遺伝子検査業、科学鑑定業 のISO認証を取得 ~グローバル企業の証です~ 法科学鑑定研究所
法科学鑑定研究所 株式会社(東京都小金井市)は、国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステム(ISO9001:2015)の遺伝子検査業と科学鑑定業の認証を取得したことを正式に発表いたします。
適用規格:ISO9001:2015 / JIS Q 9001:2015
登録番号:QA240096
認証日:2024年6月17日
認証範囲:遺伝子検査業、科学鑑定業
審査機関:EQA国際認証センター
認証機関:ANSI National Accreditation Board
ISO認証取得の背景
ISO認証は、企業や組織が提供する製品やサービスの品質を管理し、持続的な改善を促進するための国際的な基準です。当社では、犯罪捜査や法科学の分野で提供する鑑定サービスの品質向上と、顧客満足度の向上を目指して、品質管理システムの導入とその運用に注力してまいりました。
今回の認証取得は、これらの取り組みが評価され、国際的な品質基準を満たしていることが認められた結果です。
認証取得までの道のり
当社では、ISO認証取得に向けて以下の取り組みを行ってきました。
品質管理システムの導入: ISOの要求事項を満たすための品質管理システムを構築し、全社的にその運用を開始しました。
内部監査と改善活動: 定期的に内部監査を実施し、発見された課題に対して改善活動を行うことで、品質管理システムの継続的な改善を図りました。
従業員教育: 全従業員に対して品質管理システムの重要性とその運用方法についての教育を行い、全員が一丸となって品質向上に取り組む体制を整えました。
外部審査の実施: 外部の認証機関による厳正な審査を受け、当社の品質管理システムがISO基準に適合していることを確認しました。
ISO認証取得の意義
ISO認証取得には、以下のような意義があります。
顧客信頼の向上
ISO認証は、当社の品質管理システムが国際的な基準に適合していることを示すものです。これにより、顧客に対して当社のサービスの品質と信頼性を証明することができます。特に、法科学の分野では高い信頼性が求められるため、ISO認証の取得により、お客様はこれまで以上に安心して当社の鑑定サービスをご利用いただくことができます。
品質管理の強化
ISO認証取得を契機に、当社では品質管理システムの運用をさらに強化し、サービスの品質向上を継続的に図っていきます。これにより、より高品質な鑑定サービスをお客様に提供し、社会に貢献してまいります。
国際競争力の向上
ISO認証は国際的に認められた基準であるため、当社の国際競争力の向上にも寄与します。特に、海外の法執行機関や研究機関との連携を強化する際に、ISO認証の取得は大きなアドバンテージとなります。法科学(Forensic Science)の分野については、日本と比べヨーロッパやアメリカの方が進歩しています。当社では海外の法科学分野の団体や研究所とグローバルな連携を強め、より高品質な鑑定サービスをお客様に提供して参ります。
今後の展望
当社では、今回のISO認証取得を一つのステップとし、今後も継続的な品質向上と顧客満足度の向上に努めてまいります。具体的には、以下のような取り組みを進めていく予定です。
サービスの多様化と高度化
顧客のニーズに応じた多様な鑑定サービスの提供を目指し、技術革新とサービスの高度化を図ります。特に、最新のDNA鑑定技術やデジタル・フォレンジック技術の導入を進め、より精度の高い鑑定を実現します。
従業員のスキル向上
全従業員に対して継続的な教育・訓練を実施し、技術力と品質管理能力の向上を図ります。これにより、組織全体の能力を高め、高品質なサービスの提供を実現します。
国際的な連携強化
海外の法執行機関や研究機関との連携を強化し、グローバルな視点での研究開発を推進します。これにより、国際的な課題解決にも貢献していきます。
結び
当社は、今回のISO9001認証取得を通じて、品質と信頼性の向上に一層努め、犯罪捜査や科学鑑定の現場での課題解決に貢献し、社会全体の安全と公正の実現に寄与することを目指してまいります。
企業名:法科学鑑定研究所
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