シェフと作ったクラフト登山食ブランド『MOUNTAIN GOURMET LAB. 』が2種類の新メニューを発売開始。

メニュー①:お湯を入れて混ぜるだけで待たずに完成する『QUICK』シリーズ第一弾、『すじ青のり香るポテトピュレ』(左)
メニュー②:安達太良山をイメージマウンテンとしたブランド初のビーガン仕様メニュー『ボルケーノ キーマカレー』(右)
「MOUNTAIN GOURMET LAB.(マウンテン グルメ ラボ)(以下MGLと省略)」は、「山は最高のレストランだ」をモットーに、山での食体験を進化させることを目指し、2023年9月に発足したクラフト・ヤマメシ・ブランドです。
MGLは、2025年7月14日(月)に2種類の新商品を全国の登山用品店及び自社ECサイトにて発売する予定です。
■新商品紹介
◎すじ青のり香るポテトピュレ

1,180円(税込)
内容量 / 出来上がり量*: 63.8g / 313.8g*
*出来上がり量は、調理工程や気温などにより多少のばらつきが発生します。
お湯を入れて混ぜるだけで出来上がり!
待ち時間ゼロのマウンテングルメが登場しました。
海藻界の「香りの王様」とも言われる「すじ青のり」をたっぷり使った、
もっちもちのポテトピュレ。
爽やかな香りと無添加ポテトのピュアな旨味を、シェフの一捻り効いた味付けで。
磯焼けにより減少しつつある海藻の研究と、栽培、新しい食べ方の提案を通して、
海を豊かに蘇らせることを目指す「合同会社シーベジタブル」とのコラボ商品でもあります。
山から海へ、流れ出た生命をまた山の上で食す。
シーベジタブルの研究所がある伊豆を代表する名山、天城山をイメージして作りました。
粉末ミルクやチーズパウダー、オリーブオイルなど加える事でさらにリッチな味わいになります。
主食としても、副菜としても楽しめる新たなマウンテングルメをお楽しみください。
●作り方
①沸騰したお湯を袋内側のCの線まで入れます。
②袋の底からほぐすようにかき混ぜます。
③景色とともに、味わいましょう!
●STORY
「日本の海からどんどん海藻が消えていっているのって知っていますか?」
シーベジタブル共同代表の友廣さんと出会ったのはかれこれ1年半前。
温暖化とそれに伴う海の生態系の変化が原因で起こる「磯焼け」に、
海藻の地上/海面養殖を通じて立ち向かう彼らの事業の意義深さと
海藻の食材としての奥深さに魅せられて、
我々もなにか協力できることがないか、一緒に新しい海藻食の未来と考え続けていましたが、
シェフ田嶋がまたやってくれました。
香り高く、タンパク質も豊富なすじ青のりを機能面でも味わいでも活かしながら、
シンプルだけどしみじみと美味しい一皿ができました。
さらには、今までのMGLの弱点の待ち時間が長いという点までも克服。
時間のない日帰り山行にも、さっと栄養補給して出発したい朝食にも食べやすいメニューです。
●シェフより一言
海外の登山者の食事情を調べていて、すごく憧れたのがマッシュポテトでした。
ハイカーたちがインスタントマッシュポテトにグレイビーソースやツナ、サーモン、乾燥野菜を加えて栄養価を高めてるのを見て、なんだか妙に美味しそうで、自分たちで美味しいのを作りたくなりました。
そして出来上がったこの”すじ青のり香るポテトピュレ”。シーベジタブルが手掛ける香り高いすじ青のりを使わせてもらう事でお湯を注いだ瞬間から美味しさが始まります。味付けは最小限で、シンプルにした分食べ飽きしない、ピュアな美味しさが魅力のマッシュポテトになりました。
仕上がりがとても滑らかで舌触りがいいので、今回あえて、”ポテトピュレ”と名付けました。
●シーベジタブルについて
シーベジタブルは、海藻の持つ可能性に着目し、環境再生と新たな食文化の創出を目指すフードテック企業です。持続可能な陸上養殖や海面養殖の技術を活かし、種苗から加工・販売まで一貫した体制で、海藻の安定供給と利活用を進めています。
主力商品のひとつ「すじ青のり」は、青のり類の中でも特に香りが高く、鮮やかな色合いや絹のような食感が特長。地下海水を用いた陸上培養によって、季節に左右されず高品質な海藻を年間を通じて生産しています。
詳細につきましては、以下をご参照ください。
・シーベジタブルの事業内容(https://seaveges.com/blogs/services)
・すじ青のりについて(https://seaveges.com/blogs/column/seavegetable_sujiaonori)
◎ボルケーノ キーマカレー

