ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーが海外事業拡大に対応するため、名古屋に第2工場を新設

SDGs化が進むEV業界における金属調加飾フィルムの需要拡大に対応

 株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー(本社:東京都中央区、代表取締役兼執行役員社長:島田康太郎、以下WAT)は、海外での事業拡大に対応するため、今秋から名古屋第2工場(名古屋市西区)を新設し稼働します。自動車向けプラスチック部品を製造する名古屋第1工場(名古屋市西区)の近くに新設しました。名古屋第2工場では、WATの古河工場で製造した金属調加飾フィルムを使用し真空成形・プレスした半製品を射出成形する生産体制を構築することで、効率的な生産を可能とするほか、仕掛品や完成品置き場のスペースを確保し、作業環境を改善します。
 自動車業界では CASE(接続・自動運転・シェアリング・電動化)に代表される技術革新が進展し、環境に対する意識も高まっており、金属と樹脂を組み合わせた金属調加飾フィルムは、有害性が議論される物質が一部に含まれるメッキや塗装と比べ、地球環境に優しい防錆であるうえ、電波・光線透過性があることから、とくにSDGsを重要視する電気自動車(EV)業界向けに需要が急速に伸びています。名古屋第1工場は、国内の既存製品の受注が増えたことに加え、海外の新製品の生産開始による作業場所の確保が急務となっていましたが、名古屋第2工場の新設により、一層の安定供給体制を構築することが可能となります。この度の名古屋第2工場の新設により、古河工場で生産をしている金属調加飾フィルムの開発・生産は高度化され、部品サプライヤーの皆様に質・量ともに、より満足いただける供給体制を目指してまいります。

 名古屋第2工場は、名古屋第1工場から約 200m 離れた場所に新設しました。敷地面積420 ㎡、延べ床面積 250 ㎡です。名古屋第1工場には射出成形機、ホイスト式クレーンを、また第2工場にはチラー(冷却水循環装置)、キュービクル式高圧受電設備をそれぞれ新たに導入しました。

 ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーはこれを弾みに、世界での市場を益々拡大してまいります。22年3月期に46億円の売上高は、24年3月期に59億円を計画し、100億円突破を目指します。

各社概要
【株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー 概要】
【設立】:2010年4月1日
【資本金】:1億円
【本社所在地】:東京都中央区明石町8-1、聖路加タワー13階
【代表取締役兼執行役員社長】:島田康太郎
【事業内容】:合成樹脂、各種材料の加工・販売およびコンサルティング
【URL】: http://www.wavelock-at.co.jp/

【ウェーブロックホールディングス株式会社 概要】
【設立】:1964年6月20日
【資本金】:21億8,504万円
【本社所在地】:東京都中央区明石町8-1、聖路加タワー13階
【代表取締役 兼 執行役員社長】:石原 智憲
【事業内容】:持株会社、グループ全体の戦略策定、資源配分、経営管理
【URL】: http://www.wavelock-holdings.com/
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。


会社概要

URL
http://www.wavelock-holdings.com/ja/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー13階
電話番号
03-6830-6000
代表者名
石原智憲
上場
東証1部
資本金
21億8504万円
設立
1964年06月