オーストリアワインの輸入 昨年比1.5倍で過去最高額を記録

オーガニック先進国 オーストリアワインの確かな歩み

オーストリア大使館商務部

2021年はボトル入りワインの輸入量が過去10年で最低を記録。このような厳しい状況の中、オーストリアワインは輸入額を伸ばし、過去最高の約3億2000万円を達成。昨年比、約1.5倍の成長率は、日本へのワイン輸入上位20ヶ国内でも最高値を示しています。

© AWMB Bernhard Schramm © AWMB Bernhard Schramm

日本での人気、知名度を確実に伸ばしているオーストリアワイン。中でもオーガニックワインやナチュラルワインは世界的にも注目を集めています。
2021年の日本のボトル入りワインの総輸入量は約1億5614万リットル。前年比4.7%の減少を見せるなど低迷しています。その理由としては、飲食店での需要の減少や輸送コスト、運行状況の乱れなどが挙げられるでしょう。

2021年の2リットル以下の容器(主にボトルワイン)でのオーストリアからの輸入実績は昨年比、輸入量では約26万リットルで1.25倍増、金額ベースでは約3億2000万円を計上、約1.5倍増と過去最高となる好成績を残しています。
生産量の70%が自国消費されてしまう貴重なオーストリアワインを、日本でも様々な場所で楽しめるようになってきたのです。

オーストリアでは全耕地の約26%がオーガニックで、伝統を守りながら自然に寄り添った農業が行われています。またオーストリアのブドウ畑は約14%がオーガニックで、全世界平均の6%を遥かに上回っています。

ワインに代表されるオーガニックやナチュラル志向に関し、オーストリアのライフスタイルやトレンドを含めたセミナーが、業界関係者向けの食品展示会にて開催されます。合わせてご案内いたします。

EU No.1 のオーガニック先進国オーストリア ― ライフスタイルの変化とトレンド最新情報
日時:  2022 年 3 月 9 日(水) 11:00 - 11:40
会場: FOODEX JAPAN 2022会場内 海外出展者セミナー会場 (ホール2)
プレゼンター: オーストリア大使館商務部 上席商務官 松本典子
事前申込: http://j.mp/Foodex2022AT_seminar (申込者多数の場合は抽選)

オーストリアでは農家の22%、農耕地の26%が有機農法を実践しており、全ての製品が遺伝子組み換えをしておりません。ヨーロッパでグルメ食品市場として知られるオーストリアの、サスティナビリティへの高い意識、量ではなく質を大切にした環境に優しい農業政策と共に、オーガニックへの関心が高いオーストリアの消費者のライフスタイルの変化や、販売が伸びているトレンドアイテムなどについて紹介いたします。

会場でご紹介するオーガニック製品例
 

© Weingut Wien Cobenzl© Weingut Wien Cobenzl

ウィーン市営コベンツル醸造所:
ウィーン伝統の混植混醸ワイン"ゲミシュター・サッツ"
世界でも唯一、首都の自治体が生産しているワインです。ウィーン市が100年以上に渡り運営しているコベンツル醸造所ではゲミシュター・サッツとよばれる混植混醸の伝統的なワインを醸造。
オーストリアのサスティナブル認証を取得し、来年からのオーガニック認証取得にむけて現在転換中。
 

© Weingut Thomas und Maria Buchmayer© Weingut Thomas und Maria Buchmayer

トーマス&マリアブッフマイヤー醸造所:

ナチュラルワイン、オーガニックワイン

オーガニック栽培とビオディナミ農法を組み合わせたブドウ栽培で、ナチュラルワインとクラシカルなテロワールワインであるオーガニックワインを生産。自然発酵、無濾過、無清澄、SO2無添加もしくは極少量のナチュラルワインは日本でも好評を博し、昨年より日本への輸入が始まっています。
 

 

© Schalk Mühle GmbH & Co KG© Schalk Mühle GmbH & Co KG

シャルクミューレ社:
オーガニックパンプキンシードオイル/シード、各種プロテインパウダー

プロテインパウダーの原料は、パンプキンシードオイルを絞った後の絞りかす。パンプキンの風味が香る美味しさが特徴です。ワインとパンプキンシードオイルを特産とするシュタイヤーマルク州で自家の水力発電や所有森の利用によるカーボンニュートラル、オーガニック栽培(ビオディナミ農法)、地元の農家との協働など、持続可能性を追求した製品づくりをしています。

※パンプキンシードオイルは日・EU間の地理的表示保護製品
 

オーストリア製品企業と直接お話を希望される場合は、オンラインでお繋ぎすることが可能です。
 

Foodex 2022 オーストリアパビリオン商談会
オーストリアの出展者と直接お話いただけるオンライン商談会を開催いたします。必要に応じて、通訳などのサポートもご利用いただけますので、安心してご相談ください。
オーストリアとの時差の関係で開催時間は15:30-17:00(最終日は16:30迄)となります。詳細・お申し込みは以下のリンクからご確認ください。
オンライン商談予約: http://j.mp/Foodex2022AT_meeting

展示会情報
FOODEX JAPAN 2022
日程: 2022年3月8日(火)-11日(金)
時間: 10:00 -17:00 (最終日は16:30まで)
会場: 幕張メッセ
オーストリアパビリオン ブース番号: 1C30(ホール1)
Foodex Japan 2022 URL: https://www.jma.or.jp/foodex/

オーストリアパビリオン参加企業の詳細は以下のカタログからご覧いただけます。
Foodex 2022オーストリアパビリオン出展者カタログ
https://www.advantageaustria.org/jp/events/20220308_Foodex2022.pdf
 
※ 専門展示会ですので、業界関係者の方のみのご来場が可能です。


【ADVANTAGE AUSTRIA Tokyo(オーストリア大使館商務部)】
全世界70ヶ国以上に、約100ヶ所のオフィスを擁するオーストリア連邦産業院(WKO)の貿易機関として、オーストリア国外で活動するオーストリア企業及びオーストリアとのパートナー企業のビジネス活動を幅広く支援しております。
オーストリアの経済を代表する機関として、オーストリアの卓越した製品・技術・サービスを日本の皆様に紹介するため、各種展示会にパビリオン出展しております。
また、オーストリアワインの普及を目指し、オーストリアワインマーケティング協会と共に、オーストリアワインに関する情報提供や試飲会などのイベントを行っています。
URL: https://www.advantageaustria.org/jp/

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会社概要

オーストリア大使館商務部

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URL
https://www.advantageaustria.org/jp/Startseite.ja.html
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区元麻布3-13-3
電話番号
03-3403-1777
代表者名
クリスティーナ・シェッサ
上場
未上場
資本金
-
設立
1957年01月