様:A5判(210mm×148mm×14mm)/並製/192頁
ISBN:978-4-908406-95-9
発売日:2024年4月19日(金)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ *発売日は地域によって異なることがあります
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Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4908406952
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著者プロフィール
箭内博行(やない・ひろゆき)
写真家。1973年生まれ、埼玉県育ち。國學院大卒。「日本再発見」をテーマに今まで国内350の島々へ。著書『約束の島、約束の祭』(情報センター出版局)、『ニッポン とっておきの島風景』(パイインターナショナル)、『ニッポン 離島の祭り』(グラフィック社)。他に雑誌・新聞等での紀行連載、広告掲載多数。自然・文化・人情に惹かれながら、国内の島々を活写し続けている。(公社)日本写真家協会会員。ヤナイフォトイメージ合同会社代表。
URL:https://www.yanaihiroyuki.net
好評≪味なたてもの探訪シリーズ≫
『看板建築 昭和の商店と暮らし』
監修:萩野正和(はぎの・まさかず)
定価:2,090円(本体1,900円+税)
仕様:A5判(210mm×148mm×14mm)/並製/192頁
ISBN:978-4-908406-27-0
『沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶』
監修・写真 岡本 尚文(おかもと・なおぶみ)
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定価:2,090円(本体1,900円+税)
仕様:A5判(210mm×148mm×14mm)/並製/192頁
ISBN:978-4-908406-40-9
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定価:2,090円(本体1,900円+税)
仕様:A5判(210mm×148mm×14mm)/並製/192頁
ISBN:978-4-908406-64-5
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定価:2,090円(本体1,900円+税)
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