SEREALが、臨床心理士の中島美鈴氏とコラボし、AIを活用してサービスを高速リリース。同じ課題を持つ誰かが“バディ”になって見守る先延ばし克服サービス「SomeBuddy」をリリース

SEREAL株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:安達 誠寛)は、コラボレーション事業として臨床心理士の中島美鈴氏との共創で、ADHDなど先延ばし癖がある人の課題を克服する、オンライン見守りサービス「SomeBuddy」をAIを活用し開発・リリースしました。
背景
ADHDをはじめとする実行機能の弱さや先延ばし癖に悩む人は、日本国内で推計200万人以上いるとされており、「やるべきと分かっていても着手できない」「続かない」という悩みに対し、「誰かと一緒にやる」という社会的プレッシャーや安心感が有効であることが国内外の研究で示されています。
しかし、家庭や職場・学校では常に伴走者を確保することが難しく、オンラインで安全に相互見守りを行える仕組みが求められていました。
そこで、STARTUP STUDIO SEREALが持つプロダクト開発のスキル・ナレッジと、ADHDの時間管理を専門で研究・発信しXで1.2万人以上のフォローを有する臨床心理士の中島美鈴氏の専門的知見を合わせ、オンライン見守りサービス「SomeBuddy」を共同開発しました。
SomeBuddyの概要

SomeBuddyの特徴
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作業日時予約
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15分刻みの時間設定
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3つの作業時間予約:25分(短時間)・50分(標準)・75分(長時間)
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24時間365日いつでも予約可能
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パートナーマッチング
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Focus Now:ワンクリックで即座に日本中のユーザーとマッチング
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作業スタイル別:Desk(デスクワーク)・Moving(家事・運動)・Anything(自由)
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環境対応:Quiet Mode(声出し不可)での参加
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条件フィルター:性別・タイムゾーン・相性を考慮した最適なパートナー選出
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お気に入り・スヌーズ機能でパートナー管理
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バーチャルオンライン作業
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リアルタイムビデオ通話での“一緒に作業している“感覚
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画面共有・チャット機能による適度なコミュニケーション
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サービス発案者 臨床心理士 中島美鈴氏 コメント
「同じタスクに取り組む他者の存在や協働環境は先延ばし行動を減少させ、作業パフォーマンスを向上させる効果があることが、実験的介入研究により示されています。SomeBuddyはオンラインでもその環境を再現し、一人でも多くの“先延ばし癖”に悩む人の助けになると期待しています。」

AI駆動開発と今後の展望
「SomeBuddy」は、AIの専門家である合同会社Humanestとも連携し、AI駆動開発を駆使して短期間・低コストでのローンチを実現しました。
今回の取り組みにより、収益化が困難と言われてきたニッチ領域であっても、初期開発費と改修コストを大幅に圧縮することで、収益化を狙うことが可能になりました。
今後は同アプローチを横展開し、ニッチな市場においても連続してサービスを量産していきます。
STARTUP STUDIO SEREALとは
PMF(立ち上げからPMFまでの01フェーズ)に特化した事業・プロダクト・マーケティングのエキスパートが、「共闘」「共創」「創業」「投資」で良質なスタートアップを量産するスタートアップスタジオです。

PMFのエキスパートが共創で事業を創出するコラボレーション事業
コラボレーション事業では、SEREALの強みであるデジタルプロダクトの開発やマーケティングのアセットと、地方中核企業などのパートナー企業が持つ事業アセットをコラボレーションすることで、それぞれの企業単体では実現が難しい新規事業を創出します。

本件に関するお問い合わせ
SomeBuddyについてのご質問、プロダクト開発や新規事業の立ち上げ、01人材の採用など、なんでもお気軽にご相談ください。
連絡先:contact-sereal@sereal.jp
担当:安永
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