ブレンボグループ 2022年度 連結業績(IFRS基準)
ブレンボ:2022年決算 売上高 前年比30.7%増の3,629百万ユーロ、純利益 35.9%増の292.8百万ユーロ、財政状態 9月30日時点より128.6百万ユーロ改善、提案配当金:1株当たり0.28ユーロ
2022年12月31日決算:
· EBITDA 625.2百万ユーロ(EBITDA マージン17.2%);EBIT 382.8 百万ユーロ(EBITマージン 10.5%)
· 純投資額及びリース資産増加額 319.6百万ユーロ
· 純金融負債額 2022年9月30日より128.6百万ユーロ減
取締役会長マッテオ・ティラボスキの報告です。「2022年は申し分ない業績で締めくくることができました。売上高、マージン、純利益のいずれも創業以来の最高値を記録しました。当社が運営する主要部門が軒並み好調だったおかげです。長引くウクライナ戦争や原材料市場のインフレ圧力の影響が際立った困難な年だったにも関わらず、これほどの歴史的な業績を達成できました。ここ数年当社が描いてきた戦略には、困難続きの状況の中であっても当社の競争力を最高レベルで効果的に維持する力があることが証明されたわけです。明日のブレンボにとって重要な2つの要素、すなわちデジタル化と持続可能性、これらに焦点をあてて、今後も技術の改革を進めていきます。その方向性の先頭を行くのが、当社が開発した革新的なスマートブレーキシステム「Sensify」であり、最先端の研究拠点としてカリフォルニアに開設した「ブレンボ・インスピレーション・ラボ」です。この進路をさらに強固にするため、2022年10月には、優良な技術系スタートアップ企業を投資対象とする新たなベンチャーキャピタル「ブレンボ・ベンチャー」の設立を発表しました。新たな一年を歩み始めた今、2022年に達成したこの業績を基礎ととらえて、将来に向けた投資を進めていきます。」
2022年12月31日決算
マッテオ・ティラボスキ氏が会長を務めるブレンボ社の取締役会が本日開催され、グループの2022年12月31日締め年次決算が承認されました。
ブレンボグループの連結純売上高は、前年比30.7%増の3,629.0百万ユーロでした。
2021年11月1日のスペインのホタ・ホアングループの買収以降、連結範囲が変わりました。その連結基準で前年同時期の27.6%増です。前年同時期の連結・為替レート基準では、前年に比べ22.0%の利益増となりました。
地理別に見ると、グループが運営する主要な市場のすべてで、当会計年度の業績が前年より伸びています。
売上がイタリアで10.5%、ドイツで33.8%、フランスで18.5%それぞれ増加し、イギリスでは僅かに減少(-1.8%)しました。
EU域外の国では、インドが40.4%増、中国が30.4%増と伸びた一方、日本では-9.6%減となり、
南アフリカは66.1%、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)は48.8%の売上増となりました。
市場別では、乗用車用が30.5%増、バイク用が44.3%、商用車用が19.2%、レース用が23.7%と各分野で伸びています。
2022年の売上原価及び営業経費の総額は2,404.6百万ユーロで、売上の66.3%に当たりパーセンテージ比較では、前年の64.2% を僅かに上回っています。
人件費は総額616.2百万ユーロで、売上比17.0%となり、前年(売上比18.2%)を下回りました。
従業員数は、代理店を含めて2022年12月31日現在14,966人で、前年の13,597人から1,369人増えました。
EBITDAは、2021年が502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)だったのに対し、2022年は総額625.2百万ユーロ(EBITDAマージン17.2%)でした。
2022年12月31日までの1年間の金融収支は8.5百万ユーロ(2021年は5.2百万ユーロ)で、内訳は為替差益が4.6百万ユーロ(2021年は4.4百万ユーロ)、支払利息が13.1百万ユーロ(前年は9.7百万ユーロ)となっています。
現行税法で適用される税率23.1%に基づく見積税額は、総額88.2百万ユーロとなります。
期末の純利益292.8百万ユーロは、前年比35.9%の増加です。
2022年12月31日時点の純金融負債額は、同年9月30日時点より128.6百万ユーロ減少し、502.0百万ユーロとなっています。IFRS 第16号の影響を除く純金融負債額は260.8百万ユーロで、2022年9月30日の負債額より144.7百万ユーロ減少しています。
発展の見込
2023年に入って数カ月、生産量にも生産能力の活用にも順調な成果が出ています。現在のマクロ経済的・地政学的状況に著しい変化が生じない限り、今年は前年に比べ一桁台半ばの増益になるものと見込んでいます。
詳細は英語のフルバージョンでご覧いただけます。
https://www.brembo.com/en/investors/press-releases
ブレンボの連絡先
Laura Panseri – Head of Investor Relations Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 605 2145 @: laura_panseri@brembo.it
Roberto Cattaneo – Chief Communication Officer Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 6052347 @: roberto_cattaneo@brembo.it
Daniele Zibetti – Corporate Media Relations Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 6053138 @: daniele_zibetti@brembo.it
株式会社ブレンボ・ジャパン
