体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI」がプレオープン!2024年4月から本オープン、体験を充実させ一般のお客様宿泊も可能に。
リサイクル率14回日本一の大崎町で様々な環境負荷を軽減工夫したリノベーション施設で“資源がぐるりと巡る未来の暮らし”を体験!
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(所在地︓⿅児島県⼤崎町 代表理事 千歳 史郎、以下⼤崎町 SDGs 推進協議会)は、リサイクル率日本一を14回獲得している大崎町で、循環型社会「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」を体感できる施設を2023年度から順次着工・展開しています。その第一弾として、体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI(サーキュラーヴィレッジホステルグルリ)」の建物が完成し、本日12月21日(木)にプレオープンいたしました。それにあわせ、竣工式及び内覧会が開催されました。
本施設は、大崎町で25年続く分別の取り組みを体験できることはもちろん、既存の建物を改修し、高い断熱性や地域内資源循環を目指した内装など “大崎町らしい建物“として、環境負荷を軽減した様々な工夫を施しております。
プレオープン期間中は大崎町SDGs推進協議会の関係者を宿泊対象とし、一般のお客様が宿泊できる本オープンは、2024年4月を予定しており、より体験する要素を加えていく予定です。また、2024年1月9日(火)~1月12日(金)には、地域住民の方々に施設を内覧していただく「OPEN HOUSE」も予定しております。
本オープンにむけ、大崎町ならではの工夫が詰まった本施設を多くの方にご体験頂れば幸いです。
12月21日実施 竣工式&内覧会レポート
日 時:2023年12月21日(木)13:00〜竣工式/13:30~内覧会
場 所:circular village hostel GURURI(鹿児島県曽於郡大崎町菱田2433)
内 容:建物完成のお披露目として関係者や地域の方々をご招待し、協議会代表理事 千歳史郎 挨拶、来賓祝辞、鍵渡し、施設概要説明、キッチン天板除幕、内覧会
◎大崎町SDGs推進協議会 代表理事 千歳史郎よりコメント
この度は弊協議会の体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI」の竣工にご尽力頂きました皆様、また「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」の実現に向けて企業版ふるさと納税を通じてご支援頂きました企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
本施設は、大崎町が25年に渡って積み上げてきた資源リサイクルの取り組みを一層社会に広げていくことを目的としています。本施設が大崎町民と町外の方々、またこれからの資源循環型社会をリードする方々との結節点になることを願っています。2024年4月の本オープンの暁には是非ご宿泊いただき、大崎町のこれからの可能性を肌で感じて頂きますと幸いです。今後とも宜しくお願い申し上げます。
「circular village hostel GURURI(サーキュラーヴィレッジホステルグルリ)」について
●目的
本施設は、「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」を体感できる施設の第1弾として大崎町SDGs推進協議会が手掛けたものです。現在、大崎町は25年続くリサイクルの取り組みが注目され、日本だけでなく海外からも、取り組みを学ぶために多くのお客様が来町しています。本施設を拠点に、リサイクルの基盤となる「町民の生活」を共有・体感し、本質的に広めることでより日常にリサイクル行動が溶け込む製品・サービス・仕組みづくりの促進に貢献し、未来の暮らしづくりに携わる行政・企業・教育機関の足がかりになることを目指しています。
●施設内容
本施設は、元県職員住宅を再利用(改修、リノベーション)した、分別体験を主軸とした「体験型宿泊施設」です。町内外の様々な人にとっての「みんなが集える別荘」という位置づけを目指しました。大きなアイランドキッチンは大崎町で使われてきた資材を活用、大崎町らしいストーリーのある設備です。多人数でにぎやかに作業しながら一つの体験を共有し、またその結果も写真等で残しやすいデザインを意識しました。また建物全体としては、再生可能エネルギーの利用を推進し太陽光パネル及び木質バイオマスによる給湯設備を導入しています。加えて、それらを効率的に運用するために国が定める断熱等級6の性能水準を実現しました。家具や家電等のインテリアに関しても従来的な消費行動にならないことを意識し、地域にある資源の活用(地産地消)やPaaS等の資源循環に即したサービスの導入などを行い、全国的にみても先進的な取り組みを実際に体験できる施設となっています。
分別体験キッチン1.0
町外の方でも大崎町の家庭ごみ分別が体験できるキッチン。滞在するみんなで分別を楽しくワイワイできるアイランド形式です。町民の方も、ここで各家庭のノウハウを共有することで、分別キッチンの機能開発に携わることができます。住民の方々と一緒に作ったキッチン天板は旧大丸保育園の床材を、足組には解体で出た廃材を使用しています。
地域資源の活用
地域でこれまで使われてきた素材・家具をところどころに導入。滞在するみんなが集うリビングのローテーブルは、通常廃棄されてしまう台風被害で倒木した樹木から、レ スキューした大崎町産の木材を使用。「資源循環がベースとなった社会における在りよう」を先取りしたようなインテリアデザインにしています。
優れた断熱・気密性能
GURURIは、断熱材の使用や窓のトリプルガラスなどで高い断熱・気密性能を実現。6畳向けのエアコンで一棟まるごとカバーしています。 2025年に省エネ基準への適合が義務化、2030年にはより厳しい断熱性能が求められるようになります。鹿児島県内でも住宅の省エネ性能を求める方が増えています。
リユース太陽光パネル
GURURIの電力は、再エネ電力販売契約モデルによる太陽光パネルを導入。地域内再エネ利用率向上への貢献と同時に、契約先であるおおすみ半島スマートエネルギー株式会社と連携し、リユース太陽光パネル導入の実証実験を行っています。リユース太陽光パネルの発電状況の調査や導入時のリスクなどのノウハウを蓄積し、先駆的に地域内での活用の幅を広げるべく取り組んでいきます。
PaaS製品導入
GURURIの家具・家電製品の一部は、定額レンタルサービスを利用しています。これはPaaS(Product as a Servise / サービスとしての製品)と呼ばれるビジネスモデルで、これまで様々な場所で活用され、何度もリ ペア/メンテナンスされてきた製品が利用できるものです。加えてGURURIでは、「利用→返却→修理・清掃→次の方へ」のルートを何度も経た家具・家電製品の最終地点としての導入も試みます。
木質バイオマス利用体験(薪ストーブ、ボイラー)
GURURIの給湯システムには木質バイオマスボイラーを導入。木材燃焼の熱交換により高効率なエネルギー利用が可能です。解体工事で出た木材も利用しています。「自分たちで使うエネルギーを自分たちで作る」敷地内での循環を実現しています。
所在地:鹿児島県曽於郡大崎町菱田2433
延床面積:約100㎡型
構 造:補強コンクリートブロック造、平屋
基本計画・設計:一般社団法人大崎町SDGs推進協議会
実施設計・施工:有限会社新越建設
温熱環境アドバイザー:株式会社おりなす設計室
本オープン:2024年4月予定
※一般予約開始は2024年3月頃予定
内覧会「OPEN HOUSE」開催ご案内
本オープンに先立ち、これから施設をご利用頂く地域住民の皆さんや関係者に向けた内覧会を4日間開催します。ぜひ、施設を見学頂きご意見を頂ければ幸いです。
●日 時:2024年1月9日(火)~12日(金)11:00~17:00
●申 込 先:s.toya@osakini.org 一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 担当:遠矢
<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 団体概要>
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者 :千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
設 立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/
<⿅児島県⼤崎町とは>
⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで 12 年連続を含む、合計 14 回リサイクル率⽇本⼀を達成し、「ジャパン SDGs アワード」内閣官房⻑官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。
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