April Dream Project
「ninpath」は子どもを望む人の意思決定に伴走し、安心して多様な選択肢が取れる社会を実現します
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
株式会社ninpath(本社:東京都港区、代表取締役CEO:神田大輔)は、不妊治療可視化アプリ「ninpath」などのサービスを通じて、子どもを望む人の意思決定に伴走し、安心して多様な選択肢が取れる社会を実現することを目指しています。
当社は4月1日を夢を発信する日にしようとする「April Dream」というPR TIMESのプロジェクトに賛同しています。
当社は4月1日を夢を発信する日にしようとする「April Dream」というPR TIMESのプロジェクトに賛同しています。
<ninpathが目指す未来>
私たちは、例えばカップルが将来について相談するとき、ふたりの生殖物語※2について、産む・産まないの選択を含めて、もしもの状況のときにどうするかなどを自然に話し合い、希望に応じて具体的なアクションを踏み出せることが当たり前となっている世界を思い描いています。
子どもを持つ選択も、持たない選択も、産まずに育てる選択も、それぞれが尊重され、サポートが受けられる社会を実現したい。そしてもし不妊治療(生殖補助医療)を必要とするときには、当事者が今抱えているような多くの負担が軽減され、現在のように玉石混交の情報の海に溺れそうになっている患者さんが、すべてを自分で調べたり知識をつけなくても、安心できる環境で、納得感をもって子どもを望むための意思決定ができる仕組みと環境をつくることを目指しています。
STEP1:患者さんがご自身にフィットしている不妊治療クリニックを見つけるお手伝いをし、意思決定などの局面ではオンラインカウンセリングでおひとり・カップル毎の状況に応じて専門家が伴走します。
STEP2:STEP1に加えて、患者さんの状況と目的に応じて、WEB/アプリ上で簡単に情報を整理し、次に進むための具体的なアクションが取れるようご提案していきます。
STEP3:患者さんの身体的特徴や各種検査結果、過去の治療歴に基づいて、パーソナライズされた治療を可能とするAIモデルによって、全国どこのクリニックに通院していても、患者さんに適した治療法が受けられる世界を実現します。
<不妊治療の現状>
現在日本では、子供を望むカップルの4.4組に1組(23%)が不妊の検査や治療を受けたことがある(※1)といわれています。年々不妊治療患者の割合が増えている要因の一つとしては晩婚化があげられていますが、保険適用の効果もあって若い層の受診も増えています。
一口に「不妊治療」といっても治療方針や保険診療への対応等はクリニックによってさまざまなのが現状です。また、カップルの身体の状況に合わせて検査項目や薬の種類、通院頻度なども異なります。
周りに気軽に相談できる専門家はいないことがほとんどで、自身の治療プランが適切なのかなどをお一人で悩まれている方も多くいらっしゃいます。
通院時間の調整や身体面など物理的な負担はもちろん、自己肯定感の低下や周囲とのコミュニケーションなどが難しい場合も多く、心理的にも大きな負担がかかることも不妊治療の特徴です。
弊社はこういったさまざまな患者さまのご負担を、「ninpath」という不妊治療可視化アプリの開発・運営を通じてサポートしていきたいと考えています。
ninpathでは、治療データの記録や管理はもちろん、他の方の治療データを閲覧してご自身の治療方針の参考にしていただくことができます。また「ninpathケア」という機能を通じて、生殖心理カウンセラーや不妊カウンセラーによるオンラインカウンセリングの機会を提供しています。
サービス運営の他、未来を創る人々や企業・自治体を包括的に支援するために、不妊治療をしている方に向けた企業のサポートの啓蒙活動等を行っています。
<直近の取り組み>
・妊活、不妊治療、産むことに関するオンラインカウンセリングの提供
経済産業省令和4年度フェムテック等サポートサービス実証事業として、ninpathが通常有料でご提供している専門カウンセラーによるオンラインカウンセリングの効果検証を行いました。
2022年10月〜2023年2月まで147件のご利用があり、カウンセリング後の業務パフォーマンスの改善(※3)が見られたほか、満足度調査では94%の方に満足いただき、95%の方に今後もカウンセリングを受けたいと回答いただきました。