https://www.brembo.com/jp/
· 売上高 前年比30.7%増の3,629百万ユーロ(前年同時期の為替レート基準で25.1%増、前年同時期の連結・為替レート基準で22.0%増)
· EBITDA 625.2百万ユーロ(EBITDA マージン17.2%);EBIT 382.8 百万ユーロ(EBITマージン 10.5%)
· 純投資額及びリース資産増加額 319.6百万ユーロ
· 純金融負債額 2022年9月30日より128.6百万ユーロ減
取締役会長マッテオ・ティラボスキの報告です。「2022年は申し分ない業績で締めくくることができました。売上高、マージン、純利益のいずれも創業以来の最高値を記録しました。当社が運営する主要部門が軒並み好調だったおかげです。長引くウクライナ戦争や原材料市場のインフレ圧力の影響が際立った困難な年だったにも関わらず、これほどの歴史的な業績を達成できました。ここ数年当社が描いてきた戦略には、困難続きの状況の中であっても当社の競争力を最高レベルで効果的に維持する力があることが証明されたわけです。明日のブレンボにとって重要な2つの要素、すなわちデジタル化と持続可能性、これらに焦点をあてて、今後も技術の改革を進めていきます。その方向性の先頭を行くのが、当社が開発した革新的なスマートブレーキシステム「Sensify」であり、最先端の研究拠点としてカリフォルニアに開設した「ブレンボ・インスピレーション・ラボ」です。この進路をさらに強固にするため、2022年10月には、優良な技術系スタートアップ企業を投資対象とする新たなベンチャーキャピタル「ブレンボ・ベンチャー」の設立を発表しました。新たな一年を歩み始めた今、2022年に達成したこの業績を基礎ととらえて、将来に向けた投資を進めていきます。」
2022年12月31日決算
マッテオ・ティラボスキ氏が会長を務めるブレンボ社の取締役会が本日開催され、グループの2022年12月31日締め年次決算が承認されました。
ブレンボグループの連結純売上高は、前年比30.7%増の3,629.0百万ユーロでした。
2021年11月1日のスペインのホタ・ホアングループの買収以降、連結範囲が変わりました。その連結基準で前年同時期の27.6%増です。前年同時期の連結・為替レート基準では、前年に比べ22.0%の利益増となりました。
地理別に見ると、グループが運営する主要な市場のすべてで、当会計年度の業績が前年より伸びています。
売上がイタリアで10.5%、ドイツで33.8%、フランスで18.5%それぞれ増加し、イギリスでは僅かに減少(-1.8%)しました。
EU域外の国では、インドが40.4%増、中国が30.4%増と伸びた一方、日本では-9.6%減となり、
南アフリカは66.1%、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)は48.8%の売上増となりました。
市場別では、乗用車用が30.5%増、バイク用が44.3%、商用車用が19.2%、レース用が23.7%と各分野で伸びています。
2022年の売上原価及び営業経費の総額は2,404.6百万ユーロで、売上の66.3%に当たりパーセンテージ比較では、前年の64.2% を僅かに上回っています。
人件費は総額616.2百万ユーロで、売上比17.0%となり、前年(売上比18.2%)を下回りました。
従業員数は、代理店を含めて2022年12月31日現在14,966人で、前年の13,597人から1,369人増えました。
EBITDAは、2021年が502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)だったのに対し、2022年は総額625.2百万ユーロ(EBITDAマージン17.2%)でした。
2022年12月31日までの1年間の金融収支は8.5百万ユーロ(2021年は5.2百万ユーロ)で、内訳は為替差益が4.6百万ユーロ(2021年は4.4百万ユーロ)、支払利息が13.1百万ユーロ(前年は9.7百万ユーロ)となっています。
現行税法で適用される税率23.1%に基づく見積税額は、総額88.2百万ユーロとなります。
期末の純利益292.8百万ユーロは、前年比35.9%の増加です。
2022年12月31日時点の純金融負債額は、同年9月30日時点より128.6百万ユーロ減少し、502.0百万ユーロとなっています。IFRS 第16号の影響を除く純金融負債額は260.8百万ユーロで、2022年9月30日の負債額より144.7百万ユーロ減少しています。
発展の見込
2023年に入って数カ月、生産量にも生産能力の活用にも順調な成果が出ています。現在のマクロ経済的・地政学的状況に著しい変化が生じない限り、今年は前年に比べ一桁台半ばの増益になるものと見込んでいます。
詳細は英語のフルバージョンでご覧いただけます。
https://www.brembo.com/en/investors/press-releases
ブレンボの連絡先
Laura Panseri – Head of Investor Relations Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 605 2145 @: laura_panseri@brembo.it
Roberto Cattaneo – Chief Communication Officer Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 6052347 @: roberto_cattaneo@brembo.it
Daniele Zibetti – Corporate Media Relations Brembo S.p.A.
Ph. +39 035 6053138 @: daniele_zibetti@brembo.it
株式会社ブレンボ・ジャパン
https://www.brembo.com/jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像