シーネットのWMSが、合同会社KITSライン低温物流センターにて21荷主同時稼働。

スモールスタートで物流ＤＸ実現の基盤づくり

株式会社シーネット（以下シーネット、本社：千葉県船橋市、代表取締役社長：内野　靖）は、鏡運送グループ 合同会社KITSライン（以下KITSライン、本社：佐賀県神埼郡吉野ヶ里町、代表社員：前田 純男）の低温物流センターにおいて、クラウド型倉庫管理システムci.Himalayas/R2（以下、WMS）を導入、21荷主同時稼働したことを発表します。

KITSラインは、九州を基点に、広域低温及び３温度帯輸送と低温倉庫を保有し、「安全、安心、誠実」をモットーに 、お客様に最適なトータル物流サービスを提供している物流企業です。
同社は、佐賀県が実施する令和３年「(卸・物流業対象)DXフラッグシップモデル創出事業費補助金」事業に選定され、率先してDXを推進されています。今回のWMS導入は、DＸの一環として行っており、これらの取り組みは、佐賀大学経済学部羽石研究室により研究対象とされ、調査分析されています。

全文　：　https://www.cross-docking.com/news/kits-start/

【概要】
昨今物流DXが提唱される中で、KITSラインでは、レガシーシステムからの脱却を目指し、システムの刷新を検討、補助金を活用して本格的なDXに取り組みました。
シーネットでは、ハブとなるWMSを他のシステムに先駆け導入し、運用に合わせて必要な機能を第2フェーズでリリースすることにより、早期の基盤づくりと今後のシステム連携の道筋を示しました。

第1フェーズは、約2か月という短期導入ながら、標準機能で複数荷主対応が可能なため、従来の業務の流れを変えることなく21荷主同時稼働を実現。第2フェーズでは、食品の不定貫対応等のカスタマイズを行い、DXを順調に進めました。

 

現在KITSラインでは、他システムをWMSと連携させ、WMSにRPAを組み合わせるなどし、現場の最適化を行い、さらなる荷主拡大に向けて取り組んでいます。シーネットでは、今後もKITSラインが目指す物流DX実現に向けて、段階的な提案をしながら、システム運用サポートをしていく計画です。

【導入ソリューション】
クラウド型 WMS 『ci.Himalayas/R2』
ci.Himalayas/R2は、幅広い業界に対応したクラウド型のWMSです。物流一筋30年で培った経験とお客様の声を反映し作り上げ、10 年連続 WMS パッケージシェア No.1を獲得しております。入庫・出庫・在庫・棚卸・請求など、倉庫管理に必用な機能が、標準で210以上搭載。柔軟なカスタマイズ性も備えており、お客様ごとの異なるご要望にお応えすることが可能です。

 

商品詳細ページ ： https://www.cross-docking.com/service/wms-standard/

 【KITSライン低温物流センター　概要】
所在地　：〒842-0102 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町石動2534-1
面積    ： 敷地　約16500㎡（約5000坪）
床面積　約5000㎡（約1500坪）  倉庫（平屋建）　5000坪
温度帯  ： 冷凍・冷蔵・常温の3温度帯
主要取扱製品： 食品等
業務に関する連絡先　：　KITSライン低温物流センター　0952-55-6037
URL　：             http://www.kagamilog.com/ 

【株式会社シーネットについて】
シーネットは、1992年の創業以来、物流一筋にシステム化による業務効率化と品質向上に取り組んできた、倉庫管理システムのパイオニアです。「現場をＩＴで気持ち良くする」を企業理念に掲げ、営業・開発・サポートまで、プロジェクトに携わる関係者全員がそれぞれの視点で物流の現場を熟知し、物流現場が抱える課題に最適解を提示しています。2011年から10年連続でＷＭＳパッケージ出荷金額No. 1*を達成。現在は、物流システムサービスインテグレーションを通じ、多様な企業の物流戦略をサポートしています。
*デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社『ワークスタイル多様化で拡大する基幹業務パッケージソフト(ERP)の市場展望2021年度版　https://mic-r.co.jp/mr/02090/

所在地 ： 千葉県船橋市本町4丁目41番地19号
代表者 ： 代表取締役　内野 靖
設立    ： 1992年1月10日
ＵＲＬ  :  https://www.cross-docking.com/