1,980円(税込)
内容量 / 出来上がり量*: 95.5g / 345.5g*
*出来上がり量は、調理工程や気温などにより多少のばらつきが発生します。
重奏的なスパイスで仕上げたマサラソースと、ジューシーなトマトが赤い山肌のような層を作り、
そこに大豆ミート、オニオン、ヒマラヤ岩塩が火山礫/火山岩のように散りばめられている。
複雑な旨味が広がる「ビーガン仕様の」キーマカレーです。
安達太良山の爆裂火口に圧倒されたシェフが
「地球の鼓動をそのまま食べるような料理を」という想いをこめて生み出したのが、この
「ボルケーノ・キーマカレー」。
ホットで生命力あふれる一皿を、お楽しみください。
お好みで乾燥野菜を加えれば、彩り豊かなベジタブルカレーにも。
●作り方
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クッカーで調理する作り方
①開封し、脱酸素剤(エージレス)を取り出します。
②中身を水250mlといっしょにクッカーに入れ軽くかき混ぜます。
③クッカーを火にかけ、沸騰したら火を止め、蓋をして15分お待ち下さい。
④蓋を取り、もう一度クッカーの底からほぐすようにかき混ぜます。
⑤景色とともに、味わいましょう!
-
直接お湯を入れる作り方
①開封し、脱酸素剤(エージレス)を取り出します。
②沸騰したお湯を袋内側のAの線まで入れます。
③袋を閉じて15分程度お待ち下さい。
④袋の底からほぐすようにかき混ぜます。
⑤景色とともに、味わいましょう!
●STORY
「ボルケーノトレイルという、3つの火山をつなぐロングトレールを作っています。」
安達太良・吾妻自然センター(https://www.adatara.jp/)代表/山岳カメラマンの一瀬圭介氏から聞かされた僕達は早速安達太良山に向かいました。
今も生きている火山の圧倒的なスケール感を目の当たりにしながら、その歴史/文化/福島の自然へのつながりを聞かされた我々はもうすでにこの感動を料理で表現しなければいけないと確信していました。
そこからのシェフは早かったです。
火山のような力強さと、そこが生命の源であるような優しさを、
複雑なスパイスの組み合わせと、トマトを始めとした野菜の甘味を重ね合わせてどんどん組み立てていきました。
●シェフより一言
私が初めて心から感動した山は、蝶ヶ岳の稜線から見た槍ヶ岳でした。
それは、地球という生きた大地の「背骨」に立っているような感覚——まるで宇宙に近づき、音が消え、世界が抽象になるような体験でした。
MGLの最初の一皿「鶏と舞茸のシェリー煮込み」には、そのときの感動を込めました。
一方で、安達太良、くじゅう、硫黄岳などの火山を歩いたときに感じたのは、この惑星が今も生きているという実感。
地中から立ち昇る湯気や硫黄の匂い、火山の鼓動——それは宇宙観ではなく、惑星感でした。
そんな「生きている火山」を、味で表現したい。
そう思って仕上げたのが、このボルケーノ・キーマカレーです。
火山性を感じさせる香り、スパイスの爆発、そして生命力。
“地球の胎動とつながる一皿”として、ぜひ山の上で味わってみてください。
●マウンテングルメラボについて
コンセプトは「山でこそ美味しいものを食べたいんだ!」
MGLは、商品開発/セレクト/情報発信を通じて山の食体験を進化させることを目指す山を愛するフーディーたちのプロジェクトです。
やりたいことは単純。
山でももっともっと美味しいものを食べられるようにしたい。ただそれだけ。
だって、あんな最高の景色をもった場所で、食べるものまで最高だったら、もう、たまらないじゃないですか。
登山に持っていける機能や栄養価はもちろん大切。でもそれ以上に「美味しい」を一番に考えて、私たちMGLは山の食を考え続けます。
Instagram: https://www.instagram.com/mountaingourmetlab/
●MGLのポイント
①あらゆる絶景スポットを絶景レストランに!運べるレストランです!
山って、レストランロケーションとして最高だと思いませんか?なのになぜかレストランがない。なので運べるレストランを作りました。
最高のロケーションで、すがすがしさと空腹感で満ちた最高のコンディションで、最高の料理を食べる。こんな贅沢あっていいのでしょうか。
それは地上のどんなレストランで食べる料理よりも豊かで美味しい食体験になるのではないか。そんなことを思って、あの絶景とペアリングできるような料理を作っています。
②シェフがゼロから開発!
レシピは全て、ブランドの代表であり食いしん坊の三好が愛してやまないシェフ・田嶋善文(東京のnamidaという、とてもクリエイティブな和食店のオーナーシェフ(詳しくは https://mgl.quest/blogs/magazine/007 ))が開発しています。
作った料理をただ乾燥させただけでなく、乾燥も調理の一つと捉えるからこそ出来上がる今までになかった「これが食べたい」と思える料理を、ゼロから考えて作っています。試作期間は2年超え。素材ごとに乾燥方法を変えたり、調味料の配合タイミングを乾燥を見越して調整するなど、細部まで徹底したこだわりっぷり。製造方法は特許も取得しました。「これを食べるために山に登りたい。そう思えるようなレシピをつくりたい。」シェフの言葉です。
③軽くて簡単、腐らない。
マウンテングルメラボと、水とクッカーさえあれば、どこでも簡単にレストランクオリティーの一皿が楽しめます。
乾燥しているため非常に軽量。調理方法もできるだけ燃料を使わないように、運ぶ水の量も減らせるように考えられています。
常温で1年の保存が可能で、フードロスも出にくいようになっています。
●作っている人
三好 拓朗
普段はブランディング/クリエイティブを手掛ける株式会社パークの代表。山とグルメをこよなく愛するがゆえに新規事業として当プロジェクトを立ち上げました。
田嶋 善文
東京の和食店「namida」(7月下旬まで移転のため臨時休業中)オーナーシェフ。ソムリエ、唎酒師、ふぐ調理師の資格をもつ。フードディレクター/namida works主宰。
●販売会社概要
【株式会社パーク】
・設立:2015年1月9日
・代表取締役:三好拓朗、佐々木智也、田村大輔
・本社所在地:東京都港区北青山3-10-6 第2秋月ビル4F
・事業内容:企業や商品のブランディング・クリエイティブの制作・プロモーション企画制作、登山食の企画・製造・販売、グルーミング用品の企画・製造・販売
●お問い合わせ
お問い合わせは mgl-support@parkinc.jp までお願いいたします。
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