継続した利用を希望される方からはカウンセリング費用の補助を望む声が非常に多く、それらの実現に向けた行政や企業への働きかけを行なっております。
本件に関するプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000055467.html
【利用者の声】
- 自分の気持ちを自然に引き出す質問をしてくださり、終わってみたらポジティブな気持ちが溢れていて自分でもびっくりしました。これからまた前向きに治療を進められそうです。(生殖心理カウンセリング/ 30代女性)
- 過去1番のどん底&情緒不安定で精神的に限界で、自分で消化できる状態ではなかったところを、丁寧に整理をしていただいて、落ち着くことができました。
- やっぱりプロは違うなと思いました。SNSで見かけた翌日の夜にカウンセリングが受けられてラッキーでした。おかげさまで前を向けそうです。(生殖心理カウンセリング/40代女性)
- 夫である自分の気持ちを的確に言語化していただき、妻とのわだかまりも取れました。不妊治療への向き合い方としてこれまでの自分の行動を振り返り、今後どんな点を意識して取り組めばよいのか具体的に見え、非常に良い時間でした。(生殖心理カウンセリング/30代男性)
- 上司に不妊治療ついてどう伝えたら良いか整理でき、実際上司ともスムーズに会話ができ、通院しやすいようにサポート体制を整えると言ってもらえました。通院のストレスで精神的にだいぶ落ち込んでいたのですが、また前向きに頑張ろうと思えました。(キャリアカウンセリング/ 30代女性)
- とても親身になって話していただき、各種治療法についての説明もわかりやすく、夫婦ともに治療に対する不安や迷いを除くことができました。(不妊カウンセリング/ 30代男性)
- 今後の方向性など、今まで答えが出ず一人でモヤモヤしていたことが、明確化しスッキリすることができました!ただ話を聞いてもらうだけではなく、統計的なお話やアドバイスも頂けたことは想像以上に良かったです。改めてこのような機会があることは大切だと思いました。(不妊カウンセリング/ 40代女性)
・スマホアプリの改善
アプリの機能・UI改善は日々行なっておりますが、直近では音声解析による簡単なメンタルチェック機能を追加するなどしています。日々登録ユーザーが拡大しています。
・インスタライブの実施
ninpathの公式アンバサダーである大山加奈さんと共に、定期的にインスタライブを開催しています。不妊治療に関するお悩みやご相談ごとを視聴者からリアルタイムで募集しています。
注釈/出典
※1:第16回(2021年)出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
※2:人には幼少期などから作られたなんらかの家族のイメージや理想像が備わっている、という概念を表す生殖心理学の用語。自身が形成する家族についても、なにかしらのイメージや刷り込みを潜在的に持っている場合が多いとされる
※3:WHO-HPQを用いたプレゼンティズムを指標としている
■「ninpath」とは
不妊治療の記録・管理はもちろん、ご自身の状況に近い第三者の治療データと比較することができる不妊治療可視化アプリ/Webサービスです。子どもを望まれる方は年齢・身体の状態など、お一人お一人の状況が異なる上、医療機関によって不妊治療の治療方針が異なるのが現状です。そこで『ninpath』では、不妊治療の周期毎の記録・管理のみならず、ご自身に近い第三者の治療データ等と比較することで、自分自身の客観的な状況を把握することができ、今後の指針を考えるきっかけを提供しています。また、派生サービスとして、生殖に関する悩みなどを専門家がサポートするオンラインカウンセリングも提供しています。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
■会社概要
代表取締役CEO:神田 大輔
設立:2020年3月
事業内容:不妊治療可視化アプリ『ninpath』の開発・提供と、不妊治療と仕事の両立支援を行う『ninpath career』の提供・運営
サービスサイト:https://ninpath.com/
■本件に関するお問い合わせ窓口
株式会社ninpath 広報:髙橋
mail:info@ninpath.co.jp
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